みらいちゃん
もう長くないと思ったので、最後2日間は一緒にいれるよう全ての予定をキャンセルし家にいました
なくなる一日前の晩足腰がたたなかったのに急に立ち上がってわたしと主人のところに挨拶にきてくれ、ピョンと椅子の上にのりわたしの寝顔をずっとみてました
いつも座っていた椅子です
最後に元気な姿を見せようと頑張ってくれたのかもしれません
なくなる直前、呼吸も荒くのたうちまわるほどの苦しみの中、最後の最後まで飛び込むようにトイレに入って汚さないようにしてました
そんなことしなくて良いのにって胸が痛くなります
朝まで続くようなら病院に電話して楽にしてあげたいと思い、早く楽になりますようにと祈っていたら見守る中、深夜3:11に息をひきとりました。
人懐っこい子だったので飼われていたのは確かです
猫がたくさんいるから置いておけば良いやって捨てていったのかもしれません
でもオス達のテリトリーに対しての縄張り意識は非常に強いものがあります
自分と家族を守るためです
新しい子達がたやすく入れるものではありません
ましてやおとなしい子、メス猫、子猫は尚更です。
あなたが安易に捨てた子は幸せではありませんよ
あなたが普通に笑いながら生活している中で、過酷な環境でそれでも生きようって苦しんでるんですよって言いたいです
保護した時クレアチニン値が100を超えていました
腎臓病、尿毒症末期です
それでもしばらくは名前のない野良猫ではなくミライっていう名前がある飼い猫としてくらしました
ずっとこのまま幸せに生きてくれるんじゃないかそう思った程、楽しそうにしてくれました。
支援者の皆様のおかげで生活の質を少しでも向上し暮らせるよう点滴、ラプロス、吸着剤などやれる治療はすべてさせていただきました。
心から感謝致します
今回のご支援はみらいちゃんの医療費として使わせていただけたらと思います
本当にありがとうございます。
野良猫問題は排除しなきゃとか殺処分とか言い弱い猫達に矛先が向きますが、猫達が悪いわけではなく、人の心の問題だと思います
弱いものを大切にして目を向け慈しむ
そうすれば苦しむ子たちが減るんじゃないかって思います。
みらいちゃんは私の中に悔いが残らないように小さな小さな身体で病気と戦い最後の一瞬まで生き抜き、絶妙なタイミングを選んでお別れしてくれました。
鳴くことも出来ない苦しみの中で最後までまんまるのお目目でしっかりお返事してくれました
一日でも長く生きれますように♡
そんな願いを込めて名付けた
未来という名前の通り最後の一瞬まで生き抜き私たち家族に幸せを与えてくれました。
未来ちゃんありがとう
またいつか会おうね
愛らしいあなたのこと忘れないよ
名前のない野良猫として生きるのではなく名前をもつ飼い猫として全ての猫達が幸せでいてくれますように
願ってやみません