2018/06/26 16:24

岡山県西粟倉村役場の保健福祉課の井上大輔です。

信岡さんからこの“さとのば大学”の構想を聞いた2年前、地域留学型の大学の可能性にめちゃくちゃワクワクして、実現に向けて動き始めたら絶対に西粟倉村も参加したいとずっと思っていました。

SNSで始動を知ると、すぐに信岡さんに連絡をとり、オンラインで構想について伺い、庁内でも「やりたい」と地域参画を提案しました。
保健福祉課からの分野外の提案に対し、村長からも「これまでとこれからは違う、次の時代へ多くのコトをアレンジしないといけない。生きやすさの追求をして欲しい。」という言葉いただきました!

2008年から百年の森林構想というビジョンを村の中心に林業再生や再生可能エネルギー、ローカルベンチャー、自治体ICOの模索など、たくさんの挑戦をしてきた西粟倉村ですが、新しい未来をつくることに挑戦する人をいかに地域として支え、育てられるか、そして、挑戦できる自由な空気感(環境)をいかにつくれるかが、地域の未来を変える大切なポイントだと感じています。

brighten our forests,
brighten our life,
bighten our future!!
生きるを楽しむ

これまでの10年、西粟倉村は「百年の森林構想」をビジョンに自然資本の価値を引き出すことに注力してきました、これからの10年は「百年の森林構想」の持続と併せて社会関係資本にも注力していきます、そのビジョンが「生きるを楽しむ」です。

地域と都市の共創に向き合ってきた信岡さんと一緒に人を育て、未来を生み出そうとする地域と連動して創るこの“さとのば大学”構想は、西粟倉村の「生きるを楽しむ」をスタートする象徴的な取り組みの一つとなり、村の未来を少し変えると感じています。

ほしい未来は自分たちでつくるため、やりたいことがある学生が、制限なく挑戦できる優しい豊かな環境を提供したい。
信岡さんが進めてくれるのではなく、自分たちもこの大学構想を育てるつもりで積極的に創っていこうと思います。支援者としての行政ではなく、西粟倉村も一緒に創る当事者として、走ります!

 

 

西粟倉村出身。大学卒業後、Uターンし西粟倉村職員となる。「百年の森林構想」による林業再生事業や再生可能エネルギー事業など村内の地域資源を活かす村の取り組みが進む中、次の一手として、ローカルベンチャー推進事業に着手、多くの起業家や広がりが生まれ、現在まで続く新しい流れをつくる。平成29年4月から保健福祉課、保健福祉課で試行錯誤中。