先週行いました「ウイングを黒く塗りながら演劇について話そう」 が無事終了致しました!
ご来場頂いた皆様ありがとうございました!
お陰様で演劇の話も沢山できて楽しみながらウイングもすっかり黒くなり、空間がかなり引き締まってきました。
新しい劇場感!
これだけの塗り替えは、通常のメンテナンスでは絶対に出来ません。
皆様からクラウドファンディングを通じて頂いたご支援に、本当に後押しして頂いております。
作品をより良い空間で楽しんで頂く為に、よりよい時間を過ごして頂く為に、もうひと踏ん張りです。来週には客席も新調されます。是非楽しみにしていただけますと幸いです。
クラウドファンディングも残り20日となりました。
引き続きよろしくお願い致します!
そして、皆様に座っていただく椅子も少しずつ改善していきたいと考えております。
ウイングの最前列はどうしても低い椅子にせざるを得ない事情があります。
最前列を高い椅子にすると、天井の高さの関係でどうしても後列から舞台上が見づらくなってしまう為です。
代表の福本がニッセイバックステージ賞を頂いた賞金で購入した座椅子を導入し好評だったのですが、もう少し高い椅子もあると嬉しいのだけれども。
そんな事を思っていた矢先に、京都太秦にある「KYOTO ART THEATRE URU」さんが閉館されるとのご連絡が入りました。
小劇場の維持はやはり大変です。
公演が定期的に行われなければ、劇場としてあり続ける事はできません。
ウイングフィールドも当然例外ではありません。
今回のクラウドファンディングも、継続して魅力的な小劇場で在り続ける為のものです。
綺麗にしても、使って頂ければ頂けなければ意味はありません。
そんな大変さを改めて感じているところ、URUで色々と企画もされていて、ウイングでも公演を行って頂いたり照明家としても何度もウイングに来て頂いている劇企画パララン翠光団の務川智正さんより、椅子を譲って頂けるとのご連絡を頂きました。
実際にスタッフがURUにお伺いした際に、ウイングで活躍できそうな椅子を選ばせて頂き、今日京都から搬入して頂きました!
分厚い座面が座り心地がいい!あと、かわいい!
そして足が短いので、後ろのお客様にも優しい高さです。
お金を使って新しくするだけでなく、今あるものを活かしていく事も、劇場を継続していく上でとても大事な事だと感じています。
ちなみにウイングフィールドには、扇町ミュージアムスクエアからやってきた箱馬、精華小劇場からやってきた平台、can tutku、そして維新派からやってきたベンチなどがあったりします。さながら関西小劇場博物館です。
今度ウイングフィールドに来られた際は、是非一度周りを眺めてみてください。
新しく作る事ができない歴史に囲まれ、支えられた小劇場の今がここにあります。
無くなってしまった劇場の意志も引継ぎつつ、新しい劇場で在り続けるために、引き続きスタッフ一同この場所をより魅力的な空間にしていきたいと考えております!