実は、脳性まひの子どもたちを支えているご家族や、福祉・医療の支援者の方々に発行されている冊子への執筆をご依頼いただき、少しずつではありますが、書いているところです。
テーマは「音楽と生きる力」。
生まれてからの人生経験を振り返っているのですが、今こうして「執筆の依頼をしていただける自分」になれているのは、本当に支えを受けて生きてこられたからだなと実感しております。
「支える人」を支える人の存在もとても大切
まず、出生からヴァイオリンとの出会いまでの話だけでもすごいことだと思います。シングルマザーとしてぼくを育てる決意をした母でしたが、祖父母を頼り、4人で暮らすことを選択しました。
そのおかげで、ぼくは父がいなくても祖父が父として親友として向き合ってくれましたし、幸せな日々を過ごすことができたのです。また、父と母が仕事でも、祖母が専業主婦としてぼくを支えてくれました。
ぼくを支える母にも、支えが必要だったのです。祖父母の存在は本当に大きなものだと実感します。
そして後に、ぼくが4歳の時、母が「水晶に脳性まひのリハビリとしてヴァイオリンを弾かせてみたらどうだろう?」とアイデアを思いつきました。誰もが知るある有名なヴァイオリニストであるHさんに憧れ、「Hさんのようなヴァイオリニストになりたい!」と言った時も、ぼくの気持ち・権利を守ってくれました。
もし、母がシングルマザーで仕事・家事・育児に追われ余裕がない状態だと、ぼくにヴァイオリンを習わせてあげたくてもできなかったかもしれません。
例え、生まれつき、障がいがない人でも、「困難」は訪れます。そこで必要なのが「人とのつながり・交流」があれば、困難を乗り越えることや、その状況などを克服することができるのだと信じています。
(ぼくも実際のところヴァイオリニストを続けることが難しい時期があったのですが、その時も尊敬する方々・ファンの皆様の応援・支えを受け、続けてこられました。長くなりますのでこの話はまた後日にさせてください。)
音楽と言葉で「人とのつながり・交流の大切さ」を伝え続けたい
ぼくは今、「平和」「公正」をテーマに、学校での講演・演奏や人権セミナー、防災や福祉・医療のイベントへの登壇などをさせていただいていますが、音楽と人生経験からの想いを伝え、
「人とのつながり・交流の大切さ」
をお伝えしたいと思って活動していますし、これからも行っていきたいです。
いじめやパワハラやモラハラなどは、「権利」を侵害したり奪ってしまうことにつながってしまいますし、近年ではYouTuberに通報するという選択肢も出てきているようです。そうなると、一気にその学校や企業の信用もダウンしてしまい、大変なことになってしまいます。
母を支える祖父母のように、生徒や社員を支え、頑張っている先生や経営者の方々を支える役割を担いたいという想いがあるのです。
「癒しと鼓舞」の音楽を届けながら、「お互いの心を感じ、思いやることの大切さ」を共有し、課題の解決と心地良い環境づくりを共にさせていただけると嬉しいです。
冊子、書籍の執筆も頑張ります!
式町水晶
▼挑戦中のクラウドファンディングのご報告
現在、27名の方々(直接支援を含めると30名)からのご支援をいただいております!
最後まで諦めず発信してまいります。
あなたのお力が必要です!
よろしくお願いします!
大切な人を支えるために頑張って生きるあなたを癒し、鼓舞する1曲を創り、届けたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/703934