「ネパール天空の小学校支援プロジェクト」をご支援くださいまして誠にありがとうございます。今回の報告は送金内容についてと、送金という形をとったことについてのご説明です。
■第1回支援内容
金額:75,000ネパールルピー(送金時点のレート・手数料込みで日本円換算約95,000円)
内容:テンジン小学校の給食調理員の給料半期分
さて、CAMPFIRE第2弾・第3弾ページにてこの3月末から現地に渡航し支援を開始する旨と「現金を送ることはせず、現地に渡航し直接物資を届ける」方法で小学校の支援をすると計画をお伝えしておりましたが、予定を変更し、第1回の支援は送金という形になりましたことをお知らせいたします。(予定変更の理由については先日の活動報告をご参照ください)
しかし、私たちが渡航しようとしまいと小学校の新学期は始まります。支援先の人々の生活のことを考えれば考えるほど、歯がゆい思いでいっぱいでした。
ビシュヌ校長からのメッセージではこう綴られていました。
「給食がなければ、子どもたちは家に帰ってしまう。家で昼食を食べたあと学校に戻ってくるとは限らず、午後の授業がみんな揃ってできないこともあります。
それに、給食調理員には昨年度は満足な給料を支払えなかったんです。今年度はきちんとした給料で雇えることを確約させるために、少し先の期間までの資金があることを証明したいんです。
調理員がいなければ、子どもたちの給食が出せないのです」
CAMPFIRE第2弾、第3弾は資金や支援物資を確実に直接届けるという目的での実施でしたから、今回の送金はその思惑に反しているのでは?というご指摘に対しては、上記の事情に基づく送金ですのでご理解いただければ幸いです。
送金につきまして専門的な話になりますが、透明性ある資金の送金をしておりますことを付け加えておきます。
日本からネパールへ寄付目的の送金は審査が非常に厳しいです。今までdidiが取引先に送金していたビジネス目的の送金とは比べものにならないほどの資金の透明性を金融機関から求められます。これらの審査の末に初めてテンジン小学校に支援金を届けられることを参考までに書き加えておきます。
今回の支援内容のご報告は以上です。
今回の支援内容以外の品物について、ビシュヌ校長から「学用品(カバン、制服など)は去年度のものを使っています。教材は数が足りていません。給食用の食材は備蓄が2か月分ありますが、心もとないです」と聞いています。
第2回の支援までにまた打合せをし、できる支援を行ないます。
※ヒマラヤ渡航後にお渡し予定のリターン品につきましては、リターン到着予定が大幅に遅れますことをお詫び申し上げます。ご支援いただいた方へ、追って詳細をご連絡差し上げます。