世界大会で金賞受賞歴を持つ蜂蜜の魔術師。秋田のカエデが香る黄金のお酒「ミード」
自身の哲学で究極のミードを追い求め続ける職人エリック・ボシック。彼の情熱とこだわりが詰まった新作「Through The Trees」は、秋田県産の大変希少なカエデ蜂蜜を使用し、仏アルザス産ワイン酵母で醸造。フレンチオークを投入する独自の製法でビター風味を出し、蜂蜜本来の甘みとの絶妙なバランスが楽しめる秀逸のミードを是非ご賞味ください。
「自然が生み出す世界最古のお酒『ミード』」
皆さんは「ミード」というお酒をご存じでしょうか?
ミードは蜂蜜酒とも呼ばれ、その名の通り蜂蜜を原料としたお酒です。その歴史は古く、地面に落ちた蜂の巣に雨水が溜まり、中に残された蜂蜜が偶然発酵して生まれた『世界最古のお酒』とも言われています。「ハニーワイン」という呼び名もあることから「ワインに蜂蜜を混ぜて作るお酒」だと思われがちですが、そうではありません。ワインはブドウを発酵、日本酒はお米を発酵させるのと同じく、ミードは蜂蜜を発酵させて作る醸造酒です。
蜂蜜は糖度が高く、それ単体では発酵させることができません。水を加えることで糖の比率を下げ、厳選された酵母を加えることでようやく発酵が始まります。そこからの温度管理や、酵母の活動のコントロール、厳しい衛生管理など、職人のたゆまぬ努力によって、深い味わいを持つミードが生まれるのです。
蜂蜜の品質だけでなく、ミツバチのコンディション、その土地の土壌、使用する水の清らかさ、「テロワール」と呼ばれるこれら全てがミードの風味として現れるため、自然が生んだ芸術とも言えるでしょう。
今回リターンとして提供させていただく私たちが作るミードも、まさにそのような自然の恵みをフルに活かしています。新作、「Through The Trees(スルー・ザ・ツリー)」は、秋田県の森林で生育するカエデの蜂蜜を使用しています。
カエデの英名の通り、メープルの風味が独特のテイストを生み出しています。酵母にもこだわっており、ワインの本場フランスから輸入した酵母使用し、また醸造時にフレンチオークを投入することで、蜂蜜の甘みとオークのビターな風味に絶妙なバランスをもたらしています。
「蜂蜜の魔術師であり、究極のミードを追い求める職人 エリック・ボシック」
Wicked Way Mead代表 エリック・ボシックを紹介させていただきます。
凍てつくロッキー山脈を臨む豊かな自然の中で育ち、ロサンゼルスでは映画産業に従事。日本への移住後も俳優やモデル、さらにはフォトグラファーをもこなすという、異色の経歴を持つエリック・ボシック。
新たな刺激を求めて向かったヨーロッパで、大きな転機が訪れます。
かつて世界最大のミード輸出国であったチェコ共和国で、彼はミードに出会いました。
他のお酒には無い、多層的で深みのある味に魅了されたエリックは、単なるファンとしてではなく、究極のミードを自ら創り上げることを胸に誓い、第二の故郷である日本に戻りました。
子供の頃に祖父の養蜂を手伝っていた経験から、養蜂への情熱が再燃し、祖父の哲学を受け継いでエリック自ら養蜂を行うようになりました。
ミツバチの習性から健康管理、季節や場所によって変わる蜂蜜の風味など、ミードにとって最も重要な蜂蜜の研究を重ねました。
また、本格的な醸造技術を学ぶため、ワイン教育の世界的権威カリフォルニア大学デービス校にて、ロバート・モンダヴィ・スクール・オブ・ワインメイキングを修了。そこで培った経験をもとに、自らのレシピを開発し、醸造を行うようになりました。
彼のミードに対するこだわりは誰よりも強く、原料となる蜂蜜の品質や産地、糖度の調整、使用する酵母との相性、醸造中の温度管理や酵母の健康状態、フィルターの目の細かさにいたるまで、自然現象までをもコントロールするような緻密な計算のもとで醸造が行われます。
このひたむきな努力が実を結び、2021年に米国で開催されたミード専門の国際コンクール「メイザー・カップ」において、「Pathfinder」が銅賞、そして「Ring of Fire」が日本初の金賞を受賞しました。これを機に、世界においてWicked Way Meadが認知され、エリックは”蜂蜜の魔術師”として名を知られるようになります。
現状に満足することなく、いつか創り上げる究極で完璧なミードを目指し、今日も研究を続けています。
「Through The Trees 秋田県産カエデ蜂蜜100%使用の ミード」
春の終わりに小さな赤い花を咲かせるカエデ
木々の間をすり抜けて、ミツバチが飛び交う森林
日本海からの冷たい風が、東北・秋田県の原生林の間を吹き抜けるとき
鮮やかな緑の葉は、最後の情熱を灯した赤色へと変わる
秋田県産のカエデ蜂蜜を使用した国産ミード「Through The Trees(スルー・ザ・ツリー/木々の間を抜けて)」を紹介させていただきます。
・日本でしか作りだせない特別な味わい~秋田県産カエデ蜂蜜を使用~
今回、エリックが目指したのは、日本というテロワールを活かした、日本でしか作ることのできない特別なミード。その原料として、秋田県産のカエデ蜂蜜を使用しました。海外ではほとんど採取できないカエデ蜂蜜は、まさに日本特有の蜂蜜であり、他の蜂蜜では表現できない上品で深い味わいが特長です。
手つかずの自然が残る秋田の森林。寒冷地であり、少し湿度のあるこの森林は、カエデの生育にとってベストな環境でもあります。
実はカエデ蜂蜜の生産のためには広大なカエデの森林が必要で、そのような森林が残っているところは日本でも多くありません。日本中を探し回った結果、やっと見つけたのが秋田県産の蜂蜜でした。
最高の環境で採取されたカエデの蜂蜜は、その英名である「maple」が示す通り、メープルシロップのようなソフトで軽い、上品な風味を持っているのが特徴です。
・古代の森林がもたらす深みのあるテイスト ~フレンチオーク~
200年の歴史を持つフランスの樽工房から、フレンチオークを仕入れました。木そのものは、高級オーク材の産地でもある古い森林から採取されたのち、雨と風の中で2年間の熟成を経て、最終的に直火でローストすることで、オークの豊かな風味が引き出されます。
「Through The Trees」では、醸造段階で細かく砕いたオークチップを投入しています。
フレンチオークには、ダークチョコレートや焙煎したコーヒー豆、エキゾチックで香ばしいスパイスのような風味があります。これらの独特な風味は、カエデ蜂蜜からもたらされる上品な香りと混ざり合い、Through The Treesの名の通り、古代からの森林がもたらすような、深みのあるテイストを表現しています。
・味わいの決め手~仏アルザス産酵母~
ミードの最終的な風味を決める酵母。オーケストラで例えるなら指揮者です。
ゲヴュルツトラミネールやリースリングワインのような高級ワインに使用される、仏アルザス産の酵母を使用しており、スモーキーでスパイシー、そしてエッジのあるフルーティな香りを引き立てます。
・おすすめの飲み方
冷蔵庫で冷やしてから長いステムの白ワイングラスに注ぎストレートでお飲みいただくことをおすすめします。
ミード単体でお飲みいただければ、何万ものミツバチが集めた蜂蜜の風味、そこに込められた養蜂家の想い、そして自然の木々の風味を存分に感じられるでしょう。また、上質な白ワインのように、食事とも一緒にお楽しみいただけます。リンゴ、サーモングリル、ベーコン、チーズなどに合い、カエデが美しく燃え上がる秋の季節にぴったりのお酒となっています。
ご購入いただいた時点でも十分な味わいを持っていますが、2年~5年の熟成を加えると、さらにリッチな味わいとなります。現在の味わいと熟成後の味わいを両方お楽しみいただくため、ボトル2本をご購入いただくのがおすすめです。ストイックにミードと向き合い続ける職人が生み出した新作のミード。
ぜひこの機会にお手に取っていただければと思います。
「Magic of Wicked Way Mead. 一口ごとに広がるこだわりのクラフトマンシップ」
蜂蜜の魔術師と呼ばれ、世界大会で金賞を受賞しながらも、さらなる高みを目指し、まるで魔法のようなミードを創り続けるエリック・ボシック。いずれ辿り着く究極のミードのためには、皆さんのご支援が必要不可欠です。将来は自ら養蜂した蜂蜜を使用しミードを作る、究極のミーダリーを目指しています。
魔法のような深みとともに、日本の美しき原風景を表現する「Through The Trees」
ボトルの一つ一つに、彼の情熱とこだわりが込められています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
[スケジュール]
12月7日 クラウドファンディング終了
2023年12月末 リターン発送
2024年1月 新たなクラフトミードの創作へ
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。
[資金の使い道]
機材、設備費:約20万円
新たな創作ミード(作品)を作るための開発費、作品作りにベストな品質のよい国産蜂蜜、材料の調達費用
[酒類販売管理者標識]
1.販売場の名称及び所在地:Wicked Way Mead/東京都町田市474-5 Prairie Square 104
2.酒類販売管理者の氏名:Eric Bossick
3.酒類販売管理研修受講年月日:令和3年9月3日
4.次回研修の受講期限:令和6年9月2日
5.研修実施団体名:全国小売酒販組合中央会
[募集方式について]
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る「至福のミードSERENITY」プロジェクトの最新情報!
2024/05/04 14:00サポーターの皆様、皆様のおかげで、WICKED WAY MEADの新しいプロジェクト「蜂蜜の魔術師の新作!希少な京都産・山藤蜂蜜を使用した至福のミードSERENITY」は目標金額の50%を達成いたしました!この度は、心より感謝申し上げます。プロジェクトの最新情報をお知らせいたします。4月23日に渋谷で、酒類業界のプロフェッショナルを対象に、SERENITYの発表をテーマにしたWICKED WAY MEADの初のイベントが開催されました。60名のソムリエ、バーテンダー、シェフなどが参加し、WICKED WAY MEADとエリック・ボシックのこだわりに大きな関心を寄せてくださいました。また、このイベントはワインメディアにも取り上げられました!以下に、関連記事のリンクを共有いたしますので、お時間のある際にぜひご覧ください。https://www.winekingdom.co.jp/_ct/17698125https://www.whynot-web.jp/mead20240429/このように、皆様のご支援とご協力のおかげで、WICKED WAY MEADの新プロジェクトは大きな前進を遂げることができました。引き続き、よろしくお願いいたします。WICKED WAY MEAD もっと見る
新たなプロジェクトが誕生しました!
2024/04/25 11:07いつも応援、ご支援いただきありがとうございます。この度、「蜂蜜の魔術師」エリック・ボシックによる新作ミード「SERENITY」 のプロジェクトが開始されました!!https://camp-fire.jp/projects/view/757166?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_showプロジェクト第三弾目となる今回の新作は自然豊かな京都の里山でつくられた山藤蜂蜜を使用した、特別なミードです。「SERENITY」の蜂蜜は里山の山藤を蜜源としたシングルオリジンハニーで、口にすると優しい甘みと豊かな風味が瞬時に広がります。「SERENITY」の日本語訳は「静寂」。山藤蜂蜜の柔らかな甘さと上品な香りが日々の疲れを癒し、安らぎの時間をもたらしてくれることを願って名付けられました。第一弾、第二弾とは違う香り、表情を持つミードです。ぜひこの機会にお楽しみください! もっと見る
本日最終日!
2023/12/07 11:35ここまで沢山のご支援ありがとうございます。599%を達成!ひとえにみなさまの応援のお蔭です。ラストスパートを一緒に見守っていただけると幸いです。本キャンペーンのシンボルかえでとともに、 もっと見る
新作ミードをめっちゃめっちゃ楽しみにしています!今まで飲んでいたお酒の中で一番美味しかったので、これからもいっぱい飲んで、いっぱい応援したいと思います。頑張ってください! Great luck on the campaign! Through the Trees looks amazing, and I can't wait to get a bottle :)