はじめまして!武田成男(たけだしげお)と言います。しげちゃんと呼んでください。
僕は昨年1月に、故郷である五郷の里(ごごうのさと)へ病気療養のためUターンし、祖父のみかん農園で農家となるべく修行を受けながら、みかん農園のガイドツアーをしたり、自治会長や青年団長として五郷地域の活性化に取り組んだりしています。また趣味の写真をいかして、観音寺市の魅力発信のお手伝いもしています。
今回プロジェクトで実現させたいのは、
・祖父母が25年間続けてきた古布と手作り民芸品のお店「夢ハウス山里」をリフォームで蘇らせる
・店内へ新たにカフェスペースを設け、地域の高齢者や観光客が気軽に立ち寄れる場所をつくる
・五郷の里に新スポットを誕生させ、この地域の関係人口を増やす
というものです。山里ならではの自然豊かな五郷の里の魅力を、なるべく多くの人に知ってもらいたい!長年この地域とともに歩んできた祖父母の店を受け継ぐとともに、五郷の里が再び元気を取り戻せるような場所を作りたいと考え、プロジェクトを立ち上げました!
ぜひページ下まで読んでいただき、少しでも多くの方にご支援いただけると嬉しいです。
五郷の里とは5つの村落を合わせた呼び名で、愛媛県の伊予地方や阿波地方へと続く峠道の手前にある静かな山里集落です。ここから車で約7分のところには、泊まれる寝台特急ブルートレインで話題になった雲辺寺(うんぺんじ)ロープウェイがあります。また、銭形砂浜で有名な琴弾公園(ことひきこうえん)や、天空の鳥居がある高屋神社(たかやじんじゃ)まで、車で約20分と周囲に観光資源がとても多く、昔から観光客の中継地点として旅行者がよく訪れる場所です。
五郷の里でしか味わえない魅力は、なんといっても自然そのままの原風景を楽しめるところです!
僕はこの素晴らしい山里暮らしを伝えるため、時折カメラを持って自転車で出かけ、美しい里の風景や伝統的なお祭りの様子などを撮影し、ブログやSNSで発信しています。
そんな数ある五郷の里の景色のなかから、僕が特におすすめしたいスポットをいくつかご紹介させていただきます!
・豊捻池堰堤(ほうねんいけえんてい):1962年に完成された国内最古の石積み式マルチプルアーチダムとして、国の重要文化財に指定されており、観光客に人気のスポットです。春になるとダム周辺ではお花見が楽しめます。
・水車小屋:五郷の里では水の力を利用し、精米やそばの粉ひきをしていました。当時の水車小屋を復元しようと、平成25年に地域おこし協力隊により復活。小屋の隣にはピザ窯も作られ、手作りピザ体験などイベントが開催されています。
・五郷の棚田:農林水産省「つなぐ棚田」として令和4年に認定。里の人口減少によりしばらく荒地になっていましたが、地元住民や地域おこし協力隊により棚田の再生活動が行われています。
・有盛橋(ありもりばし):落合村にある五郷ダムの上にかかる橋で、緑の景色のなかに赤色が引き立ち、ツーリングや観光客の写真スポットになっています。
今回ご紹介したスポット以外にも、五郷の里には野菜や山菜、お米、鮎といった美味しい食材のほか、桜や蛍、紅葉など四季折々の楽しみがあります!ぜひ五郷の里にも直接足を運んでいただき、その魅力を体感して欲しいです。
《夢ハウス山里について》
夢ハウス山里は、五郷の里の入り口にある井関(いせき)という地域に、祖父母が25年前に誕生させたお店です。主に民芸品や小物を取り扱っていて、店内には手作り木工品が好きな祖父が五郷の木材を使って彫師に彫らせた讃岐一刀彫(さぬきいっとうぼり)や、手芸が得意だった祖母が古布で作った小物やパッチワークなど、どれも作り手の夢や思いが詰まった温かみのある品ばかりです。
もともと祖父母が趣味の延長線上で始めたお店ではありましたが、珍しいものも手に入ると、遠方から企業の社長さんがお店まで商品を買いに訪れるなど、全盛期は3日間で数百万円を売り上げたこともあったそうです。そんな夢ハウス山里は、地域住民が立ち寄り会話する憩いの場でもありました。
そんな祖父母の思い出が詰まった夢ハウス山里を、僕はみかん農園とともに受け継ぐことが、自分の使命だと思っています。
けれど時代とともに民芸品の需要が減っていき、さらに追い打ちをかけるかのように大流行したコロナ感染症の影響により、来店客が激減。売り上げもほぼゼロの日が続くなど、現在は注文が入った時だけ対応するというように、実質閉業のような状態です。さらに25年間なにも手を付けられていなかったため、お店の外観は看板が落ちかけており、店内も雨漏りや窓際辺りの壁がボロボロと朽ちてきていて、店を再開しようと思ってもすぐにはできない状況です。
このままではもはや営業していることさえ気づいてもらえない…。なんとか再開できるように、外観だけでなく内装も今の時代に合うようにリフォームし、地域住民の憩いの場として、そして民芸品を若い世代の人にも親しんでもらえるよう、夢ハウス山里を生まれ変わらせようと思います!
五郷の里には、コンビニどころか飲食店もほぼない地域で、観光客が五郷の里へ訪れたとしてもゆっくり滞在する場所がありません。そのため、夢ハウス山里の店内へ新たにカフェブースを設置。旅行者も地域住民もゆったりくつろげるような空間へとリフォームし、来年度からのリニューアルオープンを目指します!
リフォームするにあたり自力で作業することも考えましたが、すでに老朽化で建物内外の痛みが激しく、すぐにでも修繕が必要なのと僕自身リフォームに関する知識がないため、お客様に安心安全な場所として提供するためにも、水回りやキッチン、外壁など重要な箇所は専門家の力を借りることにしました。自分ができる範囲の作業は、農園の仕事の合間に少しずつ進めていくつもりです。
そして、リニューアル後はコーヒーなど飲み物の提供からはじめ、慣れてきたら軽食、ゆくゆくは地元でとれた野菜や果物を使ったメニューも取り扱っていきたいと考えています。
いつか夢ハウス山里が五郷の里の新スポットとして、観光客や地域住民の交流が生まれるような場所にしていきたい。僕のささやかな願いです!
僕は県内の農業大学校を卒業し、20代で一人暮らしを始めコンビニやスーパーで会社員として10年程働いていましたが、不規則な生活や人間関係のストレスによって体調を壊し仕事を辞め、約2年前に療養のためUターンしてきました。
みかん農園を手伝い始めたのは、90歳を越えてもなお現役で働く祖父の力になりたいと思ったからです。
祖父の手伝いをしながら五郷の里の人の温もりに触れ合ううちに、あらためて故郷という場所と人の心を豊かにする山里のありがたさに気づくことができました。そして、自分もなにか役に立ちたい!そんな思いが芽生え始め、趣味の一環として五郷の里の紹介をブログで発信し始めました。
▼「しげちゃんの独り言」というブログのリンクを貼っておきますので良かったらご覧ください!
https://jam0shige.jp/
また、昨年10月に「がんばれ観音寺応援隊」という地元まちづくりの活動グループへ、270人目の隊員として入隊。観音寺市の魅力発信にも協力しています。
そして、今年8月に開催された異業種交流会「U39パーティーin観音寺」で、僕よりも若い世代の方々の前で五郷の里の魅力や夢ハウス山里の課題について語る機会があり、店にあった讃岐一刀彫や小物を持参。参加者みなさんから、「夢ハウス山里へぜひ行ってみたい!」という嬉しい声をいただけたことが、今回のプロジェクト実施の後押しになっています。
みなさんには僕の背中を押していただいて、本当に感謝の言葉しかありません!
今回の「夢ハウス山里」のリニューアルオープンプロジェクトを応援してくださる方からのメッセージをご紹介します!
今回みなさまにご支援いただいた資金は、キャンプファイヤー手数料17%を除いて、夢ハウス山里のリフォーム代として活用させていただきます。
■夢ハウス山里リニューアルに関する内容は以下の通りです。
①水回りの改修
②窓際や内装の修復
③外観塗装の修復
➃冷蔵庫と調理器具の設置
⑤キャッシュレス決済導入
⑥Wi-Fi環境の整備
今回の目標金額100万円は、最低限リフォームに必要な①~③の修復費用として設定しました。そのため、目標金額を超えるご支援をいただいた場合は、残りの④~⑥のWi-Fiや調理器具などの導入費用としてや、カフェの運営資金として大切に使わせていただきます。
そして、夢ハウス山里の無事リニューアルオープン達成のためにも、最終目標金額300万円を目指します!
一人でも多くの方にご支援をいただき、一緒にこのプロジェクトを成功し五郷の里を盛り上げていけると嬉しいです!どうぞよろしくお願いいたします。
・2023年11月末 クラウドファンディング終了
・2024年1月末までにリターン発送
<リフォームについて>
・2023年12月以降 リフォーム開始
・2024年1月以降 夢ハウス山里リニューアルオープン予定
県内外から広くご支援いただけるよう、いくつかリターンをご用意させていただきました。夢ハウス山里のスポンサーとして応援いただくと、お名前をHPや店内に掲示させていただきます。コーヒーチケットは、一日の安らぎの時間を夢ハウス山里で過ごしていただきたいと思い、周辺にお住まいの方向けにご用意しました。
また祖父が営む「天空のみかん農園」でとれた石地みかんは、化学肥料を使わず観音寺市の名物であるイリコの魚粉を肥料に混ぜ込んで栽培したもので、他のみかんよりも味が濃いと好評をいただいております。ぜひ味わっていただけたらと思います。
<リターン一例>
・個人スポンサー(HPにお名前掲載):3,000円 *2024年1月対応予定
・「夢ハウス山里」を全力応援!!店舗スポンサー(A3サイズポスターに企業名と企業PR、QR掲載し店内に掲示:限定10名):50,000円 *2024年1月対応予定
・コーヒーフリーパス1カ月分(1か月間、1回の来店につきコーヒー1杯ご提供:限定20名):3,000円 *2024年1月お届け予定
・みかん5kg(名称:石地みかん、原産地:香川県、限定30名)3,500円 *プロジェクト終了後年末までにお届け予定
その他リターンの詳細については一覧をご確認ください。
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
あらためまして、夢ハウス山里リフォームプロジェクト実行者のしげちゃんこと、武田成男(たけだしげお)です。
僕がいま祖父の下で修行している天空のみかん農園は、雲辺寺へ連なる標高700mほどの場所にあり、清々しい空気と山々を見渡せます。ほぼ毎日この場所で大自然と向き合い、必死に汗を流していると不思議と元気が湧いてきます。
恐らく、以前働いていたコンビニやスーパーでは全く気付けなかったであろう、林や森が生み出す水と空気で育てられた新鮮な野菜や果物、山菜など、自然の恵みのありがたさをひしひしと肌で感じています。
そんな自分を蘇らせてくれた五郷という地域のために、そして自分をこれまで見守ってきてくれた家族のためにも、このプロジェクトはぜひ成功させたい!
夢ハウス山里を五郷の里の新スポットへと生まれ変わらせ、将来この五郷の里が山里のモデル地域のような場所になればいいなと、想像しわくわくしています。そのためにも、まずは少しずつですが自分ができることからやってみようと、クラウドファンディングへ挑戦することを決意しました。
今後も多くの方に五郷の里の魅力をお届けしていきたいと思いますので、どうぞ温かいご支援のほどよろしくお願いします!!
【夢ハウス山里】
香川県観音寺市大野原町井関308-3
最新の活動報告
もっと見る【ご報告】皆さまに大事なお知らせがございます!!
2023/11/26 20:48皆さまお世話になります。夢ハウス山里を蘇らせるプロジェクトのリーダー、シゲちゃんです!! この度、祖父母にサプライズで始めていた店舗のリニューアル企画ですが、中止となってしまいました。最終日まで家族にバレる事無く支援金の募集が出来たらと思っていたのですが、先日の土曜日にバレてしまい、お店を閉店させて売却したい祖父母の強い反発を受け入れる形となり、今回のリニューアル計画は終了と言う事になりました。 「五郷で飲食店など流行る訳がない!!」と言われましたが、僕はまちづくりの為にやりたいと思って行動を開始したので、その形が結果として現れなかった事を非常に悔しく思います。今回、支援を頂いた方が10名おられますが、僕のみかん園で収穫出来た【石地みかん】の販売のみ、クラウドファンディングを経由して行いたいと思います。 ですので、スポンサーになっていただいた方にはお手数ですが、支援金を返却したいと思っておりますのでお手続きの方を宜しくお願いします。この度は、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。 もっと見る
【お知らせ】石地みかんの収穫まで10日を切りました!!
2023/11/12 09:18皆さまおはようございます。本日は11月12日、日曜日です!!今日は朝からあいにくの雨で、お山に行けていませんが、昨日お山に行ったところ、あれからまた、石地みかんの着色度が格段と進み、上記のような感じで綺麗なみかん色をしていました!(^^)! 前の活動報告の際にもお伝えしたのですが、我が家ではこの石地みかんを作る際、伊吹島のイリコを含む、瀬戸内産のイリコを魚粉状にしたものを肥料に混ぜているのですが、今年の石地の味は、本当に美味しいです。 また、みかんを美味しく作る秘訣は果実の実らし方にありまして、上記のような形で『ブドウ実るような形』で剪定作業をし、摘果作業を進めて行くと隔年結果を防ぎながら、毎年平均的な数量を収穫する事が出来るんです♪ 「あまり今年は実っていないかな?」と思いながら園地の中に入り、しゃがんで下からみかんの樹を覗き込んでみますと、本当にこれでもか!と言うぐらいにたくさんの果実が実っています。祖父のみかん作りの2年ほど前から手伝うようになってきて、少しずつ分かって来た事があるのですが、美味しいみかんを作り続ける為には「みかんに対して我々、生産者はMになる必要がある!!」と言う事を理解しました。 20日過ぎから収穫がスタートするこのみかん。リターンの内容にも含んでおりますのでぜひ、この機会にお買い求め下さいませ。 もっと見る
我が家では『ウラジロ』の生産もしています!!
2023/11/10 10:23皆さまお疲れ様です。クラウドファンディングの終了まで後20日ほどとなりました。11月に入り、我が家では年末商戦がスタートしお正月飾りには欠かせない『ウラジロ』の収穫がピークを迎えました。 我が家はみかん畑だけではなく、ウラジロを栽培している森林の面積もあり、毎年11月の誕生日を過ぎると忙しくなって、天気の良い日は1日中山にこもる事も多いです。 また、今年のウラジロは真夏の高温等による異常気象により、商品化に出来ない地域も存在していますが、我が家の山で育てているウラジロは平均すれば綺麗な方なのでは?と思います。今年もかなり、忙しい冬になるかと思いますが、年明けに体調を壊さないようにしっかり頑張って行きたいと思いますので、どうぞ応援して下さいますよう宜しくお願いします!!みかん作りもそうですが、ウラジロの文化も残していきたい!! もっと見る
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