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スマナサーラ長老『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』を紙書籍で刊行します!

アルボムッレ・スマナサーラ[著]『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』の3冊を2023年11月に刊行します。この3冊は仏教の最重要語をわかりやすく解説した名著ですが、出版元・株式会社サンガの倒産により入手困難になってしまいました。そこでこの名著を、サンガ新社が新たな単行本として復刊させます!

現在の支援総額

2,748,700

137%

目標金額は2,000,000円

支援者数

340

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/09/30に募集を開始し、 340人の支援により 2,748,700円の資金を集め、 2023/11/05に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,748,700

137%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数340

このプロジェクトは、2023/09/30に募集を開始し、 340人の支援により 2,748,700円の資金を集め、 2023/11/05に募集を終了しました

アルボムッレ・スマナサーラ[著]『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』の3冊を2023年11月に刊行します。この3冊は仏教の最重要語をわかりやすく解説した名著ですが、出版元・株式会社サンガの倒産により入手困難になってしまいました。そこでこの名著を、サンガ新社が新たな単行本として復刊させます!

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皆さんの想いが集結し、名著3冊が復活しました!

サンガ新社の佐藤由樹です。アルボムッレ・スマナサーラ長老のご著書『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』出版のクラウドファンディングでは、大きなご支援をいただき、誠にありがとうございました。

旧サンガの事業停止によって書店での流通が止まっていた『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』ですが、クラウドファンディングでご支援くださった皆さんのお力により、サンガ新社からあらたな単行本として刊行することができました。

感謝の気持ちをこめて、あらためて書籍の完成の報告をさせていただきます。


完成した書籍をリターンとして発送しました

今回のクラウドファンディングは、2023年9月30日~11月5日にかけて実施しました。200万円の目標額を掲げてスタートしたこのプロジェクトは、最終的に「274万8700円」のご支援額が集まり、ご支援者数は「340人」になりました。冊数で換算すると「879冊」の事前予約をいただくことができました。

皆さんのお力添えによって制作した書籍は、書籍のリターンをお申し込みくださった方々へ、11月29日〜30日にかけて発送いたしました。

2023年11月29日。印刷所からサンガ新社に届いた『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』。ここから皆さんのお手元に旅立ちました。

今回の『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』の刊行クラウドファンディングは、サンガ新社のクラウドファンディングで初めてとなる「既刊書籍復刊」のプロジェクトとなりました。

旧サンガ時代に、スマナサーラ長老の書籍をたくさん刊行してきましたが、2021年の事業停止により、その多くは書店での流通が止まってしまいました。書店の仏教書コーナーを見るたびに、寂しい気持ちと、なんとかしなくてはいけないという想いがありましたが、こうして皆さんのお力によって新しい書籍として再刊行することができて、サンガ新社を設立して本当に良かったと、あらためて強く感じました。

復刊にご支援くださった皆さんの大きな力によって、未来の読者にもスマナサーラ長老のご著書を届けることができます。ご支援を本当にありがとうございました。


3冊のカバー装画は増田孝祐さんの作品です

3冊を再刊行するにあたり、皆さんに新鮮な気持ちで書籍に出会っていただきたく、装丁にも力を入れて制作しました。

特にカバーの装画に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

今回の『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』のカバー装画は、芸術家で高野山真言宗の仏教僧侶でもある増田孝祐さんの作品です。

増田孝祐さんは彫金、墨絵、緑青など様々な手段で絵画表現活動をされています。

増田さんを知ったきっかけは、日本テーラワーダ仏教協会編集局長の佐藤哲朗さんが、2021年にカフェで増田さんの作品展をご覧になったことです。佐藤哲朗さんから増田さんの作品をご紹介いただき、いつかスマナサーラ長老の書籍制作にご参加いただけたらいいですね、とお話ししていました。

そしてこの度、編集部より『無常の見方』『無我の見方』『苦の見方』3冊へのカバー装画を増田さんにご依頼し、制作プロジェクトにご参加いただきました。

2023年11月1日に、私はサンガ新社の川島と共に、横浜で増田孝祐さん、そして共に活動されている奥様の本保慶さんとご面会しました。

増田さんは作品で、この世界のあり方を直感的にとらえ、清らかに鋭く表現されています。そして、その作品は、作品を観る私たちがどのように感じるかによって完成するものだということを、増田さんと本保さんに教えていただきました。

私は、数々の作品と対峙しながら、スマナサーラ長老の「無常」「苦」「無我」にふさわしい作品はどれだろうかと考え、議論を重ねていきました。

作品に向き合い、議論を重ねました。(左から増田孝祐さん、本保慶さん、サンガ新社 川島栄作。撮影:サンガ新社 佐藤由樹)

そうして選定した装画が、この3冊のカバーです。

私の感想になりますが、それぞれの作品に感じたことを、僭越ながら以下に記させていただきます。


◆『無常の見方』の作品について

連綿とつながる複数の円が、生まれては滅しながら繋がっていくこの世界のすべての存在を、象徴的に表現しているように感じました。作品の精密さと力強さが、無常という真理を印象強く感じさせてくれる装画だと思っています。

◆『苦の見方』の作品について

生命を動かすduhhkaというエネルギーは、ときには「苦しみ」であったり、時には「楽しみ」であったりすることが、複数の縦型の形と、横型の形で表現されているように感じました。そして、それが見方によって「苦」と「楽」のどちらにも読みとれるという印象をもちました。生命のエネルギーによって生きている「生きとし生けるもの」が存在する世界が、広がりのある中で表現されています。

◆『無我の見方』の作品について

様々な縁のなかで立ち現れてくる「私」というものは、一つだけではなく、様々な因果によって生まれては変化していきます。この作品にはダイナミックな流れの中に2つの中心点があり、また作品の外側にも中心点が複数あることを感じさせてくれます。この複数の中心点を見ながら、私というものが流れの中で生まれては消えていく現象であることを、あらためて想起させてくれました。


皆さんはどのように感じられるでしょうか?

作品と対峙したときに生まれてくる感覚は、100人いれば100通りあるでしょう。ご自身が感じる感性と向き合ったときに、そこに生まれてくる「自由」を、ぜひ味わっていただければと思います。


◎増田孝祐さんの作品は以下でもご覧いただけます。

[kosukemasuda.com]
https://www.kosukemasuda.com/

[Instagram] Kosuke Masuda
https://www.instagram.com/kosuke_masuda_5


サンガ新社ではこれからも、クラウドファンディングで事前予約を受け付けながら、出版活動を継続していきます。近日、また新しい出版プロジェクトをリリースしますので、どうぞご期待ください。

ぜひこれからも応援をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


◎書籍はAmazonのほか、全国書店でも販売をスタートしました。(店頭にない場合は書店にてご注文いただけます)

『無常の見方:「聖なる真理」と「私」の幸福』
 アルボムッレ・スマナサーラ[著]

〔Amazon〕 https://amzn.asia/d/7T33Hc7
〔サンガオンラインストア〕 https://online.samgha-shinsha.jp/items/be1c714cf213


『苦の見方:「生命の法則」を理解し「苦しみ」を乗り越える』
 アルボムッレ・スマナサーラ[著]

〔Amazon〕 https://amzn.asia/d/d73qcYB
〔サンガオンラインストア〕 https://online.samgha-shinsha.jp/items/c4a7641a783b


『無我の見方:「私」から自由になる生き方』
 アルボムッレ・スマナサーラ[著]

〔Amazon〕 https://amzn.asia/d/4Vh2yjP
〔サンガオンラインストア〕 https://online.samgha-shinsha.jp/items/29c2ccf70d33


『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』3冊セット
〔サンガオンラインストア〕 https://online.samgha-shinsha.jp/items/fc488b0a7638

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