施工区域図(文化財補助事業)
第1工区(施工前)
第1工区(施工後)
第2工区(施工前)
第2工区(施工後広域)
第2工区(施工後カーブ部分)
第3工区(施工前)
第3工区(施工後)
第4工区(施工後)
被災区間の1部(文化財補助事業:宝来山神社より上流3~400m地点)の工事がほぼ完了いたしましたのでご報告いたします。
先ずは写真をご覧ください。
(第1, 3工区は平成28年、第2, 4工区は令和5年被災ヵ所)
第1工区は大雨による路肩の決壊で応急処置として土嚢積みでしのいでおりましたが、ポリカーボネートによるU字溝施工、路肩の拡幅により復旧。
第2工区は線状降水帯による豪雨で山側上部が崖崩れを起こし、水路に大量の土砂が流入しました。仮復旧時(令和5年6月)には路肩はほとんどない状態だったのが、U字溝による水路の復旧と土嚢積みによる路肩の回復で安全に通行することが可能となりました。萩原区文覚井流域最大の急所
第3工区は第1工区同様大雨による決壊箇所で、土嚢積みによる応急処置のまま7年ほど手付かずの状態でした。今回U字溝による施工と路肩を3~40cm程度かさ上げしていただきました。この部分は水利組合メンバーの間では『飛ばし』と呼ばれており、大雨の際、水を下部の谷に逃がすことができるようパイプを入れてあるのですが、このパイプの上部と水路を繋いでいる部分(土嚢積みのところ)で常に水漏れがありました。今回の復旧により水漏れが無くなれば水路の負担が軽減されます。(なお、この部分は1/20現在手直ししていただいております)
第4工区は施工前写真が無くイメージが湧きにくいですが、第2工区同様、令和5年豪雨により路肩部分(写真右側)に亀裂できました。この部分は元々水路幅が広かったためU字溝による施工と水路両肩を土嚢で固め、路肩幅を拡張していただきました。
以上がご報告となります。
この度は厚いご支援を賜りありがとうございます。
引き続きご支援いただけますようお願い申し上げます。
萩原区文覚井水利組合代表
和田 康男