▼はじめにご挨拶
はじめまして、敷島醸造です。
私たちは山梨県甲斐市の敷島地区で、300年以上続く農家出のワイナリーとして、ブドウ栽培から醸造までを全て自社で行い、年間4万本のワインを作っています。
「ワインは究極の農産物」だからこそ、ブドウ収穫から醸造まで皆様に知っていただけたら、ワインはもっと身近で楽しいものになる、ワインの楽しみがもっと広がると考えています。
・自分で収穫や醸造の過程に携わってみる。
・好きなブドウの味を知り、オンリーワンのワインを作れないか想像をかきたててみる。
・ぶどうの剪定や収穫を一緒に楽しみながら、色々な種類のぶどうを知る。
・みんなが飲みたいワインを作れるか考えてみる。
・同じワインの変化を見続ける。
そんな機会を
◆完全自社農園 ◆豊富なブドウ品種 ◆都内からのアクセス良好
で農家出のワイナリーの私たちだからこそ挑戦しています。私たちが目指すのは日本初の参加型ワイナリーです。
今回はそんなワイナリーへの第一歩として満月の日にみんなで収穫したブドウを使って「満月ワイン」作りにチャレンジします。
▼経歴と活動
敷島醸造は、農家がはじめたワイナリーとしては山梨県でほぼ最古のグループとなります。
【歴史】
農家としての歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。古くは、林業を併せて営み、江戸城築城時には当地の木材が使用されたとも語り継がれております。
明治の中頃から暫くは、生糸生産ブームにより養蚕用クワ栽培が中心となりましたが、約60年前にブドウ栽培に特化しました。ブドウ生産農家と醸造が分離するワイン作りが多くを占めるなかで、いち早くブドウ果実の重要性に着目し、33年前には自ら酒造免許を取得、当時では珍しいワイン醸造を行う農家となりました。
以来、栽培から醸造まで全て自社で一貫して行う農家出ワイナリーとして、自社で栽培したブドウのみを使ったワイン作りにこだわる伝統を続けて現在に至っています。
【自社農園】
ブドウ生産用の農地は10ヘクタール(東京ドーム2個強)、ここで収穫したぶどうを使用し、年間約4万本のワインを生産しています。完全自社栽培のブドウのみで作るワイン生産量としては農家出のワイナリーでは、国内トップレベルとなります。
栽培品種は、黒品種9(赤ワイン用)、白品種5(白ワイン用)の計14種類。
果実を大切に将来の樹を育てながら、貴重な60年木のうまみを生かし、さまざまな醸造手法に挑戦、幾多の受賞経験も有しています。
【立地】
当社は、甲府市から北西約9キロ、甲府駅のとなり竜王駅から5キロの茅ヶ岳山麓で、谷と丘を兼ね備えた地形となっています。標高は最高点640メートル、最低点460メートルと落差180メートルあります。
サントリーの登美の丘とは同じ峰の南斜面にあり、西側が登美の丘、東側が敷島醸造となっています。また、近くには観光地の昇仙峡があります。
富士山を正面に見据え、水はけ、風通り、日当たりに恵まれた美味しいブドウができる絶景の立地です。
○ 富士山を望む背景にブドウ棚が並ぶ農園
▼これまでの活動
当社は10年前には「葡萄の木オーナー制度」を開始し、苗木を大切に育てながらワイン作りに携わっていただく機会を設けました。その後、ワインにこだわりを持っていただく機会となればとの思いで「バルク(樽)ワインオーナー制度」を始めました。このように体験・経験・こだわりの機会作りを一歩づつ進めています。
▼今回のプロジェクトについて
今回のプロジェクトは、体験を一歩進めた参加型のワイン作りへの挑戦です。
・明日の天気を気にしてみる
・ワインとなる前の生ブドウの味を知る
・ブドウを収穫する
・醸造中の味の変化を楽しむ
・ブレンド魔術(アッサンブラージュ)により伝統の味と革新を愉しむ
・ワインの名前を決める
などをより気軽に楽しんで頂くため、特別な機会をクラウドファンディングを通じて実現したいと考えております。
テーマは【満月】を選びました。究極の農産物であるワインを知っていただくため、自然と農業とワインを見つめる共通のテーマとして、この機会にみんなでで楽しめればと考えました。古くは農業は月の運行(いわゆる陰暦農法)で行われることが多く、満月は天体変化の中でも特別なものです。ワイン作りにおいても、満月収穫は欧州では比較的知られた手法ですが、収穫タイミング等自然に振り回されることも多く、国内ではあまり行われていません。
今回は、マスカット・ベリーAと甲州を主体に、多品種栽培の力を生かし、自社栽培のブドウだけで作る満月ワインに挑戦します。ぜひプロジェクトに参加いただき、出来上がる一本のワインにあなただからこそ語れる物語を作ってください。
▼リターンについて
リターンは、コース毎に「共通特典(ファンクラブ+プロジェクト支援)」「コース別特典」「ワイン特典」の3つの組み合わせとなります。
1.全コースの共通特典
(1)「ファンクラブ」
ファンククラブ会員として登録され、3年間会員特典を受けることができます。
①会員カード
② 各種敷島ワイナリー企画への参加
③当社ネット購入10%割引
④ニューイベントの先行案内
⑤新酒祭の会員専用席利用
⑥ ワイナリー作業体験への参加
(2)「プロジェクト支援」
①プロジェクト支援者名簿の掲示(注)
② ワインラベルへのお名前掲載
③ ワインラベル決定投票
④醸造期間の試飲
(注) 敷島醸造ショップ内にお名前を掲示いたします
2.コース別特典とワイン特典
【ファンクラブコース】
・ワインドリンクチケット2枚(園内使用、有効3年)
【満月ワイン(赤)お届けコース】
・満月ワイン(赤)を1本お届け
・ワインドリンクチケット2枚(園内使用、有効3年)
【満月ワイン(白)お届けコース】
・満月ワイン(白)を1本お届け
・ワインドリンクチケット2枚(園内使用、有効3年)
【農場見学コース】
・敷島ワイナリーの農場ツアー&試飲勉強会にご参加いただけます。
・満月ワインを1本お届け(赤・白をご選択ください)
【満月ブドウ収穫コース】
・ブドウ収穫
・満月ワイン2本(赤・白)をお届け
【バックヤードツアー】
・バックヤードツアー
・満月ワイン3本(赤・白)をお届け
【満月ブドウ収穫&月見イベントコース】
・月を見ながらワインをお楽しみいただけるイベント
・ブドウ収穫
・満月ワイン4本(赤・白)をお届け
【作り手独占コース】
・ワイン作り手懇話会
・満月ワイン6本(赤・白)をお届け
【マイワイナリーコース】
・専用ワイン1樽の仕込み
・専属勉強会
〇 農場の中腹にあるテイスティングハウス
【責任者の顔】
オーナー 保延
「理想を追い求め極上のワインづくりを目指す」
醸造責任者 飯沼
「豊富なワインの知識をもとに適切なコメントに定評あり。35年敷島一筋の熟練した醸造家」
栽培責任者 棚担当 林
「非常に研究熱心で情熱家」
栽培責任者 垣根担当 日向
「ブドウ栽培に特段のこだわりあり」
○展望良好な山頂ログハウス
○ワイナリーショップで多数ワインを販売
〇 敷島醸造 ワイナリーショップ兼受付
〇 各種ブドウ品種ごとの収穫時期
最新の活動報告
もっと見る9/22【満月収穫イベント】を実施しました
2018/10/09 00:439/22(土)に満月収穫イベントを行いました。 当日は心配されたお天気も徐々に回復し、富士山に見守られながら、満月を迎えて果汁ではち切れそうな美味しい完熟ブドウを収穫することが出来ました! イベントの様子をご報告します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【10:30 竜王駅で集合】 中央線のあずさ新宿駅からわずか1時間半で到着します。 【11:00 敷島ワイナリーショップで集合】 カートで園内を周りながら社長から敷島ワイナリー概略やワイン作りのこだわりを説明 。 ←カートで園内巡り ←「あの辺が甲州で、あの辺がカベルネで・・」 【12:00 山麓にあるテイスティングハウスでブドウ畑を眺めながらお弁当】 【13:30 ブドウを収穫開始】 ◆今年は例年に比べて収穫時期が早く、この日の収穫はベリーAが中心。 ←↓たわわに実るブドウ畑は絶景! ←栽培担当の指導中。みんな真剣! ◆敷島ワイナリーではブドウを一房ずつ手作業で大切に収穫。ブドウを収穫すると同時に選果を行います。 ↑まだ緑の粒や熟しすぎた粒を一つずつハサミでパチン!とカットします。とても手間がかかりますが美味しいワインを作るための大事な工程です。 ◆収穫したブドウはオレンジのコンテナに入れて18キロずつ運びます ↑収穫するブドウ一箱はなんと18キロ。この日は0.6トン程(!)収穫しました。 ↑選果から運搬まで参加者の共同作業で無事に満月ワインの原料が整いました! 【16:00醸造場にて醸造担当からワインの作りの解説。出来たてワインの試飲】 ←このタンクでは、今年収穫したばかりのブドウが発酵を始めています 【17:00 ショップにて試飲会】 生ブドウとそのブドウを使ったワインを一緒に楽しみました。 ↓ワイン用のブドウは実は糖度が飲食用のブドウより高くて甘いんです!ベリーA、甲州、カベルネ、プチヴェルドーなど生のブドウをそのブドウのワインと一緒にテイスティング♫ ↓小粒だけど味が濃い甲州。甲州100%の敷島ワイナリーのワインとも相性抜群です。 【17:30 ワイナリーの高台のキャビンのテラスへ移動】 この日の日没は17:46 ↓富士山と甲府盆地。ほろ酔いの身体に爽やかなワイナリーの風。沈む夕日を眺めながら再び乾杯! 【18:15 満月】 ↓満月と甲府盆地の夜景で敷島ワインを堪能。いつまでも見ていたい景色と幸せな時間でした・・ 【19:30 イベント終了】 この日は甲府駅で解散。お疲れ様でした! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2週間前に取れたブドウはすでにタンクの中。美味しいワインになるために発酵を続けています。今回収穫したブドウも大切にワインに育てていきます!2年後の満月ワインをご期待ください!! もっと見る
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