海の上に作られたスラム街に住む10代の女性にインタビューをさせて頂きました。
彼女の夢は看護師。理由を聞くと、家族の健康を守り、誰かの支えになりたいと答えてくれました。
私は看護師資格を持っているのですが、
その事を伝えると、彼女は「本当に羨ましい」と言って、少し俯いた表情をしていました。
勉強したくても両親の経済面だけで苦しい状況と話してくれました。
私は将来についての方向性に迷う時があり、その不安で押し潰されそうになる事があります。けれど、迷える選択肢がある事は、彼女達にとって幸せな事だと気付かされました。
そして彼女は最後のメッセージで、
「人生で困難な事があっても何事も諦めないで欲しい。もしそれでもどうにもならない事があれば神に祈るのが私のもっとうです」
と話してくれました。
夢を諦めずに前を向こうという力に心動かされました。
彼女が住む場所は2021年台風の影響で崩壊し、ボランティア団体の方の協力で今は修復ができています。
けれど、今もなおまた同じ事が起こる危険な状況下に置かれ生活をしています。
私ができる事は夢を諦めざる負えない状況にいる子供達の支援をする事だと思いました。