▽明日プロジェクト終了となります
現在の達成率は16%、21名の方にご支援をいただいております。
お気に入りに入れてくださっている方、ご支援を検討されている方の中には、目標達成するかどうか流れを見ていらっしゃる方も多いかと思います。
数字だけを見れば、明日までの目標達成は難しい状況ですが、だからといってこのプロジェクトが無駄になることもなく、支援いただいた方々へのリターンも履行されますので、リターン品を確実に手に入れたい場合は、安心してご支援ください。
▽ご支援ひとつの大きさ
目標達成はプロジェクトを行う上で、一番大きな意味をなしますが、それだけであればオールイン方式をとる必要はそこまでないと思います。
今回、当プロジェクトをオールイン方式で行ったのは、目標達成しなかった場合でも、自分の中で納得のいく作品を追求し期間内に完成させること、この作品が自分にとっての最後の作品となることが決定事項であるからです。
『ストレイ・メモリア』制作は、一度は終わった作品をリブートしたいというプロジェクトオーナーの我儘から始まった企画です。そこに賛同いただいた方をスタッフとしてお迎えし、一緒に最高の作品を作ろうとしています。
そのためプロジェクトの支援という形で、作品の完成を楽しみにしてくれている人がいる、制作を応援してくれている人がいる、この事実がとても大きな意味を持ちます。
自分やスタッフのためだけではなく、待ち望んでいる人のためにも完成させたいと思えるからです。
作品の制作、特に長編で一番難しいのは完成させることです。それはインビジブル、蒼のフラグメントを作っていて痛感しました。それでも形にしようと頑張れたのは、作品を待ち望んでいる人がいたから。
自分ひとりが支援したからといって、意味がないということは全くございませんし、金額の大小も関係ありません。
ストレイ・メモリアの完成を楽しみにしてくださっている方がいるという事実が重要なのです。
▽パッケージ版の部数について
とはいえ、活動報告に記載したとおり、長編ノベルゲームをボイス付きで制作するということは、かなりの金銭的負担があるのは事実です。
★第一回活動報告:
https://camp-fire.jp/projects/702453/activities/521997#main
こちらでも書かせていただきましたが、支援金額や支援者様の人数によっては、パッケージ版の部数を最小にする可能性もございます。
その場合、イベントで頒布できるのは50部以下、通販に回す余裕は恐らくございません。売れ行きや反響次第ですが、再販も難しいかと思われます。設定資料集、サウンドトラックに関しても同様です。
いずれもダウンロード版での販売もありますが、前回のプロジェクトの結果を見ますと、購入するならパッケージ版や冊子など形に残るものが良いという方は多く、イベントでの頒布となるとその場でパッケージを手に取り購入されるお客様も多くいらっしゃいます。
少しでも多くの方にパッケージ版で手に取っていただきたいという気持ちもあり、目標達成ならずとも数量を増やしたいと思っていますので、できる限り多くの方からのご支援をいただければと思っています。
▽体験版のこと
プロローグから2章までの体験版を公開させていただきましたが、かなりギリギリに出すことになり、期間内に触れられないという方もいらっしゃるかと存じます。
また2章までの内容は、支援の判断材料として十分かと言われると、おそらく不十分だと思われます。
ジュブナイルとしての一端はほどよく出せており、リブート前との変化も見えるように仕上がっていると思いますが、ミステリーとしては2章までは仕込みの段階です。
マーダーミステリーであれば、殺人事件が起きた直後くらいの内容であると思われます。推理し、謎を解き明かしていくといったミステリーの醍醐味も、本格的なストーリーの盛り上がりも3章以降になりますので、ミステリーや重厚なシナリオを期待された方にはまだまだ物足りないはずです。
また、公開を優先したこともあり、全ての不具合修正が間に合っておらず、あらかじめお伝えしていたとおりボイスもありません。
そのため体験版をプレイされても、この作品が期待に足るようなものになるか判断することは非常に難しいと思います。
スケジュール上、3章以降を体験版に組み込むとなるとクラウドファンディングの期間を後ろ倒しにしなければならず、体験版以降の収録や整音に差し障ること、また購入後の楽しみを損なう可能性があることから、このような形となりました。
それでもメインキャラクターは全員ある程度の出番があり、グラフィックやサウンド、文章の好みが合うかどうかは判断ができるかと思います。製品版では体験版の内容は大幅に変更することはありませんが、グラフィックやサウンドの増強、シナリオや演出を整えていきます。
プロローグ部分であれば、30分ほどで読み終わります。少しでも惹かれるものがあれば、まずは30分、お付き合いくだされば幸いです。
★BOOTH版(Windows、Mac両対応):
https://lupinuspalette.booth.pm/items/5223515
★ふりーむ版:
https://www.freem.ne.jp/win/game/31780
▽終わりに
前回のプロジェクトを踏まえたリターン品やコースの検討、プロジェクト開始前の告知、プロジェクト期間中の頻繁な宣伝、PR内容の考察、体験版の公開、スタッフの協力をいただきながら、準備期間から数えて2ヶ月近くを制作と並行しクラウドファンディングのために費やしてきました。
広報活動に関しては前回のプロジェクトでかなり控えめにしてしまったのもあり、これ以上は考えつかないと言えるほど行って参りました。
あとは支援を検討されている方に届くかどうかです。
ストレイ・メモリアは広報活動や企画としての活動を除くと、シナリオに注力し集中できています。グラフィックやサウンド、スクリプト、ボイス、たくさんの方が企画に関わっていますが、一人ひとりが企画に真摯に向き合い、手を尽くしてくださっているからに他なりません。
企画を無事遂行し作品を世に出すこと、依頼料を含む謝礼以上の恩返しはありませんが、できることならたくさんの方に作品や活動を望まれているという目に見える形の支えもほしいと思っています。それが制作を行なっている段階でのモチベーションに繋がるからです。
プロジェクトオーナーだけでなく企画に携わっている方の応援、作品がより魅力的になってほしい、製品版に期待する、なんとなく目についたから、どんな理由でも結構です。
ご支援のご検討をいただけますと幸いです。