CAMP FIREで「タイ北部全県の旅」をご支援してくださったみなさまへご報告がございます。
今回のクラウドファンディングでは、セカンドゴールの達成で支援金の一部を「タイ北部支援団体へ寄付」することを公言していました。
寄付額としてお約束していたのは5万バーツ(約20万円)です。
寄付先の団体が決まり、寄付が完了いたしましたのでこの場にてご報告いたします。
まず、今回は2団体に寄付いたしました。
1つ目は、タイ北部の子供たちを支援している「มูลนิธิยุวพัฒน์ เพื่อโครงการ SOCIALGIVER(Yuvabadhana Foundation for Socialgiver)」という団体です。
https://www.yuvabadhanafoundation.org/en/homepage/
こちらには2万バーツを寄付いたしました。
そして2団体目は、京都に本部を置く「タイ教育交流協会」です。
タイ教育交流協会は、タイ北部メーホンソーン県のクンユアムを支援する「クンユアム基金」を設立しており、そちらへ10万円を寄付いたしました。
クンユアムといえば、第二次世界大戦時のインパール作戦において、日本兵たちが命からがら敗走したどり着いた地です。
この地で命を落とした日本兵も数多く、日本人有志の方々が寺院にお墓を建てていることはご存知の方も多いでしょう。
タイ教育交流協会は、旧日本兵の英霊が眠るお墓が荒廃せぬよう、現地の高校生に奨学金を援助するとともに墓守を依頼。
クンユアムの高校生が京都へ来たり、また京都の高校生がクンユアムを訪れたりと、交流も進んでいるといいます。
こういった交流はずっと続いてほしい。
そういう想いからも、クンユアム基金へ寄付させたいただきました。
クンユアム基金の詳しくはタイ教育交流協会のサイトをご覧ください。
タイ北部全県の旅では、メーホンソーン県での滞在時にクンユアムへも立ち寄りました。
旅が終わってからの4月にも再度訪れ、クンユアムの高校で日本語を教えているジン先生にお会いし、日本のお菓子を差し入れとして持参しました。
第二次世界大戦で戦った日本兵が、タイ北部の小さな町クンユアムで眠っていることを、もっと多くの人に知ってもらうべきだと思っています。
そのために僕は今後もクンユアムへは訪れ、YouTubeやnoteで発信していくつもりです。
最後に、寄付金の残りについてお知らせいたします。
1団体目のYuvabadhana Foundation for Socialgiverに寄付したのは2万バーツ。
2団体目のクンユアム基金へは10万円(約2万5千バーツ)ですので、5千バーツが残っています。
この5千バーツで浴衣を購入し、クンユアムの高校へ送る予定です。
なぜ浴衣を送ることにしたのかは、クンユアムの高校でジン先生とお話をしたことがきっかけでした。
クンユアムで毎年11月ごろに開催される「プアトーン祭り」では、現地の高校生たちが浴衣を着て参加するのですが、学校が保有しているというその浴衣はかなり古くなっているといいます。
今年のプアトーン祭りでは新しい浴衣を着てお祭りを楽しんでもらいたい!
なので浴衣を高校へ送ることにしました。
浴衣はいま手配している最中ですので、現地へ届きましたら改めてこの場にてご報告いたします。
11月開催のプアトーン祭りは、僕も現地へ訪れる予定です。
プアトーンというのはお花のことで、これが山々に咲き乱れる時期に開催されるお祭りのようです。
日程などの詳細は僕のnoteやSNSでお知らせいたしますので、ぜひそちらをフォローしてください!