サラブレッドのボロを堆肥にして作られた野菜は美味しい!
日高の野菜は美味しい!
でも…
そんな地場の野菜を地元の町の人たちやホースマン達が買えない。
日高は馬産地としてあまりにも有名で、どうしてもお野菜が隠れてしまう。
どうしたものかと考え【サラブレッド野菜】というブランドを考案したのが昨年の秋。
発明っていうのは言い過ぎかもだけど、日高のお野菜を『美味しい!』に正しく翻訳したかった。
何のヒネりもないネーミングだけど、サラブレッド(Thoroughbred)という言葉には、育ちのよい、教養のある、優秀な、一流のという意味があって、これなら海外でも勝負できる。最初から越境、つまりは世界の市場を見ていた。
『あんまりサラブレッド野菜が知られちゃうと、なんだか牛が可哀そうだね』なんて言う農家さんが好きだ。
これは『サラブレッド野菜』にエビデンスがあるということを、生産者や町の人が知っているからこその発言だ。
サラブレッドは日々の訓練で体内の酵素を燃焼させている。腸内の微生物の働きが活発で馬糞には多くの良質な微生物が含まれている。それにサラブレッドは堆肥を提供する他の動物同様に草食動物だが、牛と違って反芻行動を行わない。牛糞堆肥より栄養を豊富に含んでいる。
サラブレッドの堆肥を豊潤に使った畑と土からは、ビックリするほど美味しい野菜ができる。
農家さんだって、本音は自分が一生懸命育てた野菜が評価されたい。
『もう売れずに捨てるなんてことはしたくない』
『若い就農者が集まらないよ』
みんな真剣で、このプロジェクトをキッカケに元気とやる気と自信がが増しているように思う。
それでも支援が中々増えずに苦労している。
そんな折、某方から孫正義氏の発明法というリンクをいただき『自信を持て‼』とのメッセージが届く。
①問題解決法
何かの問題や困難が生じたときに、それを解決するための方法。たとえば、丸い鉛筆だと転がってしまって机から落ちてしまう。ならば、転がらないように、断面を四角形や六角形にすればいい、というように。
→サラブレッド野菜は、野菜販売における革新的なリネームだ!日高の就農者減に寄与する。
②水平思考
これは逆転の発想。従来丸かったものを四角にしてみる。ボタンがついていた携帯電話から、ボタンを外してディスプレイだけにしてみるとか。
→サラブレッド野菜は、地名売りから野菜のカテゴリーそのものを変えるもの。
③組み合わせ法
既存のものを組み合わせる方法。ラジオとテープレコーダーを組み合わせてラジカセにする。
→サラブレッドと野菜を組み合わせて「サラブレッド野菜」。
この極めて革新的な発明品、【サラブレッド野菜】へのご支援をお待ちしております!
この町から世界へ。いける。
農家さんも嬉しい!
町の人も嬉しい!
日本中の人が嬉しい!
世界中の人が嬉しい!
こんなプロジェクトはそうそうないんだ。
残り21日。エンジン全開で終い直線ストレートへ。