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和歌山の文化財『文覚井』を未来へ繋げたい!!災害復旧のご支援をお願いします!!

本年6/2和歌山県北部の線状降水帯による豪雨により中世から伝わる県文化財である『文覚井』が大規模な被害を受けました。当時、幕府の荘園地であった『桛田荘(かせだのしょう)』を灌漑してきたこの水路が途絶えることはあってはならない!そういう想いが強くなり今回皆様の熱いご支援を賜りたく願います!

現在の支援総額

60,000

5%

目標金額は1,200,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/11/17に募集を開始し、 9人の支援により 60,000円の資金を集め、 2024/01/30に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

60,000

5%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数9

このプロジェクトは、2023/11/17に募集を開始し、 9人の支援により 60,000円の資金を集め、 2024/01/30に募集を終了しました

本年6/2和歌山県北部の線状降水帯による豪雨により中世から伝わる県文化財である『文覚井』が大規模な被害を受けました。当時、幕府の荘園地であった『桛田荘(かせだのしょう)』を灌漑してきたこの水路が途絶えることはあってはならない!そういう想いが強くなり今回皆様の熱いご支援を賜りたく願います!

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自己紹介

萩原区文覚井水利組合代表の和田康男と申します。場所は和歌山県かつらぎ町萩原区内。

私は史跡である文覚井流域で普段はサラリーマンで兼業農家として営農しております。流域耕作者は約十数名となります。

和歌山県指定文化財の文覚井(もんがくゆ)は、京都神護寺の文覚上人が開発した農耕用水路と言われており(現在は文覚の弟子である上覚が作らせたという説が有力)、水系の異なる静川(穴伏川)より取水し、山の鞍部を切り開いた水路を通し、風呂谷川の源流に落とし込んだり、サイフォンの原理を使ったりといったユニークな工法を駆使して開削されました。


このプロジェクトで実現したいこと

平成29年水害及び令和5年6月水害により被害を受けた史跡『文覚井』の復旧させること。

目標金額は本組合の災害復興拠出金に相当する150万円です。

具体的には平成29年水害で2か所、令和5年6月水害で3か所、その他漏水箇所2か所、合計7か所を来年の通水期(6月)までに完全復旧させることを目指しています。


プロジェクト立ち上げの背景

今年、手付かずであった平成29年水害の申請と工事業者との打ち合わせをしていた矢先、6月としては想定外の豪雨災害に見舞われ、このままでは近い将来この水路を維持管理することが困難になるとの思いでこのプロジェクトを立ち上げました。

被災状況

*水路末端部(宝来山神社より西400~500m)法面崩落地点(写真4枚)急激に溜まった水の重みに耐えられず水路の法面そのものが木とともに崩落

法面とともに崩落した木々

崩落より1日経過後も右上の山の方から鉄砲水が流れている

水路上から法面を見た写真 法面と水路の一部が崩落している


*宝来山神社より300~400m上流部被災地点(写真3枚)


土石流により水路が完全に遮断されている

水路下部法面も大規模に崩落(水路は辛うじて流出を免れる)

写真上部が谷間になっており上流からの鉄砲水で耐え切れずコンクリート下部の土砂がさらわれている コンクリート右方向がが写真上2枚の場所


水路保全の意義

私たちがこの水路を守っていくための意義は大きく2つあると考えています。

まず1つ目が歴史的価値の伝承です。他に類を見ないユニークなつくりと中世から途絶えず使われ続けてきたことです。

2つ目は地域の食を守っていくということです。今日本の農業は大規模農業(会社)か個人農家(家族単位)のいずれかで成立っていますが、個人農家は年々高齢化と後継者難のため減り続けています。当水利組合においても常設管理メンバーの半数以上が70歳以上となっており、後継者問題が喫緊の課題となっております。

大規模農業だけが残っていくということになれば、外資に買収されるリスクがあったり農産品生産も高級品、嗜好品に特化されがちとなり、地域の食の安定供給が脅かされます。

そこで今、グループ単位での営農がとりわけ重要と考え、文覚井流域を核として農事組合のような組織を立ち上げ若い世代の力をお借りし営農していくことが食の安定供給に寄与できるものと考えております。

現在の準備状況

今回のプロジェクトでは町の災害復旧費用を活用するため、その各申請を済まし、現在は、各工事予定箇所に対しての契約待ちと工事業者の選定を行っております。


リターンについて

支援金1,000円:お礼のお手紙+修繕工事完了のご報告 限定数360

支援金3,000円:お礼のメッセージと工事完了のご報告+『ループ・ファン』(和田農園)提供、かつらぎ町産特別栽培米『栽培時農薬不使用古代黒米おくのむらさき300g』 限定数25

支援金5,000円:お礼のメッセージと工事完了のご報告+『ループ・ファン』(和田農園)提供、かつらぎ町産特別栽培米『栽培時農薬不使用古代黒米おくのむらさき500g』 限定数20

支援金6,000円:お礼のお手紙と工事完了のご報告+かつらぎ町『くつろぎたいのも山々』さん提供『無添加こどもグミぃ~』3袋セット 限定数15

支援金7,500円:お礼のメッセージと工事完了のご報告+かつらぎ町『くつろぎたいのも山々』さん提供『無添加こどもグミぃ~』5袋セット 限定数10

支援金7,000円:お礼のメッセージと工事完了のご報告+かつらぎ町ジビエ肉のお店『めつげらいさかもと』さん提供『猪肉ソーセージ3本、鹿肉ソーセージ3本、猪とタマネギのフライッシュケーゼ約80g、鹿とチーズのフライッシュケーゼ約80g』のセット 限定数15

支援金10,000円:お礼のメッセージと工事完了のご報告+かつらぎ町ジビエ肉のお店『めつげらいさかもと』さん提供『猪肉スライス200g、無添加猪肉ベーコン100g』のセット 限定数10


*原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。



スケジュール

令和5年12月まで 各災害箇所に対し工事業者の選定

令和6年1月末 クラウドファンディング終了

令和6年3月末まで 全工事の完了及び工事費の支払い

令和6年3月以降 返礼品、お礼の書状の発送


資金の使い道

集まった皆様の熱いご支援は全て文覚井の災害復旧に充当させていただきます。


最後に

平成27年和歌山国体の折りに天皇陛下(当時の皇太子殿下)がご視察にこられました。水の研究をされている陛下はご視察を終えて大変感銘を受けられたようです。このユニークで歴史的の価値が高い用水路である文覚井を次の世代に繋げていくためにも皆様方の熱いご支援が必要です。将来的には『世界かんがい施設遺産』登録をめざすべく若者耕作者の積極的な受け入れとアグリツーリズムでより多くの方にこの水路を知ってもらいたいと考えております。今後の展開にもご注目下さい!よろしくお願いいたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 施工区域図(文化財補助事業)第1工区(施工前)第1工区(施工後)第2工区(施工前)第2工区(施工後広域)第2工区(施工後カーブ部分)第3工区(施工前)第3工区(施工後)第4工区(施工後)被災区間の1部(文化財補助事業:宝来山神社より上流3~400m地点)の工事がほぼ完了いたしましたのでご報告いたします。先ずは写真をご覧ください。(第1, 3工区は平成28年、第2, 4工区は令和5年被災ヵ所)第1工区は大雨による路肩の決壊で応急処置として土嚢積みでしのいでおりましたが、ポリカーボネートによるU字溝施工、路肩の拡幅により復旧。第2工区は線状降水帯による豪雨で山側上部が崖崩れを起こし、水路に大量の土砂が流入しました。仮復旧時(令和5年6月)には路肩はほとんどない状態だったのが、U字溝による水路の復旧と土嚢積みによる路肩の回復で安全に通行することが可能となりました。萩原区文覚井流域最大の急所第3工区は第1工区同様大雨による決壊箇所で、土嚢積みによる応急処置のまま7年ほど手付かずの状態でした。今回U字溝による施工と路肩を3~40cm程度かさ上げしていただきました。この部分は水利組合メンバーの間では『飛ばし』と呼ばれており、大雨の際、水を下部の谷に逃がすことができるようパイプを入れてあるのですが、このパイプの上部と水路を繋いでいる部分(土嚢積みのところ)で常に水漏れがありました。今回の復旧により水漏れが無くなれば水路の負担が軽減されます。(なお、この部分は1/20現在手直ししていただいております)第4工区は施工前写真が無くイメージが湧きにくいですが、第2工区同様、令和5年豪雨により路肩部分(写真右側)に亀裂できました。この部分は元々水路幅が広かったためU字溝による施工と水路両肩を土嚢で固め、路肩幅を拡張していただきました。以上がご報告となります。この度は厚いご支援を賜りありがとうございます。引き続きご支援いただけますようお願い申し上げます。萩原区文覚井水利組合代表和田 康男 もっと見る

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