北京オリンピック日本代表選手であり、リポーターや、テレビ、ラジオでも大活躍の小林祐梨子さんからメッセージをいただきました。
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皆さん、はじめまして。元陸上選手の小林祐梨子です。
私の元チームメイトにスーパーポジティブな女性アスリートがいました。
バイタリティ溢れる彼女、いつも私に食らいつきランナーとして末恐ろしい存在でした。
そんなある日「私、1型糖尿病なんです。」と打ち明けてくれました。
糖尿病と言われると「不摂生が原因」だなんて誤った認識はないでしょうか。
原因もわからず、いつ発症してもおかしくない1型糖尿病の存在を恥ずかしながら初めて知りました。
今のところ、完治も難しく、20歳になると高額な医療費が必要だと。
ただインスリン製剤を自己注射する以外は特段生活に特別な制限はありません。
と同時にまだまだ誤った認識や正しい理解がされていない世の中だということも知りました。
1型糖尿病の理解が進み、社会の誰もが生きやすい世の中になって欲しいと感じております。
小林 祐梨子
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高校性の成長期で血糖コントロールが中々難しく、競技とも向き合っていかなければいけない…そんな葛藤の中で、小林先輩と過ごした時間は、私の中でとても有意義なものでした。
「不可能を可能に変える」という言葉を背中で見せてくれた存在です。
病気に関しても、理解してもらうだけでなく、「困った時、私に何かできる?」と、具体的にどうしたらいいか教えてほしいとおっしゃってくださいました。
私の永遠の憧れであり、尊敬する先輩です。小林さん、ありがとうございました!
まだまだ「1型糖尿病になってこんなことがあったよ」というエピソードや、応援コメント、お待ちしています!
(中新井)