みなさんありがとうございます!
初めての挑戦で、正直達成できるかどうかまったくわからなかったのですが、
こんなにたくさんの皆様の心強い応援をいただけたこと、うれしい驚きと感謝でいっぱいです。
なんと開始から3日で、目標金額を達成することができました!
東京での写真展がみなさまの応援をもって開催できることがなによりうれしいです。
ご支援いただき、そして宣伝をしていただいた皆さん、応援して下さった皆さん、
ほんとうにありがとうございます。
誰もが依頼していただけるプラチナプリントのラボをつくりたい。
東京での写真展はそのための第一歩です。
皆様のおかげでそのプロジェクトを達成し、次の目標400,000円までも果たすことが出来ました。
写真展までのプロジェクト期間、皆さんのお力をいただきながらさらに先へと進んでいきたいと思います。
次の目標として、ラボの設備をさらに充実させることなど、必要なものをいろいろ考えてみたのですが、
「今ほんとうに望んでいることはなんだろう」ともう一度考えたとき。
それはやはり「プラチナプリントをもっと多くの人に知ってもらうこと」でした。
まずはこの素晴らしい印画に出会ってもらいたい。
そのためにこのクラウドファンディングを立ち上げたのでした。
最初の支援者のみなさんが火を持ち寄って、ここに燃え立つことができたこのキャンプファイヤーの火の周りに、関心や興味をもった人たちがもっと集まってきてほしい。
そう考えると、次のネクストゴールは金額よりも、支援いただく人の数が増えることが、なにより望むことでした。
そこで、次のネクストゴールは、「支援者数100人」を目指したいと思います。
どうぞ皆さん、引き続き呼びかけに力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
そして東京での写真展、ぜひ!みなさん見に来て下さい!
北原祐一プラチナプリント写真展 「What am I doing here?」
・日程:2023年11月15日(水)~19日(日)
・場所:清澄白河(東京都江東区)エリア
・会場:GALLERY KLYUCH [ギャラリークリューチ]
東京都江東区三好3-1-14 (清澄白河A3出口より徒歩10分)
カフェ&雑貨 「le bois / ル・ボア」内
・ギャラリートーク・プラチナプリント談話会(最終日)
期日:11月19日(日) 10:30~12:00
清澄白河の紅葉の美しい会場で、北原祐一によるギャラリートークとプラチナプリントの談話会を開きます。
2023年10月3日 北原 祐一
自己紹介とこのプロジェクトについて
皆さんこんにちは。
写真家、プラチナプリンターの北原祐一と申します。
現在、長野県長野市と佐久市を拠点に活動をしています。
フォトグラファーとして活動するとともに、プラチナプリントの印画を請け負う仕事をしています。
皆さんは「プラチナプリント」をご存じでしょうか。
モノクロ写真の表現に惹かれる方には、ぜひ一度は見て欲しい印画です。
プラチナプリントは、希少な貴金属であるプラチナとパラジウムを感光素材に使った、品格のある美しいモノクロームのプリントで、紙の耐久性が保たれる限り褪せない "永遠の画像" と言われています。
写真プリントは、パソコンとプリンタによって簡単に印刷されることがほとんどの昨今ですが、一点一点手焼きによって作成される印画手法の中でも、その最高峰と言われているのがプラチナプリントです。
「銀塩写真」といわれる従来の印画と違い、ほとんどの方にとって初めて聞くものかも知れませんし、実際に目にする機会もなかなか無いと思います。
現在プラチナプリントを請け負っているラボはたいへん少なく、今はごく一部の写真家が愛好するに留まっていますが、このプリントに出会えば、そのアート作品としての表現力、そして五百年とも千年とも言われているその耐久性から、自分の作品をプラチナプリントで残したい、と思う人は少なくないでしょう。
この印画をもっと多くの方に触れてもらいたい。まずは"実物"を一目見ていただきたいのです。
紙の上に表現される微細な質感、陰影、階調。それは画面を通してその美しさや作品の迫力を伝えることはなかなかできないものです。
プラチナプリントが表現する世界に出会ってもらいたい。
そしてプラチナプリントでご自分の大切なものを表現し残してもらいたい。
そのために東京で写真展を開催したい。
それがこのクラウドファンディングの主旨です。
プラチナプリントには非常に優れた、高い芸術性があります。ほんの少し褐色を帯びた色調とやわらかいトーンが生み出すノーブルな美しさは、時を経たビンテージプリントのような雰囲気を持っています。
写真とは、他の何よりも記憶との結びつきが深いアートであり、プラチナプリントはまさに人の人生の寄り添うような、感性の表現力を持ったプリントです。
だからこそ私は、現在のように一部の写真家が自作品をアーカイブするための用途にとどまらず、広く一般の人にも、長く保存したい「大切な一枚」があるならば、プラチナプリントをぜひ使ってほしい。
その存在を知ってもらい、利用してもらえる場を整えていきたいという思いがあります。
そしてご自分の作品の表現方法を模索している方にも、このプラチナプリントの魅力に触れていただき、表現方法の一つとして作品をさらに価値あるものに仕上げてもらえたらと思っています。
まずは皆様にぜひ出会ってもらいたい。
そしてこのプロジェクトの延長線上には、この印画技術にさらに磨きをかけて、定常的にプラチナプリント作品の制作を請け負えるラボ(工房)をつくりたいという思いがあります。
ごく一部の人のものとしてではなく、プラチナプリントもっと広くどなたにでも使ってもらいたい。
そのための一歩として、プラチナプリントを多くの方に実際に鑑賞いただける写真展の東京開催について、ぜひとも皆さんの応援をよろしくお願いいたします。
そしてどうぞぜひ見に来てください!
プラチナプリントとの出会いから今まで
プラチナプリントの発祥は、実は150年前というたいへん古典的なプリント技法なのですが、高価な貴金属を使うこと、作業効率や利便性の低さからすたれてしまっていました。それが近年になって、その美しいモノクローム表現と恒久性が見直され、アート作品の印画として再び脚光をあびています。
私がはじめてこのプリントに出会ったとき、その独特の色調、美しさ、表現の力に魅了されてしまいました。
そのときまさに写真家の私が求めていた表現方法として、この手法の探求が始まったのです。
ネガの制作からはじまり、紙選び、薬品の調合、印画紙制作、そして焼き付けと現像、すべてが知識や技術の伴う職人的な手作業で、何度も試行錯誤を繰り返して経験的に学んでいきました。
そして手法がある程度確立できてきたときには、数少ないながら写真家の作品制作依頼や、また大切な写真をプラチナプリントで残したいという方からも依頼を受けるようになりました。
そのころには、この私の経験と技法をさらに多くの方のために役立てたいと思うようになっていました。
プラチナプリントの魅力
現在の写真プリントのほとんどは、デジタルデータをプリンタで出力することにより印刷されます。
誰でも簡単に作品作りができるようになった反面、その表現になにか物足りなを感じる方も多いのではと思います。
作品の表現を追求するプロの写真家はもとより、最近では一般の若い人にもフィルムから光で印画紙に焼き付けるという前時代的なアナログの「銀塩」写真が、その味わい深さから見直されてきています。
デジタルで高音質な音源がダウンロード一つで手に入る中にあって、アナログレコードの表現力がぐっと魅力を増しているのも、この同じような流れではないでしょうか。
古典的な印画技法の中でも、感光素材に銀でなくプラチナ・パラジウムという貴金属を用いるという、独特な表現の力を持ち恒久的に褪せないプラチナプリントは、実在感としての力があり、モノトーン表現の中でも最高峰の印画技法と評されています。
薬品の調合:3種類の薬品をスポイトで滴下して調合します。
印画紙の制作:調合した薬品を刷毛で支持体(紙)に塗布して印画紙を作ります。
デジタルカメラが普及する前のフィルムカメラで使われていた一般的な「銀塩」写真では観光素材に「銀」が使われます。
昨今のようなインクジェットプリンターによる出力でない、従来からの写真プリントは、シルバーゼラチンプリントと呼ばれます。これは銀粒子の感光性を利用したものであり、画像は銀粒子で形成されます。これに対してプラチナプリントは、プラチナ粒子が画像形成しますが、プラチナプリント制作者の多くは、プラチナとパラジウム(プラチナと化学的性質の近い貴金属)の混合感光剤を使用するため、実質的には、プラチナとパラジウムの粒子が画像形成することになります。私の制作するプラチナプリントもこれにあたります。
プラチナプリントの技法は、1873年にイギリスのウィリアム・ウィリスによって発表されました。しかし、プラチナが高価であることや他のプリント技法の利便性に対抗できず、1920年頃には衰退し、忘れ去られていました。ところが、1970年代に入ってからこの技法がアメリカで復活し、欧米や日本でもプラチナプリントの制作者が出てきています。
露光:印画紙にネガを直置きし、密着させて、紫外線で露光します。
現像:露光が終わった印画紙に現像液を流しかけて現像します。
プラチナプリントはいわば職人的な技巧であり、一つ一つの工程が経験や微細な感覚が必要です。
使用する薬品もたいへん高価で、環境管理も難しく、そのすべてが刷り手の経験感と手作業によるものです。
国内でプラチナプリントを請け負っている会社やラボは数えるほどしかなく、あとは表現手法を突き詰める写真家が自分の作品製作のため独自に行っている、ということがほとんどです。一般の人はもとより、プロの写真家であってもなかなか手が出せないものでもあります。
こんなラボにしていきたい
このすばらしい印画技法を、もっと多くの方に作品の表現として提供できますように。またもっと日常な、思いを込めて居間の壁に飾る大事な一点の写真のような、そんな皆さんの大切な写真を恒久的に残すお手伝いができますようにと思っています。
今の状況では、依頼がある都度、薬品等を調達し、場を整え、その一点のためにかける原材料費だけでもかなりの高額になってしまいます。
現在は、写真家として自分の作品をプリントしたり、外部(写真家など)から注文が入ったときだけ薬品等を整えて、その1作品毎に場を立ち上げてプリント作業をしています。
プリントに使う薬品がたいへん高価であったり、いったん使い始めると、使用期限のある薬品もあるため、そういうかたちをとらざるを得ない状況です。しかし、本来的には、単発的でなく、定常的にプラチナプリント作業ができるようラボを稼働させたいと思っています。
現在はかなり高価なプラチナプリントも、求める人が増えることである程度価格を抑えて提供できます。そうして、多くの人にプラチナプリントを利用してもらえることが目標です。
(写真)
この10年間、地元である長野県内で9回のプラチナプリント写真展を開催してきました。
多くの人にご来場いただき、良い評価もいただきましたが、同時にそれを広げていく必要性も感じました。SNSなどを利用した発信もしていますが、やはり、それだけでは不十分です。
より多くの人…これまで、プラチナプリントについて全く知らなかった一般の人、プロの写真家、ギャラリーの関係者、出版社の関係者など…に、私のプラチナプリントを見てほしい。
それには、東京において写真展を開催するのが次の一歩だと考えました。
そしてそれには声を上げて、クラウドファンディングという形で、皆さんの応援を仰ぎながら行うという、自分史上初めての挑戦をしようと思い立ちました。
東京での写真展開催にはそれなりのコストがかかります。
それを何とかしたいがためのプロジェクトではありますが、私の正直な気持ちを言えば、皆さんの応援を力にしたい、背中を押してほしい、と思っています。
プラチナプリントが私に表現の世界を与えてくれました。
そしてこのクラウドファンディングを通して、より多くの方にプラチナプリントというものについて知ってもらえることを願っています。
東京での写真展
写真展の会場と日程はプロジェクト開始前にすでに決定しました。
作品の準備もすでにはじめています。
北原祐一プラチナプリント写真展 「What am I doing here?」
・日程:2023年11月15日(水)~19日(日)
・場所:清澄白河(東京都江東区)
・入場無料
・ギャラリートーク・プラチナプリント談話会(最終日)
さらに詳細が決まり次第、追ってお知らせしてまいります。
資金の使い道
東京にて5日間の写真展を開催するための費用
ギャラリー会場費、作品制作費、運搬費、交通費、滞在費、チラシ等作成費、通信費
及びクラウドファンディング手数料
合計 300,000円
もしさらにご支援がいただけたら、定常的なラボを整備するための資金として、最低限必要な薬品代約100,000円に当てられましたら次の大きな一歩になります。
リターンについて
7つのご支援金額毎にそれぞれ別添のようなリターンをご用意しました。
ご支援いただいた皆様へは、写真展へのご招待状をお送りいたします。
なお、最終日にギャラリートークを予定しておりますが、追って情報をお届けしていきます。
リターンのアイディアを探す中で、写真展に来られないという方にもプラチナプリントに触れていただけるように、小さくてもなんとかご支援いただいた皆さんに実物のプリントをお送りできないか考えました。
そこで、プラチナプリント実物での栞(しおり)を作成する試みを考えました。5,000円以上のご支援をいただいた皆様へ、小さいながら本物のプラチナプリントをお届けします。
リターンの一つには「ポートレート撮影」を設定しました。
私はフォトグラファーとして普段撮影の仕事をさせていただいています。主に音楽家・アーティストの方からの依頼がたいへん多いのですが、一般の方も含めポートレート撮影の需要は多く感じます。
今回は写真展においでいただいた方に私の用意するカメラ機材でポートレート撮影をするリターンをご用意しました。あらかじめご来場日時を連絡いただいてその場で撮影をさせていただきます。
また当日ご無理な方も、あらためての撮影が可能な場合もありますので、できるだけご相談に応じたいと思います。
そして今回展示する作品も含め、プラチナプリント作品をリターンとしてご用意いたしました。
詳しくはそれぞれのリターンをどうぞご覧ください。
最後に
今年2023年は、私にとって節目の年です。
プライベートな話ですみませんが、予定している写真展の期間中に還暦を迎えます。また、妻を突然の病気で亡くしてからちょうど10年、という年にあたるのです。フリーランスのフォトグラファーとして、今年ここから次の一歩を踏み出したいと考えています。
写真展の開催やラボの立ち上げだけでなく、その他、写真に関わる私の活動の全てを通して、誰かの役に立てればいいという思いは強くあります。還せるものはちゃんと還していきたい。
私はアートの力を信じています。写真の力を信じています。一枚の写真が生きる力をもたらすことだってあります。
しかし、それを届けたいと願っている私自身が弱い存在であり、これまでの人生を振り返ってみると、精神的に苦しい時期もありました。妻が亡くなったときもそうでした。
そんなとき、自分から周囲に助けを求めることもできなかったのですが、手を差し伸べてくれた人が少なからずいました。人を頼っても良いのだとそのとき気づきました。
そういった時と今は状況は異なりますが、「背中を押してもらえると嬉しい、応援してもらえたらありがたい」と、この場で言うことができるようになりました。
どうか、皆さんのお力を貸してください。よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る第18回「写真展案内」
2024/04/21 09:49先週、5年ぶりくらいに風邪をひき、回復するのに5日もかかってしまいました。まだ、本調子ではありませんが、予告していた写真展のご案内をさせていただきます。掲載したDMのデザインは、いつもお願いしているデザイナーのKei ZENIZAWAさんによるものです。文字部分の説明をすると、「HOMMAGE a P.J.R 2024」は、私のバラの写真展における共通タイトル様式なのですが、P.J.Rとは、ナポレオンの妻であるジョゼフィーヌに仕え、マルメゾン宮殿の庭にコレクションされたバラの細密画を描いた画家、ピエール・ジョゼフ・ルデューテのことです。つまり、タイトルの意味は「ルデューテを讃えて…」くらいのニュアンスだと思ってください。バラの写真作品は、植物細密画を写真に置き換えた表現であり、私自身、彼の画集「バラ図譜」を持っていて、それを超えることを目標にしています。由来はそんなところにあり、あとは開催年を添えてタイトルにしています。ただ、今回は、special exhibitionです。それは、書道愛好家の Kazue SATO さんとのコラボ展だからです。写真家の渡部さとるさんが、写真集や写真展ではパッケージが大事…とおっしゃられていますが、その意味はとてもよくわかります。私たちは、いつも最初からこういう写真を撮ろうと決めて撮っているわけではありません。特にスナップシューターはそうでしょう。心が動いてシャッターを切るだけです。そうやって撮りためた写真を眺めながら、閃いたテーマで括っていく、ピックアップすることで、パッケージができる。バラの写真も同様です。当然、バラを撮ることは決まっていますが、系統立てて撮ってはいません。そのとき撮りたいバラや状態の良いバラを撮っているだけです。したがって、バラの写真展を毎年開催するとき、それは、「新作写真展」となります。ところが、制作してきた作品におけるバラの品種が130点に達する現在、パッケージを変えることが可能になってきたわけです。「赤いバラだけで写真展をやってみよう」素敵だと思いませんか?赤いバラだけの写真展。新作写真展だけをやっていると、旧作を公開するチャンスがなくなりますが、パッケージを変えれば、過去の写真展で好評だった作品も再び公開できます。そして、赤いバラだけの写真展だからこそのメインタイトル「ばらがさいた」もちろん、マイク真木さんの、あの有名な歌詞から採らせていただきました。この構想は昨年夏くらいには生まれていたのですが、あるとき、書道愛好家の友人にこの話をしたら、「その歌詞書いたことあります」と言うではありませんか!作品も見せていただき、とても素晴らしかったので、「ぜひ写真展で飾らせてください」とお願いしました。その後、あれこれ考えているうちに、歌だけでなく詩や俳句、古今東西さまざまな文学作品に登場するバラに関する記述のいくつかを書にしたためてもらい、本格的なコラボ展にした方が絶対に面白いと思い、昨年秋くらいに改めてそのようにお願いしたところ、快諾していただき、今回のコラボ展になった次第です。ちなみに、DMの題字「ばらがさいた」 も、Kazue SATOさんによる書を私がスキャンして、バラの作品をつくるときと全く同じ手法、つまり、手作業で輪郭をなぞって丁寧に切り出しました。微妙な墨の流れや擦れの何一つおろそかにはしていません。フォトショップの自動選択でも通常倍率で見た目の違いがわからない程度の仕上がりになるとは思いますが、そういった手間の部分に込める「思い」が最後の決め手になると信じるからです。写真展、開催地は長野市ですが、良かったらぜひいらしてください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。(現物のDMはGW明けくらいから発送します) もっと見る
第17回「近況報告」
2024/04/04 14:45新年度がスタートして4日。皆さん、お元気でお過ごしのことと思います。私も新機軸の活動をいくつか並行的に始動させており、例年になく忙しくしています。そんな折、クラウドファンディング支援者の方からご連絡があり、前回の活動報告で紹介したTシャツの購入報告および写真提供をしていただきました。とても嬉しいです。感謝します。この方にお求めいただいたのは、ブルーのTシャツでした。自分では黒や白ばかりなのですが、こうして見ると、ブルーもおしゃれですよね。ブルーの地とモノクロのグレートーンは相性が良いと思いますし、きっと、ピンクなども合いますね。同じデザインでいろんな色が選べます。やっとあたたかくなって、Tシャツの出番も増えそうですから、もしよかったら、お求めいただけると嬉しいです。ショップへのリンク先を貼っておきます。↓Tシャツ販売ショップへさて、こういうグッズ販売することについて、思うことを少し書かせていただきたいと思います。バラの写真作品に関しては、ポストカードをはじめ、マグカップやキャンディポット、ストラップ、トートバックなど多岐にわたるグッズを販売してきた実績はありますが、プラチナプリント作品に関しては皆無でした。それは、過去の活動報告でも書かせていただきましたが、プラチナプリント作品においては、写真の主題(絵柄)とプリントが一体となって意味をなすと考えているからです。ですから、私のインスタなどSNSでも、プラチナプリント作品の絵柄そのもの(つまり、モノクロの写真画像)の公開も極端に少なくなっています。しかし、そうなると、やはりその「写真」を多くの人に見ていただく機会は限定的なものになってしまいます。それは、ちょっと残念な気もしていました。そこで、この機会に、少し柔軟な考え方をすることにしました。プラチナプリントを広めていきたいという方針は変わりませんが、同時に、私自身がどんなモノクロ写真を撮っているのか…ということを、広く知っていただこうということです。私は、「写真を撮る理由」をとても大切にしています。シャッターを切る理由があるのです。それは、主題(絵柄)そのものから伝わるはずだと思っています。一体この写真は「何を撮ったのか」。それを考えたり感じたりしていただくためにも、その方向へ舵を切りたいと思いました。グッズ販売はそのための手段とします。なるべく広く多くの人に…という目的のために、ほとんど原価に近い価格で提供していくつもりです。グッズはこれから吟味して増やしていく予定ですし、もしかしたら、封印していたモノクロポストカードやモノクロ写真集を制作するかも知れません。最後に予告となりますが、6月6日から11日まで、長野市のギャラリーで写真展を開催します。今月半ばくらいに、 真っ先にここでそのご案内をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。 もっと見る
お久しぶりです
2024/02/09 12:06みなさん、ちょっとお久しぶりです。2024年もスタートし、年頭からいろんなことがありましたけれど、もう2月。立春も過ぎました。それぞれにそれぞれの場でご活躍のことと思います。私も新機軸の写真プロジェクトをいくつか同時にスタートさせたり、6月に予定している次の写真展へ向けて準備を進めているところです。ところで、東京での写真展でギャラリートークのあった日、私が着ていたTシャツ(パーカーだったかな?)をご覧になった方から、そのTシャツを販売すれば良いのに…」という声があがりました。写真展で展示した写真をそのままデザインしたものです。今まで、写真展のたびに「個人的な記念として」Tシャツなどを制作したりしていましたが、一般に販売するつもりはありませんでした。そんなに安価でもないので。しかし、せっかくそういう声をいただいたので、もし、ほしい人がいて、品質や値段に納得してもらえたなら、購入できるような体制を整備しておきたいと思いました。そんなわけで、以下のURLからご注文いただけるようにしましたので、ご案内します。https://up-t.jp/creator/60bbfd263bcac品質は商品説明にもありますが、かなり良いと思います。ほとんど原価に近い価格設定です。お求めいただき、着ていただけるなら、嬉しいです。 もっと見る
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