提供型生殖補助医療で生まれた人が、適切な配慮のもとで遺伝的な親の存在を知らされ、多少なりともその像を結べるように支援されることは、その後の人生を生き抜くチカラになると思います。ドナー・リンク・ジャパンの設立は、提供型生殖補助医療のコミュニティに温もりをもたらすだけでなく、私たちの日常に埋め込まれた遺伝に関する考えや語り口をも変えてくれるんじゃないかなと期待しています。
(武藤香織)
武藤さん、ありがとうございました。
私たちの活動が、少しでも多くの当事者の方の役に立ち、「出自を知る権利」などに対する社会の意識を変える一助となればと思います。
写真の猫ちゃんは、私の友人から今は武藤さんのお宅に引き取られ、幸せに暮らしているサンガ君とパチャラ君のきょうだいです。2匹ともきっと大きくなったでしょうね。
(仙波)