こんばんは。がんこ本舗です!
地球洗剤プロジェクトの仲間を募るクラファン中に、できる限りの情報やメッセージをお伝えしたいと思っています。
前回は、『海へ…』がすすぎ0回でお洗濯できるのは「再付着防止効果」があるから、というおはなしを書きました。
今日も、「地球洗剤『海へ…』ってどんな洗剤~ゼロ濯ぎ編~」のつづきです。
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すすぎ0回洗濯が可能になったもうひとつの理由は「少ない使用量で洗濯できる」からです。
『海へ…』の使用量は、水量30リットルに対して約5ml、小さじ1杯ほどです。そのうちの16%が洗浄成分である界面活性剤。つまり、界面活性剤量は小さじ1/6杯もありません。
わかりやすいように市販のポピュラーな洗剤を例にあげさせていただくと・・
使用量は10ml、そのうちの50%くらいが界面活性剤というものが多いので、その場合、界面活性剤量は小さじ1杯です。
一般的に、界面活性剤濃度が高いほうが汚れ落ちが良いとされていますが、『海へ…』は約1/6量の界面活性剤でお洗濯していることになります。
その結果、洗剤の衣類への残留がとても少ないため、すすぎ回数を減らしたお洗濯をご提案できる、というわけです。
ただ、これだけ少量となると、みなさん気になるのは汚れ落ちだと思います。
“少量でも汚れ落ちの良い”洗剤の開発は、洗剤を開発すると決めた最初の時から設定されていたテーマでした。
「少ない界面活性剤量で洗剤を作れたら、使う資源とすすぎの量を減らせるはずだ」と思った発明家のきむちんは、沢山の書物を読み、実験を繰り返しました。
そしてある日、「質量の軽い精油で油を溶かせば、界面活性剤量を減らせる」というアンサーにたどりついたのです。
でも、精油は油、洗剤の主原料は水です。
油と水を混ぜ合わせることは容易でなく長い月日がかかりましたが、がんこ本舗独自の技術によって実現。はれて「少量で汚れ落ちが良く生分解性の高い洗剤」という、それまでにない洗剤が誕生したのでした。
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“汚れ落ち”だけを考えて界面活性剤量を増やすと、沢山の資源を使って作り、大量の水ですすぐ必要があります。
“地球にダメージを与えない”ものを選んでも、大量に使えばやはり地球にダメージを与えることになります。
“使う量を減らす”という考え方が主流になって、資源をみんなで分け合える未来がくると良いなと思っています。
そのためには、あらゆる分野で未来をHAPPYにする技術開発を進める必要があります。『海へ…』は、洗浄剤分野でのまず一歩です。
今日はいつもより長くなってしまいました。読んでいただきありがとうございます。
明日も、『地球洗剤』関連のことを書きたいと思います。
サポート室 サト
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