皆さまのご支援、応援、ご協力を持ちまして、写真展をやり遂げることができました。心から感謝いたします。
清澄白河の美しいギャラリーへは、ふだんから私の写真展へ来てくださる方、関東周辺にいる知人、友人、そしてクラウドファンディングを応援していただいた熊本の方であったり、併設されているカフェやバーにいらしたお客さまなど、さまざまな方にご来場いただき、交流することができました。本当に幸せな時間でした。いつもより若い年齢層のお客さまが多かったのですが、熱心に説明を聞き、質問をしてくださったり、「今度は長野での写真展へ伺います」と言ってくれた人もいました。プラチナプリント作品が、若い人たちの感性に対しても訴求力を持っているという手ごたえを感じることができました。
ご来場いただいた方には、可能な限り、作品に関する説明や撮影時のエピソードなどお話させていただきましたが、それよりも、作品そのものが皆さまに語りかける「何か」があったなら幸いです。
また、清澄庭園「涼亭」で開催したギャラリートークも、たいへん実りあるものでした。
写真展もギャラリートークも私が主催しているものではありますが、最初から自分自身が「中心」にいるというような意識は全くありませんでした。ギャラリートーク後半で座談会形式をとり、そこで、ひとことずつ皆さまからお話をいただいた内容が非常に濃いものであり、それぞれの言葉や表現が、私自身の中にはなかった新しい視点を与えてくれるものであったり、あるいは、深く共感できるものであったり、素晴らしい刺激をいただくことができました。参加された皆さまにおかれましても、それぞれの人生の中で、あのギャラリートークの場が、何がしか、プラスの意味をもたらすものであったなら良いと思います。
昨日は、エネルギーを使い果たした感じがして、何もできませんでしたが、今日からはいつも通りのリズムに戻り、こうして活動報告を書いています。この後は、しばらく、心をこめてクラウドファンディング返礼品の対応をしていきたいと思います。年末までいくつか撮影の仕事が入っていますから、それにも力を尽くし、さらに来年6月と10月に予定している写真展へ向けて、また、その先へ向けて歩みを続けてまいります。
クラウドファンディングページは無くならないようなので、この活動報告もまた更新できると思います。そんなことで、とりあえず、これでまた一区切りとなることをご報告させていただき、写真展をやり切ることができたことへの、御礼のあいさつとさせてください。
本当に、ありがとうございました。