はじめに・ご挨拶
ニューヨークでフォトグラファーをしておりますTriangle NYの植山 慎太郎と申します。
クラウドファンディングプロジェクトは今年で4年目になります。プロジェクトを始めようと思ったきっかけは、2020年3月22日(日)からコロナ禍でニューヨークがロックダウンし何も出来なかった時期でした。この時からのニューヨークの1年を【コロナ禍 ニューヨークの1年】と題して、2020年3月~2021年3月までを撮影した写真などで記録した動画がございますのでよろしければご覧ください。
⇒【コロナ禍 ニューヨークの1年】 ー 2020年3月~2021年3月 ー
ロックダウンで中々外出がしにくい中、何も活動が出来ず「どうしたらいいものか?」と悩んでいると、私の月の作品を普段からご覧いただいている方から「私の撮影した写真でニューヨークの月が好きな人達を励ましてはいかがですか?」とお話をいただき、偶然その方がクラウドファンディングコンサルタントの方だったので相談させていただきました。そして、その時に立ち上げたプロジェクトで逆に私が多くの方々に励まされ支えられた記憶があります。あれから毎年クラウドファンディングを実施し、私を応援してくれる方々と共に私は今ここにおります。
私がフォトグラファーの活動を始めて13年間の中でニューヨークという舞台で日々起こる偶然や奇跡、中々普段見ることができない一瞬、1年間の四季を通して、ニューヨークの街をアートに切り取り、”絵葉書のような1枚に…”仕上げた写真を集め、今回のプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは「All in」方式です、目標金額に達成しなくとも実施致します。「ニューヨークという街」を舞台に起こる希少な出来事を1冊に凝縮したカレンダーで皆さまの生活が少しでも潤うことを願っております、ぜひよろしくお願い致します!
普段の活動
普段はニューヨークをベースにポートレート・ウェディングフォト・ファミリーフォト・イベント・講演会・料理撮影など幅広く活動しております。以下、それぞれの撮影に関連した動画などご覧ください。
Youtube動画リンク
ウェディングフォト・ファミリーフォトなど
イベントフォトセッションについての動画
料理撮影についてのブログ
また、こういった企画動画なども制作したりしています。
他、私のウェブサイトなどはこちらからご覧ください。
また、アーティスト活動としては「月とニューヨーク」をテーマに2011年からニューヨークに昇る”スーパームーン”を追い続けている”スーパームーンフォトグラファー”です。
”月とニューヨーク" をテーマにしたYoutube動画
写真リンク
ニューヨークという街と写真
ニューヨークという街は私にとって初めての海外生活の場でした。それまで海外にはそう多く行く経験がなかったこともあり、慣れないことが多く、異文化を受け入れることに戸惑う場面がありました。しかし、そんな時でも街を見渡してみるとフォトジェニックな場所が多く、この街に住むようになってから「写真を撮りたい!」という気持ちが強く沸き上がるようになりました。そして、写真を撮ることを始めたのが2010年。見るもの見るものを撮り続けていく内に、この街に住む戸惑いなどとは違った美しい風景の街が好きになり、この街にしかないものが数多くあることを写真を通して学びました。また、たまにしか帰れない日本も大変恋しく感じます。写真を通して季節を感じるという想いで活動しておりますと、日本人として四季折々の瞬間をニューヨークでも敏感に感じるようになります。元々写真を始めたきっかけはニューヨークの風景写真を撮り始めること。徐々にそこへ季節を感じるものをフレームに入れてゆくという”サブテーマ”を足し、より魅力的な1枚を創れないか?とフォーカスするようになっていきました。今は季節が移りゆくこの街を撮り続けることも一つのテーマとなっています。
そういう活動の成果で地元ニューヨークの新聞でもよく取り上げていただいております。
この1枚は2023年、今年のニューヨークの春を告げるカットになります。
ブログリンク ⇒『週刊NY生活』写真掲載について119
この1枚は"まだもう少し残ってほしい夏のニューヨーク”を表現したカットになります。
ブログリンク ⇒『週刊NY生活』写真掲載について126
他、掲載写真はこちらからご覧になれます ⇒ プレスリンク
また、国際写真コンテストでも何度か賞をいただくようになりました。
PX3 Prix de la Photographie, Paris"(Paris Photo Prize) 2023
ブログリンク
⇒ "PX3 Prix de la Photographie, Paris"(Paris Photo Prize)にて”Honorable Mention”としてダブル入賞
TIFA Tokyo International Foto Awards 2022
ブログリンク
⇒ "Good Morning New York!" TIFA 2022 Architecture / Cityscapes部門にてGold受賞
IPA International Photography Awards 2022
ブログリンク
⇒ ”Synchronicity” International Photography Awards 2022にて Official Selectionとして入賞
IPA International Photography Awards 2021
ブログ記事
⇒ ”A Newyorker” International Photography Awards 2021 にて Honorable Mentionとして入賞
これまでの活動
過去に3度クラウドファンディングプロジェクト活動を行なっております。
以下はその時のリンクになります。
リンク
2022年:”あなたに届けたい1枚がある”その想いを一つの形として1冊のカレンダーに!
2021年:ニューヨークの写真家が心に刻んだ”あの瞬間”を1冊のカレンダーに!
2020年:NY在住スーパームーン写真家の挑戦!コロナで先が見えない人に希望の光を照らしたい
”ニューヨークのカレンダー”として
ニューヨークにお越しになった方で「お土産にカレンダーでも買って帰ろうかな?」と考えた方もいらっしゃると思います。私もこの街に住んでいて、やはりカレンダーが欲しくなり書店やインターネットで探したりします。色々探している内にひとつ気づくことがあります。それは、「ニューヨークのランドマークが写されているだけのカレンダー」です。ランドマークは違えど、見ている内にもう少し魅力的のあるカレンダーはないのか?と感じることがあります。
そこで、私はランドマークだけをメインに大きく取り上げるという方法でなく、ランドマークを取り上げつつもカレンダーをご自宅などで飾り、毎日見てもらう魅力的な1冊になるよう”3つのテーマ”を入れるようにしました。
1.ニューヨークの季節感を入れる
これは先程も冒頭でお話したように「日本人として四季を感じる1冊に出来ないか?」と、季節を何枚か入れるようにしています。2024年のカレンダーでは表紙、1月、3月、4月、8月、10月、11月になります。
表紙:Autumns in Central Park
ニューヨークの秋は、赤、オレンジ、黄色、と街が一変する色に変わります。普段何気なく歩いているストリートも、気にも留めなかった小さな公園も思わず足を止めて見上げてしまう光景が街中に溢れます。もちろんこの1枚に取り上げたセントラルパークは”Autumn in New York”と呼ばれるに相応しい景色になります。
1月:Cozy Snow Day
ニューヨークの冬は寒く雪も降ります。時には地下鉄などの交通機関が止まるくらいの”ウィンターストーム”と言った規模の大吹雪になる時もあります。街の機能が停止した瞬間というのは、普段見ることのないニューヨークの顔が見えたりもします。この時も地下鉄が午後から止まり、不便でしたが車がほとんど通らない静かな日でした。
3月:Foggy Morning in Manhattan
朝、街に出てみると東の空から太陽が射す中、逆光で霧が反射して夢の中にいるような光景が目の前に現れることがあります。少し湿った冷たい空気が漂う中、コーヒーを片手に歩くカップル、足早に仕事場へ行く人、子供と一緒に犬を散歩させる家族の姿など、そのすべてが白い光の中に消えてゆく、そんな瞬間をイメージして切り取ってみました。
4月:SAKURA Tunnel
春になると待ちわびたようにセントラルパークに出かけ”春探し”に行きます。この1枚はよく撮り行く場所でソメイヨシノの右手前に小さな橋があり、そこを馬車が渡って桜の世界に吸い込まれ消えてゆくというイメージから”SAKURA Tunnel”と私自身が勝手に名付けています。可愛く写真映えする馬車とシルクハットをかぶった御者(ぎょしゃ)※運転手 が来るまで待つのには苦労することもありますが、自分の思ったイメージが撮れるとカレンダーの1ページとして皆さまに届けたくなります。
8月:Lazy Afternoon
陽炎が出るほどの暑い日、ビーチへ向かう人や冷たいドリンクやアイスを買う人でごった返しているコニーアイランドの駅前。ストリートの工事現場をすり抜け”Wonder Wheel”の観覧車に乗ったり、アミューズメントパークで遊んだ後にビーチに行けるとはしゃいでいる週末を楽しみにしていた子供たち。サングラス片手にビーチサンダルを履いた多くの人々を乗せて駅に到着する列車。そんなブルックリンの夏がここにはありました。
9月:Vintage Autumn
ウェストビレッジの昼下がり、西に傾きかけた太陽の光が向かいのアパートの窓に反射し、柔らかく暖かく照らしてくれた瞬間。放課後前のストリートは少しだけ静かなひととき。青い自転車がレンガ色のアパートとしっくりくる光景でした。
10月:Soft Rainy Day
大雨のある日、もやがかった旧市庁舎前の公園は足元を濡らしながら行き交う人々で流れる時間。けど、そんな大雨をファインダーを通して見てみると、そこには水の中で揺らぐ景色の中を漂うような優しくやわらかな冷たい雨が写っていました。
11月:To the South
秋の紅葉と言えばセントラルパークが有名ですが、ニューヨークの街はセントラルパーク以外でも秋色に染まります。この1枚はリバーサイド近くの自転車道。こんな秋色の中をサイクリング出来るのもまたニューヨークの魅力に一つでもあります。
2.その時代に起こった出来事などを入れる
ニューヨークという舞台で日々起こる偶然や奇跡、中々普段見ることができない一瞬を入れるようにしています。カレンダー作りは少々時間がかかる為、直近に起こった出来事をすぐに印刷することは出来ないのですが、ここ数年で起こったこと、中々見れない光景などを入れるようにしています。今回製作するカレンダーでは2月、5月、7月、12月になります。
2月:Bel Air in Brooklyn
当初、ニューヨークに来る時まで私は「ニューヨークにはビンテージカーがいっぱい走っているんだろうな」などと勝手に想像を膨らましておりました。実際来てみるとTOYOTA、HONDA、NISSANといった車の多さに気づかされ、現実を知ることになります。それでもこの街で暮らしていますと、時折お目にかかれない光景に出逢うこともあります。この1枚もまさにブルックリンのアパートメントの駐車場にメタリックグリーンのBel Air 1957が駐車していました。こういうシーンに出逢うと”宝物を見つけた”気分のようになります。
5月:Manhattanhenge 2023
「マンハッタンヘンジというのをご覧になったことはありますか?」、写真を見た方に思わず聞いてしまう質問です。簡単に申しますと、マンハッタンのビルとビルの間に太陽が沈む現象です。詳しくは"マンハッタンヘンジ ウィキペディア"をご覧ください。
この現象自体も珍しいのですが、今回は「太陽の中に入った3人のフォトグラファーが太陽を撮っている」という光景に出逢えたことです。自分なりに「ここから撮ろうとしたらこういうものが撮れるだろうな」と予測して現場に行き、セッティングをするわけですが、この時は「さぁ撮ろう!」とファインダーを覗いた瞬間に目の前に広がる光景に大変驚いたのを覚えています。太陽もどんどん沈んでいくし、フォトグラファーも絶えず動き、同じ姿勢でいるわけではないので、思わず緊張が指に走ります。実際、この瞬間が撮れた時はほんの12秒の間でした。
7月:Celebrating Independence Day
アメリカの7月4日は「独立記念日」で、夜になるとあちらこちらで花火が上がります。ニューヨークでは特に”Macy's Fourth of July Fireworks”は夏の名物と呼ばれる一大イベントです。この時、川に5隻の花火打ち上げ用の船が出て、そこから花火がそれぞれの船から打ち上がります。写真に写っているように5隻が同じタイミングで打ち上げられる花火、その中心を捕えた芯が写っていると、さらに美しさが際立ち迫力が増します。ニューヨーカーを盛り上げてくれる5発同時の独立記念日の花火、それ釘付けになる何万人の観衆、赤・白・青とアメリカ国旗色ネオンのエンパイアステートビル、国連本部、クライスラービル、サミット、と1枚の中にニューヨーク独立記念日の夜を凝縮してみました。
12月:The Biggest Christmas Tree in New York
ニューヨークで一番大きなクリスマスツリー。ワン・ワールドトレードセンターは2014年11月3日に開業してから2024年でちょうど10周年になります。ワン・ワールドトレードセンターが出来る前、2011年の冬、この大きな建物は巨大なクリスマスツリーに変身しました。100階建ての建物にクリスマス色の電球を付ける事自体大変なのに、まだ工事も終わってないのに、クリスマスが終わったらまた電球を白に戻さないといけないのに、完成させるより前に”その時を楽しむ”=『今を生きる』、まさにそれを体験したひと時。夢を持たせる遊び心を持つ、そんなおおらかな国を垣間見れたクリスマスでした。
3.「月とニューヨーク」をテーマにした写真を入れる
こちらは私が2011年から撮り続けているテーマです。スーパームーンを入れる時もありますし、私がこだわって撮影した月の作品の時もあります。今回制作するカレンダーでは、マンハッタンのビルと重なる瞬間を計算して撮影した”シルエットシリーズ”の1枚を6月の1ページとして入れています。
この時のショートフィルムをご覧になりたい方は以下のリンクからご覧くださいませ。
リンク ⇒ Cold Moon Rising 2022 Short Film Vol.19
ブログ記事 ⇒ Cold Moon 2022 ー記録ー
資金の使い道
プロジェクトで集まった資金は制作携わる資金とさせていただきます。カレンダーやキャンバスのデザイン費+製作費(約19万円)、輸送資金(約4万円)、人件費(約1万円)、及び、CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料(17%+税金)にする予定です。今回のプロジェクトで「ニューヨークにこういった活動をしている日本人フォトグラファーがいるのだ」と気づいていただき、私の活動が皆さまの励みになれば大変嬉しい限りです。
リターンについて
2023年11月からデジタルリターン、及び12月から現物リターン発送予定です。
実施スケジュール
2023年10月:クラウドファンディング実施
⇓
2023年11月:デジタルリターン発送開始、現物リターン商品製作開始、及び配送などの手続き開始
⇓
2023年12月:現物リターン発送開始
最後に
2020年、パンデミックになり世界は一変しました。私自身もコロナ禍前と比べて明らかに体調に変化が多々あり、また手術もし、この街で生きてゆくタフさを日々感じ活動しておりますが、私が撮る1枚で何か心を動かし元気になってもらえるきっかけの一つになれば大変嬉しく思います。そういったサポーターの方々の気持ちを胸に「もう1歩だけ先に…」進む気持ちを持ち続け、ニューヨークという街で起こる”出来事”・”一瞬の時間”を記録し続け、私が感じ撮った作品を皆さまに届け、またそれが新たな生活の潤いの一つになるというスパイラルが出来上がっていくインタラクティブなコミュニケーションが出来ることを願っております。
是非ともご支援よろしくお願い致します。
将来、日本で写真展開催を考えております。ご興味ある方はリターン選択時に「備考欄」にお名前・ご連絡先(Eメールアドレスなど)をお書きください。私のウェブサイトからでもご連絡できますので、ご覧くださいませ。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディングプロジェクト2023無事終了いたしました!
2023/11/01 06:08皆さま、クラウドファンディングプロジェクトが無事終了しました!今年はプロジェクト達成率が過去4回の中で最高記録、また、2年ぶりに支援者数・支援額共に記録更新するなど皆さまの熱いサポートを感じた3週間でした。目標達成した時にも書かせていただきましたが、このプロジェクトへ色々な方が関わって無事終えれたと改めて感じます。写真の使用許可やアドバイスなど立ち上げに関わっていただいた方々、SNSなどで記事をシェアしていただいた方々、お知り合いご家族へ口コミでお知らせいただいた方々、もちろんこのプロジェクトへご支援いただいた方々など多くの人に支えられて達成できました。小さなプロジェクトですが、「1歩」だけでも前に進み、自分自身の活動を継続して広げていきたいと思います。「ニューヨークでこんな活動をしている日本人フォトグラファーがいるんだ」というきっかけになれば、また、私の活動を知っていただく窓口として皆さまに元気を与えればと思います。世界は、また新たな戦争がはじまり、インフレ・円安など不安な状況が増してきていますが、皆さまのサポートでもう1歩先へ進めるよう頑張りたいと思います。今年も残り2か月を切りましたが、皆さまが素敵な2024年を迎えれることを願っております、ありがとうございました。Triangle NY植山 慎太郎 もっと見る
残り1時間となりました!
2023/10/31 22:59皆さま、この3週間、私のプロジェクトへのご支援・記事のシェアなどありがとうございます!残り1時間となりました、一人でも多くの方に私の活動を知っていただくためのきっかけとして、最後まで頑張りますのでよろしくお願い致します。Triangle NY植山慎太郎 もっと見る
残り3日になりました!
2023/10/28 22:16皆さま、このクラウドファンディングプロジェクトも残り3日となりました。このプロジェクトを一人でも多くの方々に知っていただきたいのでご家族・ご友人などに「ニューヨークにこんな変わったフォトグラファーがいるんだよ!」などと広めていただければ幸いです。よろしくお願い致します!Triangle NY 植山慎太郎 もっと見る
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