こんにちは!毎日暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?現代集落のある真浦町は今も断水が続いていますが、ようやく隣の輪島市より水道を引くことになり、9月中に通水の目処が立ちました。それと並行して、私たちもまた来るかもしれない災害にしなやかに対応できる集落を目指し、山梨大学の協力により水の自給ができるように実験しています。6月に調査、7月に沢の水を汲み上げる装置を設置し、浄水した水が生活用水として使えるかデータを取っているところです。早く宿泊施設を作りたいという気持ちはありますが、まずはライフラインが整わないと・・・。こちらはまた追って報告していきますね。
能登半島地震 の付いた活動報告
この度は、現代集落が実施したプロジェクト「限界集落を現代集落へ さいはての奥能登、日本海の絶景を望む宿泊施設をつくる」にたくさんのご支援をいただき、心から御礼申し上げます。 報道の通り能登半島地震により「現代集落」のある珠洲市真浦町も甚大な被害を受け、6ヶ月が経った今も断水、崖崩れ、通行止めなど発災時と変わらない状況が続いておりますが、真浦町の住人の皆さんと、復旧・復興に向け少しずつ歩みを進めている段階です。 本プロジェクトの今後についてですが、一旦は復旧・復興業者やボランティアが活用できる宿泊所としてこれから設備を整えていく予定です。まずは、奥能登の新たな未来の土台つくりに向けて行動をしていきたいと思いますので、引き続き応援いただけたら嬉しいです。 私たちが本プロジェクトで実現したいことは、能登半島の過疎化する限界集落を、未来をシコウ(思考・志向・試行)する現代集落(100年後も豊な営み)へと再生すること。それは、震災前後で変わらないものです。そして、それは日本各地に点在する限界集落の再生のヒントになるのではないかということ、また災害に対し強くしなやかな集落化が必要とされている奥能登では待ったなしの状況となりました。 プロジェクトの進行状況については、定期的に情報をお届けしてまいりますので、引き続き私たちの取り組みにご理解とご支援をいただけますと幸いです。※リターンに関しては、改めてお知らせいたします。