2024/02/03 02:44
確認している数頭の帰還困難区域の猫のうち1頭を正月に保護して、無事に去勢手術も終わりシェルターでお世話をしています。
12月になりカンシカメラに映り正月に保護できたので正タダシ君です。人を怖がっています。捕獲機で最初に出会ったメンバーには攻撃をかけてきました。震災後に生き抜いた猫の子孫の可能性が強いと感じます。人に慣れるまでは1年以上かかるか慣れないかもしれません。里子に行けなければシェルターが終の住まいですが、飢え、寒さ、野生動物の捕食からは守ってあげられます。
野性味のある猫は保護しないほうがいいと思うかもしれません。しかしキツネ、テン、カラスに狩りをされている猫を監視カメラで見て、助けることができないこともありました。無人地区の道路はスピードを出す車がいてロードキルは多く、また猫自体が狩りで食べるには人が住んで耕作地にカエルやネズミ、雀が沢山いなければ容易ではありません。無人地区は猫には過酷な地域です。