みなさん、こんにちは!
晴科の篠原です。今回の活動報告は、毎年のデータベース作成に大活躍している「自動作成ツール」3種類、その中の1つ、「データ・コピーツール77」を紹介いたします。
このような画面のツールです。左側のデータソースから、右側の専用データベースにデータを送って、所定の場所に正確に間違い無くコピーしてくれるツールです。このツールの開発の初期の頃は、このDB作成を手作業でコピー・ペーストしていました。膨大なデータ群を絶対に間違いの無いように集中して行っているのですが、それでもあちらこちらでミスをして、後の点検時に発見して修正するという大変な作業でした。絶対にミスの無いように作業したはずなのに、それでもミスはありました。この作業経験から、「人間による手作業では人為的なミスは防げない」という結論に達しました。その経験をふまえて「データベース作成自動実行ツール(3種類)」を、数ヶ月かけて作成しました。それ以後は、データの「コピペ間違い」が絶対にない信頼性100%のデータベースとなっています。このツールは、このシステムの製作にとって「無くてはならない存在」として、20数年間今も現役で活躍しています。
「もっと簡単な方法は無いのですか?」という声も聞かれそうですが、残念ながら他にはありません。他の方法も色々考えました。例えば、毎年のデータソースはそのまま1枚のシートのままに、30年分ならば30枚のシートを、俗に言う「串刺し計算」する方法もあります。しかし、この方法は「ボツ」でした。なぜならば、データ作成が容易な分、計算プログラムがスパゲティのように複雑となり、それだけでなく、処理速度も大幅に遅くなり、実用的にはボツでした。サクサク快適に動作し、プログラムメンテナンスも明快さを維持する上で、現在の方法はデータベース作成は大変だけれど、他のメリットが大きいので現在のシステムで運用しています。
ここで、ちょっとだけコマーシャル。この「データベース作成自動実行ツール(3種類)」によって作っても、何十時間もかかる膨大なビッグデータを、ボタンの1クリックで有意な天候統計データとして表示してくれるこのツールは、「手前味噌」では無く、本当に「神技ツール」です。このツールは2023年に現代に再登場しましたが、悲しいことに、まだまだ日本の一般社会での認知度はあまりありません。ベクター社の定番ツールとなり、ソフトウェアのミシュランガイドと言われるソフトニック社から★9個/10個中の格付けをもらっていたこの「天候ダイヤグラム」ツールが、「今後も日本にとって必要だ!」と思っていただける方は、是非支援のほどをお願いいたします。 日本の元気な未来は皆さんの支援にかかっています。どうぞ、よろしくお願いいたします!