自己紹介
はじめまして!Solar Bankの大日裕介(だいにち ゆうすけ)と申します。
本プロジェクトは炭や湯たんぽで脱炭素ライフを楽しく過ごそうという提案です。
Solar Bankという名前には「太陽のエネルギーを蓄えて有効活用する」という意味を込めています。
太陽の暖かさが光合成によりいっぱい詰まっているのが炭です。
長年の試行錯誤をもとに瀬戸の窯元のみなさん(白峰園)と一緒に新しい陶器の湯たんぽ ”ねこはち” を開発しました。
この湯たんぽが完成したタイミングで瀬戸出身の将棋・藤井颯太さんが八冠を獲得されたので「ねこはち」と名付けました。
この湯たんぽの釉薬には都市ごみを焼却したスラグが原料として使われています。
また、陶器そのものは粉砕すればリサイクル可能な製品です。これは、近頃使われているプラスチックやシリコン製の湯たんぽとは大きく異なる点です。
今回のプロジェクトが成功すれば、次のステップとしては原料となる粘土にも焼却スラグを活用することで、更なるアップサイクルした製品の開発を目指します。
製品の概要
1.製品の仕様(一個づつ職人の手作りなのでバラつきがあることご容赦ください)
おやはち(大型の湯たんぽ)
縦・約245mm X 横・約220mm X 高・約80mm
重量 約1700g お湯を入れた場合 約2600g(容量約900g)
適温のお湯を入れてお布団の中なら翌朝まで暖かいです。
こはち(小型の湯たんぽ)
縦・約135mm X 横・約120mm X 高・約70mm
重量 約390g お湯を入れた場合 約670g (容量約260g)
高温のお湯を入れて袋の中に入れて使えば3時間程度は暖かいです。
色は白(耳と尻尾は薄い青)の限定です。(写真の通りです)
*保証期間は発送後1年間
*取扱い説明書を同封しますが本製品は湯たんぽなので基本的には従来品と同じです。但し次の点にご留意ください。
(詳しくは取扱い製品と同封される説明書を参照ください)
①本品はリサイクルと化石燃料を使用しないコンセプトで製作しているため蓋(栓の部分)の機能にコルクを採用しました。
コルクは自然素材であり再生可能です。今回使用しているコルクはワインに使用されたものを消毒して活用しています。
②熱湯を入れた場合、コルクで蓋をする際はゆっくり挿入してください。火傷などを防ぐために基本的にはコルクにタオルを掛けてお湯が手にかからないようにコルクを挿入してください。
③電子レンジで温める場合はお湯の吹きこぼれにご注意ください
2.製品の特長
脱炭素・リサイクルや暖房以外にも様々な工夫をしました。
(1)廃棄する必要なく一生涯使える品質 (陶器の劣化は非常に遅い)
写真では伝えきれない肌触りと光沢です。ひとつづつ丹精込めて手作りしたまさに芸術品だと思っています。
陶器は劣化しないので一生涯使えます。大切に使えば子々孫々、百年レベルで使用可能です。
仮に廃棄する場合でも粉砕すればリサイクル可能です。
・プラスチック製の湯たんぽは使い方によっては数年で劣化。焼却しないかぎりマイクロプラチックの原因となります
・金属製の湯たんぽは不使用時に乾燥させないと錆びなどにより穴が空き水漏れする場合があり、お湯も錆びで汚れます
・シリコン製湯たんぽの寿命も一般的には5年程度と言われます。シリコンも自然界では分解されない素材のため焼却処分が必要です
(2)おそらく世界で初めて都市ゴミを釉薬の原料として使用することに成功
都市ゴミを焼却して発生するスラグを釉薬の材料として活用しました。
都市ゴミを焼却して最終的に生成されるスラグです
(3)湯たんぽの蓋には自然素材である廃棄コルクを活用
少し使いにくいところがあるかもしれませんが、リサイクルを優先したことをご理解ください。
(4)大型と小型を用意することでペットも飼い主さんも、家族も使えるデザイン
小型と大型の湯たんぽをセットで用意したので起きて活動している間は、小型は両手を暖め、大型は足元を暖めるようにも使えます。家族でシェアすることもできるので、使い方は工夫次第で様々です。
(5)電子レンジで繰り返し温めることができる(プラスチックや金属性の湯たんぽでは電子レンジは使えない)
陶器製なのでお湯を入れ替えなくても電子レンジで繰り返し暖めることができます。
炭でお湯を沸かせばカーボンニュートラルです。電気が再生可能エネルギーであれば電子レンジを使っても脱炭素となります。
(6)美しいデザイン
湯たんぽとして使用していない場合でも置物としても鑑賞に価する美しさだと思います。使い方は工夫次第ですが次のような例があります。
・インテリアや置物として飾る ・一輪挿しの花瓶として使う
(7)料理などの保温・保冷
お湯を入れておけば料理が冷めないように保温皿としての使い方も可能。夏は料理を冷やす保冷の役割にも使えます。陶器製なので汚れてもすぐに洗う事ができます。ユニークなお皿として使うことも可能です。
(8)夏は冷水を入れてクーラーとして使うことでオールシーズン活躍します
冷水を入れることで氷枕やクーラーとして使う事も可能です。暑い時に膝元に置けば人もペットにも簡易クーラーになります。
リターンについて
今回の湯たんぽの開発のコンセプトとなった書籍「炭と湯たんぽに学ぼう」(PDF電子版 四六版200ページ程度の予定)と開発した湯たんぽを特別価格でお渡しします。そのほかの選択肢もあります。詳しくはリターンの欄をご覧下さい。
ねこはち 親子セットと電子版書籍「炭と湯たんぽに学ぼう」 (ご指定のアドレスにメールで送ります)
通常価格 ねこはち親子セット 9900円 書籍 1980円(電子版) 送料 1500円 合計13,380円を
特別価格で10000円 限定30セット (ご指定の住所に郵送します)
2024年1月以降 次のステップ(粘土に都市ごみスラグを活用することで更にアップサイクルした湯たんぽ)へ
研究開発の予定です
資金の使い道
今回の研究開発及び製作費用で先行投資した約300万円への充当と、次のステップに向けた開発費用(陶土に都市ゴミスラグを活用)に使わせて頂く予定です。
今回のクラウドファンディングの内訳は以下のとおりです。
材料費:約20万円
リターン準備費用:約4万円
手数料(17%+税):約6万円
解決したい社会課題
将来世代のためにも持続可能な地球を残したいです。
私たちは脱炭素と防災の両方を安価に実現する手段の一つが炭と湯たんぽ=「炭湯ライフ」だと考えています。
エアコンやストーブのように部屋全体を暖めるエネルギーと比較して、冷えた手足をしっかりと暖める湯たんぽの必要エネルギーは非常に少ないだけでなく、必要なところを素早く温めることができます。
地球温暖化の対策は緊急課題だと考えています。また、東京直下型地震や富士山の噴火、南海トラフ地震などの防災、戦争などの影響で海外からのエネルギー供給の途絶や高騰もおきるかもしれません。
自らの意思で脱炭素を実現する手段として、炭と湯たんぽというライフスタイルは誰でも可能です。
炭と湯たんぽ総合研究所は、七輪、火鉢の使い方はもちろん、かつて日本中で使われていながら現代社会では全く姿を消した行火(あんか=移動式の火鉢)の使い方の解明や、様々な種類の炭と湯たんぽや七輪を実際に使ってそれぞれの機能や防災用品としての効果検証もしてきました。今回これまでの研究を「炭と湯たんぽに学ぼう」という書籍にまとめ、その成果として"ねこはち”を開発しました。
最後に
炭と湯たんぽ(炭湯ライフ)は産業革命以前には世界中で誰もが実施していたライフスタイルであり脱炭素な生活手段でした。過去と同じではなく、現代ならではの要素(アップサイクル)も取り入れながら、ゆったり・まったりとした生活を通じて温暖化を防止し、持続可能で楽しい生活を実現できればと願っています!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る炭と湯たんぽに学ぼう 電子版のダウンロード
2024/01/06 18:55あけましておめでとうございます。ご支援頂いた方のなかで、「炭と湯たんぽに学ぼう・電子版」がダウンロードできなかったというご連絡を頂きました。もし同様な不具合がありましたらmznmsk721@gmail.comまでご連絡ください。再送させて頂きます。新年早々に能登で大地震がありました。関係者のみんさまがおられましたら心よりお見舞い申し上げます。斯様な惨事に関連して言及するのは非常に心苦しいのですが、炭と湯たんぽが防災にも役立つというのはまさに今回のような事態です。道路網が地震のため寸断され輸送が止まり、ガスの供給が滞り停電が長引き、しかも真冬の状況でどのようにして暖を取るのか、あるいは料理をするのか・・・もはや炭と湯たんぽくらいしか手段がないのではと考えます。このあたりについても拙著「炭と湯たんぽに学ぼう」には様々な解説をしておりますので、よろしければご覧ください。大日裕介 もっと見る
発送しました!(宅急便以外の配送は別途となりますのでもうしばしお待ちください)
2023/12/28 11:30こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
ありがとうございました!
2023/12/25 10:16”ねこはち”を応援してくださったみなさま、改めて御礼申し上げます。おかげ様で目標金額が達成できました。明日以降は”ねこはち”の出荷準備に入ります。年内にお手元に届くように手配していますが、昨今の配送事情により来月になった場合はご容赦ください。また、”ねこはち”は瀬戸市のふるさと納税対象品にも認定頂きました。本件関係者のご努力で、サンプルを頂きたいという米国の高級日本雑貨を扱うお店からもご依頼を頂いたりしています。電子版の「炭と湯たんぽ」も一応は準備できました。こちらは電子配信なので大丈夫だと思いますが、誤字脱字など見落としがありそうで心配しています。来月以降で印刷による本の出版をする予定ですが、再度改稿に取り組むつもりなので時間がかかりそうです。初めてのクラファンで不慣れなことも多く、気づかないところでご迷惑をかけたり不快な思いをさせているかもしれず、何かありましたらどしどしご連絡ください。本来の目的は脱炭素とアップサイクルで防災対策にもなるというライフスタイルの提案であり、地元の陶磁器産業の盛り上げですが、このあたりが伝えきれていないと反省しています。引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。 もっと見る
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