たくさんの方々からご支援をいただき、クラファン開始10日ほどで目標金額に到達いたしました。
ありがとうございます!
クラウドファンディングは引き続き開催しておりますので、ネクストゴールとして300万円を目指すことにしました。
ネクストゴールを達成いたしましたら北タイ山岳民族を支援する団体に5万バーツ(約20万円)を寄付いたします。
引き続き「タイ北部全県の旅」へのご支援よろしくお願いいたします!!
はじめに
タイのバンコクで旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を運営している西尾康晴と申します。
2017年に立ち上げ、日本人向けのタイ国内旅行を扱っています。
今回のクラウドファンディングで私が支援をお願いしたいのは、タイ北部の全17県を巡り、北タイの文化や風習、魅力などを発信するための旅の資金です。
======目次======
①3度目となるクラファンで挑むのは「タイ北部全県の旅」
②タイ北部とはどんなエリアなのか
③タイ北部全県の旅での活動内容
④「タイ北部全県の旅」のリターン
⑥リターンでの資金の使い道
⑥最後にみなさまへ
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3度目となるクラファンで挑むのは「タイ北部全県の旅」
私はCAMP FIREを利用して、過去に2回のクラウドファンディングを行いました。
1回目は2021年にタイ東北地方全県の旅、2回目は2022年にタイ南部全県を巡る旅の企画でした。
◆タイ東北地方全県の旅クラウドファンディング◆
https://camp-fire.jp/projects/view/482338
◆タイ南部全県の旅クラウドファンディング◆
https://camp-fire.jp/projects/view/630583
過去2回ともに、おかげさまでクラウドファンディングの目標金額を達成することができました。
そして今回、3度目となるクラウドファンディングに挑みます。
3度目の企画は、タイ北部全県の旅です。
北タイに広がる17県を周りながら、動画やライブ配信、ブログ、SNSなどで文化や魅力を発信していくため、必要な資金を支援してもらいたく、クラウドファンディングを立ち上げました。
タイ北部とはどんなエリアなのか
タイ北部がどのような場所であるか、まず簡単に説明いたします。
北部は全17県で構成されており、文化や経済の中心となっているのはチェンマイです。
チェンマイは13世紀にランナー王国の首都として栄えた古都で、現在はバンコクに次いでタイ第二の都市として発展しています
タイ北部の特徴として挙げるべきなのは、山岳民族の存在です。
よく知られているのは、ガリヤンコーヤーオ(กะเหรี่ยงคอยาว)と呼ばれる首長族でしょう。
首にいくつもの金属の輪をはめ、首を長く見せることで美しさを表現していると言われています。
首長族以外に分布している山岳民族の内訳は著書『タイを知るための60章』によると、カレン族(35万3574人)、モン族(12万6300人)、ラフ族(8万5845人)、アカ族(5万6616人)、ヤオ族(4万8357人)、リス族(3万3365人)、ティン族(3万8823人)、ルア族(1万7637人)、カム族(1万3674人)、ムラブリ族(125人)です。
これほど多くの山岳民族がタイ北部に分布しています。
タイ北部全県の旅では山岳民族が住む村にも訪れ、彼らの生活の様子などを伝えられたらと考えています。
タイ北部全県の旅での活動内容
今回の旅の趣旨は「タイ北部の魅力」を伝えることです。
タイ北部について「チェンマイやカオソーイぐらいしか知らない」といった方々も含め、これまで見たことのない風景、風習、食文化、現地に住む方々の日常などの魅力を少しでも知ってもらいたいと思っています。
そのために現地では、以下の活動を通じタイ北部の魅力を発信していきます。
①毎朝のYouTubeライブ配信
過去2回の旅企画では、毎朝YouTubeでライブ配信を行なってきました。
タイ北部の旅でも同じく、私のYouTubeチャンネルにて日本時間の8時からスタートし各県の町の様子や風景をライブ映像にてお届けします。
(電波状況などによりライブ配信できない日があるかもしれません)
②北タイの食文化をブログやYouTubeで紹介
タイ北部を代表する料理といえばカオソーイがもっとも知られているでしょう。
タイ北部はミャンマーなどの国境に接していることもあり、中国の雲南系ムスリムがミャンマーを越えてタイへ渡り、その際に持ち込んだ料理がカオソーイだと言われています。
カオソーイの背景から見えるように北タイの食文化はミャンマーや中国、さらには山岳民族の食文化の影響も受けてきました。
そしてランナー王国時代から受け継がれている食文化もあり、それらが北タイ料理と称されています。
そういったタイ北部の食文化を伝えるため、各県ではさまざまな北タイ料理を食べ巡り、ブログ「激旨タイ食堂」やYouTube、Instagramなどで紹介していきます。
③タイ北部に広がるコーヒー園を訪問
北タイにはミャンマーとラオス、タイが接する”ゴールデントライアングル"と呼ばれるエリアがあります。
今では観光名所となったゴールデントライアングルですが、数十年前までは大麻となるケシが盛んに栽培されており、3ヶ国とも取り締まらない完全な無法地帯でした。
世界最大の麻薬密造地帯とも言われていましたが、取り締まりに着手したのはタイです。
1987年、タイ王室のメーファールワン財団は、麻薬撲滅と少数民族たちの自立を目的とし、ケシ栽培をやめさせる代わりにお茶やコーヒー、マカデミアンナッツなどの栽培支援を始めました。
その後、タイ政府は2002年にケシ栽培禁止令を発令。
山岳民族はケシ栽培で生活する必要はなくなり、代わりに伸びて行ったのがコーヒー栽培です。
タイ北部は寒暖の差が激しいことと、“コーヒーベルト”と呼ばれる北緯25度から赤道をはさんで南緯25度の地域であることから、コーヒー栽培に適していました。
いまではタイ北部の各地でコーヒー栽培が行われるようになり、チェンライ産の「ドイチャンコーヒー」は日本にも出店したほど名の知れたコーヒーブランドに成長しました。
そういった北部各地のコーヒー農園にお邪魔して、北タイコーヒーの魅力もお届けしようと思っています。
「タイ北部全県の旅」でのリターンの内容
「タイ北部全県の旅」でのクラウドファンディングにご支援してくださった方々には、以下のリターンを用意しております。
【1,000円】お礼メール
タイ北部の旅からバンコクへ戻ってきましたら、ご支援いただいたお礼メールをお送りいたします。
【5,000円】オリジナルステッカー2枚&写真付きお礼メール
今回のクラウドファンディングのためにデザインしたステッカー2枚と、タイ北部で撮影した写真付きのお礼メールをお送りします。
ステッカーはタイからの発送です。
【10,000円】クラウドファンディング オリジナルTシャツ&写真付きお礼メール
この企画のためだけにデザインしたオリジナルTシャツと、タイ北部で撮影した写真付きお礼メールのリターンです。
大きくデザインした文字は、現代では読めるタイ人がほとんど居ないと言われている、かつてランナー地域で用いられていた〝ランナー文字〟を、筆文字で仕上げています。
「キンパンピー・ビーパンノン」と読み、「食べて兄弟を作ろう。兄弟になろう」という意味のランナーのことわざです。
年長者・年少者ともに〝分かち合うこと〟そして〝寛大であること〟を意味する、心温まるメッセージが込められています。
こちらのTシャツをデザインしてくれたのは前回同様、バンコクでデザイン会社「A-THIT GRAPHIC」を運営している石田杏奈さんです。
【10,000円】クラウドファンディング オリジナルトートバッグ&写真付きお礼メール
Tシャツとは別デザインで作ったオリジナルトートバッグと、タイ北部で撮影した写真付きお礼メールのリターンです。
こちらでは、北タイの代表的な料理と名前を、手描きでポップにあしらっています。
メインのタイ語は「ลำแต๊แต๊(ラム・テェテェー)」という北タイ語。
標準的に使われるタイ語の「アローイ・ヂンヂン(本当に美味しい)」にあたる言葉で、北タイの人にこれを言うとクスッときてしまうような気さくな方言だそうです。
現地の方とのコミュニケーションツールとしても一役買ってくれるかも!?
色はナチュラルとブラック、サイズはMサイズとLサイズからお選びいただけます。
【12,000円】2024年1月1日開催オフ会(ステッカー付き)
年明け早々の2024年1月1日に、バンコクで半日オフ会を開催します。
アソークで待ち合わせしたあと、こちらで手配した車(バンorバス)でまずはワットアルンで初詣です。
そのあとは、乾季でしか見ることができない塩田を見学し、海沿いのシーフードレストランで食事をします。
◆オフ会スケジュール◆
14:00 アソークにて待ち合わせ(詳しい場所は参加する方にお伝えします)
↓
14:30 ワットアルンを参拝
↓
15:15 ワットアルン出発
↓
16:30 塩田を見学
※前日または当日の天候により見れない可能性もあります
↓
17:30 シーフードレストラン「JK シーサイド」にて食事
↓
21:00 アソーク到着・解散
支援金には往復の交通費、食事代、アルコールなど飲料代、クラウドファンディングオリジナルステッカー2枚が含まれています。
【15,000円】zoomで西尾とさしトーク(1時間ほど)
zoomを使って西尾とトークできるリターンです。
参加はお申し込み者ともう1人の2名でも可能です。
日程や時間などは相談して決めていきます。
【15,000円】編集動画の最後にテロップでお名前掲載(小)
バンコクへ戻ってきてから、各県で撮影した映像を編集しYouTubeで公開していきます。
こちらの動画の最後に、お名前をテロップで紹介するリターンです。
小サイズのテロップは10名様限定。
編集動画の制作総本数は未定ですが最低でも10本は制作します。
支援時に、掲載したいお名前を備考欄でお知らせください。(15文字まで)
【30,000円】編集動画の最後にテロップでお名前掲載(大)
編集した動画の最後でお名前を紹介するリターンです。
こちらは大サイズのテロップで4名様限定。
編集動画の制作総本数は未定ですが最低でも10本は制作します。
支援時に、掲載したいお名前を備考欄でお知らせください。(15文字まで)
【30,000円】西尾が案内するバンコクのローカルタイ料理店
これまで何百店舗とバンコクでタイ料理を食べ歩いてきた私が、ローカルタイ料理店をご案内し一緒にお食事するリターンです。
ご希望のお店がなくても、どういったタイ料理が食べたいか、どのようなお店に行きたいかなどを教えていただければ、私から候補のお店をいくつかご提案いたします。
参加できるのはお申し込み者を含めて5人までOKです。
飲食時間は4〜5時間を目安としてください。(飲食代は含まれていません)
日程や時間などは相談して決めていきます。
【50,000円】ライブ配信で着用するTシャツのスポンサー枠(前面 小サイズ)
タイ北部旅のライブ配信で着用するTシャツに、お名前またはロゴを入れるリターンです。
こちらの募集枠は6枠で、Tシャツ前面に配置します。
またライブ配信動画の概要欄で名前(社名)やサービス内容(30文字程度)を紹介します。
【50,000円】ライブ配信で着用するTシャツのスポンサー枠(肩)
タイ北部旅のライブ配信で着用するTシャツに、お名前またはロゴを入れるリターンです。
こちらの募集枠は4枠で、Tシャツ左右どちらかの肩部分に配置します。
またライブ配信動画の概要欄で名前(社名)やサービス内容(30文字程度)を紹介します。
【100,000円】ライブ配信で着用するTシャツのスポンサー枠(前面 中サイズ)
タイ北部旅のライブ配信で着用するTシャツに、お名前またはロゴを入れるリターンです。
こちらの募集枠は1枠で、前面に配置します。
またライブ配信動画の概要欄で名前(社名)やサービス内容(30文字程度)を紹介します。
【200,000円】ライブ配信で着用するTシャツのスポンサー枠(前面 大サイズ)
タイ北部旅のライブ配信で着用するTシャツに、お名前またはロゴを入れるリターンです。
こちらの募集枠は1枠で、前面に配置する枠でもっとも大きなサイズになります。
またライブ配信動画の概要欄で名前(社名)やサービス内容(30文字程度)を紹介します。
以上が本プロジェクトでご用意したリターンです。
以下にリターンの一覧をまとめました。
リターンでの資金の使い道
クラウドファンディングでご支援してくださった資金は以下の用途で使用させていただきます。
【資金の使用用途】
・タイ北部旅で使用するレンタカー、ガソリン代、宿泊代、現地取材費など
・リターン品の制作や送料(Tシャツなどのデザイン代、制作代、発送代)
・オフ会の車両代、飲食代
・クラウドファンディング手数料
目標金額を超えましたら、今後のYouTubeの活動資金にさせていただきます。
最後にみなさまへ
タイ地方の全県を巡る旅企画は、今回のタイ北部で最後となります。
僕がこの旅を企画した目的は、1人でも多くの日本人に、いままで知らなかったタイ北部の文化や風景といった魅力を届けることです。
「北タイ」へ行きたくなるようなコンテンツを発信していきますので、ぜひともご支援よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る「子どもたちに無料でタイ衣装をレンタルしたい」プロジェクトを発足しました!
2024/07/29 07:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
支援金の一部で高校に【浴衣】を進呈いたしました
2024/05/31 06:00「タイ北部全県の旅」でご支援くださった方々へご報告です。 前回の活動報告では、支援金の一部を2団体に寄付したことをお知らせいたしました。 詳しくは以下をご覧ください。https://camp-fire.jp/projects/713267/activities/574865上記の活動報告でもお知らせしたように、残り5000バーツでクンユアムの高校に浴衣を進呈いたしました。 進呈した浴衣は4着。5000バーツで購入した浴衣は3着で、あと1着は、クラウドファンディングのキービジュアルをデザインしてくださった、石田杏奈さんからのものです。前回の活動報告を読んだ石田さんから 「日本から持ってきた浴衣があるので、そちらも送っていただけますか?」 とご提案いただいたのがきっかけです。送付した浴衣が高校に届き、ジン先生から高校生たちが浴衣を持った写真を送っていただきました!タイ北部全県の旅に出る前には想像もしていなかったご縁があり、この出会いに力になれたのは、クラファンでご支援していただいたからこそです。 ご支援してくださった方々には、深く感謝しております。 ほんとうにありがとうございました。今後予定しているクラウドファンディングでの企画でも、こういった支援をしていきたいと思っていますので、企画を立ち上げた際はご協力いただければ幸甚です。 これからもよろしくお願いいたします! もっと見る
【ご報告】支援金の一部を2団体に寄付いたしました
2024/05/08 06:00CAMP FIREで「タイ北部全県の旅」をご支援してくださったみなさまへご報告がございます。今回のクラウドファンディングでは、セカンドゴールの達成で支援金の一部を「タイ北部支援団体へ寄付」することを公言していました。寄付額としてお約束していたのは5万バーツ(約20万円)です。寄付先の団体が決まり、寄付が完了いたしましたのでこの場にてご報告いたします。まず、今回は2団体に寄付いたしました。1つ目は、タイ北部の子供たちを支援している「มูลนิธิยุวพัฒน์ เพื่อโครงการ SOCIALGIVER(Yuvabadhana Foundation for Socialgiver)」という団体です。https://www.yuvabadhanafoundation.org/en/homepage/こちらには2万バーツを寄付いたしました。そして2団体目は、京都に本部を置く「タイ教育交流協会」です。タイ教育交流協会は、タイ北部メーホンソーン県のクンユアムを支援する「クンユアム基金」を設立しており、そちらへ10万円を寄付いたしました。クンユアムといえば、第二次世界大戦時のインパール作戦において、日本兵たちが命からがら敗走したどり着いた地です。この地で命を落とした日本兵も数多く、日本人有志の方々が寺院にお墓を建てていることはご存知の方も多いでしょう。タイ教育交流協会は、旧日本兵の英霊が眠るお墓が荒廃せぬよう、現地の高校生に奨学金を援助するとともに墓守を依頼。クンユアムの高校生が京都へ来たり、また京都の高校生がクンユアムを訪れたりと、交流も進んでいるといいます。こういった交流はずっと続いてほしい。そういう想いからも、クンユアム基金へ寄付させたいただきました。クンユアム基金の詳しくはタイ教育交流協会のサイトをご覧ください。https://jtees.jimdofree.com/activities-%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%A6%E3%82%A2%E3%83%A0%E5%9F%BA%E9%87%91/タイ北部全県の旅では、メーホンソーン県での滞在時にクンユアムへも立ち寄りました。旅が終わってからの4月にも再度訪れ、クンユアムの高校で日本語を教えているジン先生にお会いし、日本のお菓子を差し入れとして持参しました。第二次世界大戦で戦った日本兵が、タイ北部の小さな町クンユアムで眠っていることを、もっと多くの人に知ってもらうべきだと思っています。そのために僕は今後もクンユアムへは訪れ、YouTubeやnoteで発信していくつもりです。最後に、寄付金の残りについてお知らせいたします。1団体目のYuvabadhana Foundation for Socialgiverに寄付したのは2万バーツ。2団体目のクンユアム基金へは10万円(約2万5千バーツ)ですので、5千バーツが残っています。この5千バーツで浴衣を購入し、クンユアムの高校へ送る予定です。なぜ浴衣を送ることにしたのかは、クンユアムの高校でジン先生とお話をしたことがきっかけでした。クンユアムで毎年11月ごろに開催される「プアトーン祭り」では、現地の高校生たちが浴衣を着て参加するのですが、学校が保有しているというその浴衣はかなり古くなっているといいます。今年のプアトーン祭りでは新しい浴衣を着てお祭りを楽しんでもらいたい!なので浴衣を高校へ送ることにしました。浴衣はいま手配している最中ですので、現地へ届きましたら改めてこの場にてご報告いたします。11月開催のプアトーン祭りは、僕も現地へ訪れる予定です。プアトーンというのはお花のことで、これが山々に咲き乱れる時期に開催されるお祭りのようです。日程などの詳細は僕のnoteやSNSでお知らせいたしますので、ぜひそちらをフォローしてください! もっと見る
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