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【ノベルゲーム】ストレイ・メモリア フルボイス制作

発売中のノベルゲーム『インビジブル 蒼のフラグメント』のリブート作品として制作しております『ストレイ・メモリア』をフルボイス化し、万全な状態で完成・公開するためのプロジェクトです。

現在の支援総額

300,000

42%

目標金額は700,000円

支援者数

40

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/10/27に募集を開始し、 40人の支援により 300,000円の資金を集め、 2023/11/30に募集を終了しました

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【ノベルゲーム】ストレイ・メモリア フルボイス制作

現在の支援総額

300,000

42%達成

終了

目標金額700,000

支援者数40

このプロジェクトは、2023/10/27に募集を開始し、 40人の支援により 300,000円の資金を集め、 2023/11/30に募集を終了しました

発売中のノベルゲーム『インビジブル 蒼のフラグメント』のリブート作品として制作しております『ストレイ・メモリア』をフルボイス化し、万全な状態で完成・公開するためのプロジェクトです。

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▽公開予定日について

前回の活動報告で、今月の17日から19日頃になりそうだとお伝えしましたが、体験版の制作に遅れが生じているため、今月の下旬になる可能性がございます。
なるべく早く公開できるようテストプレイを進めて参りますが、クラウドファンディング期間のギリギリになることも考えられます。
はっきりとした公開予定日が決まりましたら、またお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。


▽リブート前との変化について

今回はリブート前との変化と見どころについてお伝えしたく、記事を書きました。
前日譚となる短編『不可視の少女のクオリア』をプレイされた方なら分かるかと思いますが、『ストレイ・メモリア』は『インビジブル』から話の展開や設定など、さまざまな点が変更になっています。
体験版では二章までの公開となりますが、プロローグから大きく変化しているため、リブート前を遊んでいただいた方にも、新鮮な気持ちでプレイしていただけるかと思います。


たくさんのことが変わっている『ストレイ・メモリア』ですが、変わらないこともあります。
たとえばキャラクター感の関係性。
坂倉と篠塚、霧島とのやり取りはリブート前のとそれと似通っており、ゲームをプレイされた方は懐かしさを感じられるかと思います。


また一部の展開は、リブート前をそのままなぞっています。
二章はメインキャラクターの一人である蓮の悩みと、彼が葛藤しながら成長する姿を中心とした章であり、ストレイ・メモリアでもそこは変わりません。

ですが、ストレイ・メモリアでは蓮と茉莉花の関係性が幼馴染に変わっており、それゆえ茉莉花が何故蓮に対してイライラしてしまうのかを話の中に落とし込んでいます。
そして、蓮の悩みのタネである律とのやり取りも増やし、二人が互いをどう思っているかも、丁寧に描いています。

要所要所で話の視点を変えることで、メインキャラクターたちが裏でどう関わっているかを垣間見ることができるようにしました。


ストレイ・メモリアはリブート前に比べてシナリオのボリュームが増しており、以前にはなかったイベントも多数追加になっています。
怖いものが苦手な主人公は怪異を引き寄せやすい体質であり、そんな彼女のために歓迎会を兼ねて簡易版の百物語をするイベント。
ホラーがメインではないので、内容はそこまで怖くないものになっています。

またリブート前は組織のアジトで行っていたやり取りも、全て喫茶店スノーフレークで打ち合わせという形で行うようになっています。
組織そのものがコンパクトになり、そのためにキャラクター同士の距離感も近くなりました。


・イラストについて

不可視の少女のクオリアにてお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、キャラクターの表情差分はかなり細かく作っていただいています。
特に顕著なのが篠塚で、彼女は元々無表情なキャラクターなのもあり、リブート前の差分は5つでした。現在の彼女の表情差分は15で、3倍に増えています。

笑顔になることは少ないですが、たまにこうして笑ってくれます。

また宗形について、特段差分が多いわけではありませんが、表情の変化がハッキリしており、以前よりも親しみやすさが増しています。

彼もリブート前から大きく変化したキャラクターの一人ですので、注目してもらえると嬉しいです。


表情が細かくあることで、よりキャラクターの表現がしやすくなり、親近感を抱いてもらいやすくなったと思います。
また服装差分についてはキャラクターによって数が異なりますが、リブート前は都合により断念した水着差分も用意する方向で進めています。いつもと違う主人公たちの姿を、存分に楽しんでいただければと思います。

スチルに関しては立ち絵に関わる作業が落ち着いてから、時間の許す限り作っていく方法で進めています。
そのためどれだけの量になるかは分かりませんが、ここぞというタイミングで出していきますので、こちらもお楽しみに。

リターン品の設定資料集につきまして、キャラクターや服装案のラフなども見られます。
悩みに悩んで決めたデザインも多いので、ぜひともお手に取って見ていただきたいです。


・サウンドについて

こちらも不可視の少女のクオリアで聞いていただいた方もいらっしゃるかと思いますが、作中のBGMは全て本作のためにサウンド担当が書き下ろしたものになっています。


今回はあらかじめシナリオを読み、場面にあったものを作って組み込むという手法で作成いただいています。
そのためシリアスなバトルシーンも、カフェで一息つくシーンも、ギャグシーンも、ぴったりのBGMで物語を盛り上げてくれます。
BGMについてはサウンド担当と、動画化して皆様に聴いてもらえるようにしたいと話しているところです。


オープニング、エンディングはBGMとは別の方が作詞作曲をされており、どちらも同じボーカルの方に歌唱してもらっています。
オープニング曲の『アストラルス』は、物語のはじまりを予感させる素晴らしい曲です。
こちらはオープニング動画で使う部分を公開していますので、ぜひご視聴ください。

エンディング曲は歌詞にネタバレを含むため、作中でお楽しみいただくことになるかと思います。

BGM、オープニング、エンディングも、リターン品のサウンドトラックに、フルサイズで収録されます。
ゲームプレイ後に、作中のシーンを思い出しながら、ゆったり楽しんでもらえれば幸いです。


・キャラクターの変化

リブート前ではストーリーを書きながら、キャラクターを作り上げていくところもあったため、設定とのチグハグさや、生かされていなかった設定も多々ありました。
ストレイ・メモリアはキャラクターひとりひとりの役割などを見直し、設定を煮詰めました。

先に出したとおり蓮と茉莉花は幼馴染になっています。

ことあるごとに口喧嘩をするところは変わりませんが、幼馴染だからこそのやり取りも多くなっています。
この状態から二人の関係がどう変化するかお楽しみに。


律には不良少年という設定がありましたが、それを反抗期にシフトしています。
そのため喋り方なども丁寧に、不器用だけど育ちがいい優等生にまとめました。


茉莉花のクラスメイトだった美弥子は、別の学科に所属する動画配信者になりました。
また登場のタイミングもリブート前より早くなっています。
かなり大胆な変化になりましたが、彼女のある部分に関しては、リブート前と変わりません。


篠塚に関して、リブート前は喫茶店での会話が主でしたが、外で会う機会も増えました。
彼女と主人公の間には、リブート前にはなかった関係が生じています。こちらはぜひ体験版で見ていただきたいです。


異能組織のリーダー霧島は、性格を少し柔らかくして人間味を出しています。
特に二章の彼には、リブート前と随分違う印象を受けるのではないでしょうか。
一方同居人になったすずは見た目こそ変化していますが、中身はおてんば娘のままです。


主人公のバイト先の先輩である宗形も、相変わらず美人を見るとつい反応してしまうチャラ男ではありますが、どちらかというとお茶目な陽キャのイメージを強めました。


皆川は短編でお分かりのとおり、喫茶店のマスターになりました。
リブート前は関わりが少なくキャラクター性がしっかり出せませんでしたが、今回はかなり出番が増えています。


追加キャラクターであるひな実と、かなりの変更を加えた香純も、それぞれに重要な役割を持った印象深い人物になっています。

リブート前は学校生活の様子があまり描けなかったのですが、今回は蓮や茉莉花の視点で彼らがどんな学校生活を送っているか、そこでどう話が進んでいくかも見られるようにしました。


ストレイ・メモリアはメインキャラクターだけで10人を超えています。
そのため、一人ひとり個性がはっきり出るように設定を考えました。
初見では苦手だと思ったキャラクターが、ストーリーが進むにつれて受け入れられるようになったり、成長する姿を応援したくなるようにしました。


・ジャンルのこと

リブート前は『現代ジュブナイルファンタジー』としていたジャンルを『現代ジュブナイルミステリー』に変更しています。
もちろん表記だけでなく、ジュブナイルとミステリーを主軸としたストーリー構成を意識して作成しました。
オカルトや都市伝説、異能という目を惹く要素はあるのですが、それをメインに読みたい方には物足りないこと、ジャンルは絞ってアピールする方が良いと考え、このようなジャンル表記になりました。

少年少女が迷い悩みながら成長する青春偶像。
謎を解き明かし真相へと至る推理要素。

この二つが『ストレイ・メモリア』の大きな柱になっています。

メインキャラクターのうち特に高校生の蓮、茉莉花、律、美弥子はそれぞれに悩みを抱えており、それが表面化してから解決に向かっていく過程は特に丁寧に描いています。
心のぶつかり合いの一つの表現として、異能バトルがあります。異能は彼らの成長を表すものでもあるので、そこにもぜひ着目していただければと思います。

ミステリーに関してはガチガチの推理ものではなく、ストーリー進行に合わせて主人公たちと一緒に『真相』に辿り着けるような内容となっています。
主人公が記憶喪失となった理由と失った記憶の謎、ドッペルゲンガーをはじめとする都市伝説や、人々を脅かす怪異の正体、異能とは何かを主人公たちと推理してください。
またキャラクターの中には、それぞれの信念や想いから秘密を抱える者、嘘をつく者、敵対することを選ぶ者もいます。彼らが隠している秘密と、その理由も考えながらプレイしてもらえるとより楽しめるはずです。
物語の後半には、これまでの情報を整理し、話し合うことで謎に迫る推理パートがあります。推理が苦手な方でも楽しめるよう、難易度は低めに設定しています。
推理パート前でも細かな情報を拾い集めれば、ある程度の推測ができるようにしているため、自身で推理しつつ、答え合わせができる構成にしました。


・終わりに

リブートにあたり、初期はそこまで大胆な変化は考えていませんでした。
ですが、インビジブルや蒼のフラグメントを遊んだ方の感想を拝見したり、自分自身もっと良くできると思ったことがどんどん見つかって、プロットも何度も書き換えました。
最終的にこれが自分の思う最高のストーリー、最高の設定と思えるものができ、短編の制作に乗り出しました。
そこからも時折、進行に差し支えない範囲で修正を加え、作りながら完成度を高めています。

プロジェクトページにも書いたとおり、インビジブルや蒼のフラグメントで物足りないと思った方にこそ、ぜひプレイしてほしい作品です。
もちろん、ストレイ・メモリアから作品を知った方、インビジブルが好きでストレイ・メモリアの制作を応援してくださる方にも満足いただけるはずです。

後悔しない作品に仕上げたいので、どうか皆さまのお力添えをよろしくお願いします。

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