2018/07/20 20:09

近所に10円パン屋さんと呼ばれる、パン屋さんがあった。

『おっぱいパン』という、おっぱいのカタチをしたパンが食べたくて。

でもお金がなかった。

幼稚園児の僕にはお金が無かった。

絵を描くことが好きだった僕は、お札を自分で作るというアイデアを思いつき、

毎日毎日お札をつくった。

『よし、これでいいだろう』

僕は自信を持って『10円パン屋さん』に行って、自分で作ったお札を出してこう言った。

『おっぱいパンをください』

でも売ってくれなかった。

何度もお札を書き直して、『10円パン屋さん』に掛け合った。

おばさんは、一生懸命に説明してくれた。

『違う』と。

母にも相談した。

『違う』と。

でも僕は、当時の僕に言いたい。

お前のチャレンジは犯罪かもしれない。

しかしだ。お前のチャレンジはこれからも続く、信じて戦えと。

僕の紙幣は偽物かもしれない。

絵空事かもしれない。

それでも、やりたいことをやる。

チャレンジをする。

サラブレッド野菜。

見たこともないような段ボールに包まれた、一級品のサラブレッド野菜を、皆さんにご堪能いただきたい。

残すところ、ほぼ一日。

現状厳しい支援金額…しかしながら『理解されるまでには時間がかかるかもしれないが、やりなさい』と複数名からのアドバイス。

現在までご支援をいただいた皆さまには感謝しかない。

ありがとう。

今回現実的に考えて、サクセスは難しいであろう。

でも、この経験が次に生きる。

このプロジェクトの未来は明るい。

堂々と王道をいく。
勇猛果敢で屈強なサラブレッド達のように。
やらない後悔は軌道修正できない。

サラブレッド野菜運営責任者

若勢 文太