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エファジャパンの鎌倉幸子です。
2024年1月1日、能登半島地震が起きた日は、故郷の青森県弘前市にいました。初詣を終えて、実家に帰る途中で、能登半島で大きな地震が起きたことを知りました。
今年1年の幸せや健康を願う新年。それも最初の日に起きた地震。
どん底に落とされた気持ちになったのではないかと、想像します。
私は2024年4月に現地入り。まだのと里山海道も完全につながっていない中、う回路を通りながら能登半島の各自治体を回りました。
2024年はエファジャパンの20年目の年。カンボジアやラオスで本の活動をしているエファジャパンですが、大きな被害を受けた能登半島で、どのような形での「本」の活動ができるのかー被災した書店、避難所になっていて閉館状態の図書館を見ながら「まだ本の活動ではない」と思った記憶がよみがえります。
ただ現場は刻一刻とときが立つと、急にいろいろ動き出します。
動き出すタイミングはいつになるのかわかりません。
できることは一つ、その場にいることです。
それから5月、6月、7月と毎月能登半島入りしていました。
7月は日本出版クラブの皆さんが能登半島視察のツアーがあったので、その同行を担当しました。
その時、珠洲市の市長から「仮設住宅の入居が始まったが、ゼロからコミュニティをつくる日つよぐr。ひきこもる人が出てくるのが怖い。集会場に本があれば、それが外に出るきっかけになる」というご発言をいただきました。
その視察を経て、日本出版クラブが震災対策室を設立。その運営メンバーの一人として、公民館や仮設住宅の集会場に本棚と本を置き、ニーズをベースに定期的に本を追加する「能登の置き本」の運営支援をしています。
2024年9月22日、豪雨が能登半島を襲います。予定していた能登の置き本の設置が延期になる中で、
ここで活動を止めていいのか
こんな時だからこそ、できることはないのか
と自問自答しました。
そこで脳裏に浮かんだのが、仮設住宅やコミュニティスペースで炊き出しをしている一般社団法人日本食育HEDカレッジさんのレスキューキッチンカー®︎さんです!
代表の中村詩織さんにお話ししたところ、レスキューキッチンカーの場所にブックカフェをオープンさせていただくことにご快諾いただきました(本当にありがとうございます)
そして11月に第1回目のブックカフェの開催となりました!
「のとはやさしや つちまでも」という言葉があります。
本当に能登の皆さんはやさしい、そして辛抱強い
だからこそ発せられない声もあるかもしれません。
ブックカフェをやっていると「どうしてこの本を手に取ったか」と皆さん教えてくれます。
そこには興味関心だけではなく、いま置かれている生活に重ねながら語ってくれることが多いように感じます。
自分の気持ちを本にのせたり
本に自分の気持ちを代弁してもらったり
そんなことができるのが本だと思います。
そんな本を届ける活動を応援していただけると幸いです。
リターンを用意はしておりますが、ご支援をいただいた皆さまには現地の報告はもちろん、どこかのタイミングで現地に来ていただくことがあればご案内させてください。
ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。
鎌倉幸子




