didiです。第2弾の挑戦が始まりました。
2回続けてのクラウドファンディング?と不思議に思われた方もいらっしゃるかと思います。
詳しいきっかけは本文を読んでの通りです。ご質問などございましたら、ぜひコメントやメールにてお寄せください。
didiの冒険を・心意気を応援したい!という方は、ぜひ私たちと一緒にこのプロジェクトを見届ける冒険をしてみませんか?
さて!今回も素敵なリターンをご用意しております。
今回は秋・冬・春にぴったりのマフラーを追加いたしました。
「パシュミナ」、聞いたことがある方も、聞きなれない方もいらっしゃるかと思います。
天空の小学校に近い標高、およそ4,000m。ヒマラヤの高地に棲むヤギの冬毛のみを使った、とても暖かくふんわりとしたマフラーです。首に巻いてもチクチクしにくいのも特長です。
こちらがヒマラヤヤギ。
一般的なカシミヤよりさらに細く柔らかなヤギの冬毛のみを使用したのがパシュミナです。ヒトの頭髪の5分の1~7分の1という大変な細さ(約0.015mm)と柔らかさのため、機械によって紡ぐことはできません。職人の手によって紡がれた糸は、毛本来の柔らかさを保ったまま、ほど良いしなやかさがあります。
この写真では藍染めを行っています。他の色もアゾフリー(特定の有害物質を発しにくい)のものを使用しています。
糸を染めたら織りの工程に入ります(後染めの場合は織ってから染めます)。
まずは緯糸と経糸の準備です。いずれも繊細な作業で、熟練の職人の腕が必要です。
経糸・緯糸の準備が整ったら、いよいよ本格的な織り作業です。
機械織りをするのにも、途中で糸が切れてしまうことがあるほど繊細な糸を使用しています。こちらの女性は、この工房でも古株で腕のいい職人です。
見事な手捌きですね。
動画では右手に房を持って叩いているような動作が見られますが、これは叩いているのではなく織機上部に繋がった線でシャトルを操作しています。
だんだんとパシュミナが織り上がってきます。
このような複雑な柄のジャカード織のものも。縦糸の動きをパンチカードで操作しています。
織り上がるとこんな感じ!
※上の写真はブランケット・ショールサイズのもので、本プロジェクトのリターン品とサイズは異なります
織上がったパシュミナは、まるで水が流れるように滑らかで、しっとりとした優しい手触り。
検品して、タグを付けて完成です。
今回は、2つの価格帯のリターンをご用意しました。
羽衣のような柔らかさの100%パシュミナのものと、丈夫で使いやすいように経糸にシルクを使用したもの(90%パシュミナ、10%シルク)です。
それぞれに良さがあります!どちらも以前didiのお客様に手に取っていただいたときに「柔らかくてあったかい!」「色つやが綺麗で、エレガント」とお褒めの言葉をいただいたアイテムです。
ご支援のご協力、ぜひよろしくお願いいたします。