連載企画「一人一人が地球市民」
14人目は、西村康伸さんです!
学生時代、ミャンマーのナウンカセンターで1年間インターンをしてくれた西村さん(通称ヤス)。いまだにミャンマースタッフたちが「ヤス、ヤス」と懐かしがっています。
++++++++++++++++++++++++
私は2011年に大学の授業の一環で初めてミャンマーを訪れました。
元々国際協力に興味があり、その授業を通して、卒業後に自分に何が出来るか、この目で見たいと思ったのがきっかけです。
今でも忘れられないのが、実際に現地で出会った子ども達が将来の夢を語る姿でした。
価値観や、文化、環境は全く違いますが、万国共通で子ども達の笑顔は素敵で、守りたいものだと思いました。
あのキラキラ笑顔が頭から離れず、大学を休学して、TPAの現地インターンに1年参加しました。
1年過ごすと、さすがに綺麗事だけではなく、悲しい現実や見たくないもの、多くの価値観を学びました。
現地で何も現状を変えられない自分の力不足・知識不足、現地の問題を目の当たりにしたことで、今の自分の生き方や、やるべきことが決まった気がします。
現在は、種苗会社で品種開発の業務をしていますが、あの時感じた品種改良の重要性が根底にあります。
少しでも生産者の方に貢献できる品種育成をしていきたいです。
40周年という月日の間、多くの社会貢献を行ってきた地球市民の会の活動は本当に素晴らしいものだと思います!
忙しい日々を過ごしていると、なかなか立ち止まって考えることをしなくなりましたが、これを機に自分自身にできる国際協力を改めて考え直してみようかなと思います。
++++++++++++++++++++++++