映画『渡り鳥も聴こえる』は、2024年2月24日、予定していた全撮影日程を無事終えることができました。当初予定していた撮影スケジュール上では、一旦のクランクアップとなります。ストレッチゴール200万円の達成が叶ったおかげで、5月以降の追加撮影も実行することができそうです。本プロジェクトをご支援くださった皆さまに心より御礼申し上げます。想像以上に多くの方々が、それぞれの関わり方、それぞれの想いでこの制作を応援してくださり、その一人ひとりのお気持ちによって、はじめてこの撮影は成立しました。何が欠けてもこの撮影を終えることはできなかった、というのは綺麗事ではありません。怒涛の日々が終わりました。まだその実感はまだありませんが、ただ感謝の気持ちでいっぱいです。ここから、制作は編集段階に入ります。福井県池田町で撮影ができたこと。滞在しながら制作に臨める環境をいただけたこと。あたたかい池田のみなさんの応援とごはんに支えられたこと。多くの方に本制作を知っていただけたこと。その事実を決して忘れずに、皆さまに映画館で『渡り鳥も聴こえる』を観ていただけるよう努めていきます。作品をお届けできるのはまだ先ですが、今後も見守っていただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。Instagramでは引き続き最新情報をお届けしていきます!https://www.instagram.com/hallu_film
大規模撮影が無事終了しました!1月30日、福井県内の某所にて大規模な撮影を実施しました。募集を開始したのは1週間前とギリギリ。目標人数200人に対して、当初参加予定だった人数はわずか5人でした。不安な気持ちのまま迎えた当日。開場時間になり、扉を開けてみると、エントランスには行列ができていました。最後尾が見えないほどの列の長さに、驚きと喜び、そしてこの後始まる撮影への緊張感が一気に込み上げました。当日お集まりいただいたエキストラさんの人数は150人以上。福井県フィルムコミッション様、ふくいフィルムコミッション様、そして募集の拡散にご協力いただいた多くの県民の皆様のおかげです。本番は、監督やメインキャストによるご挨拶や『渡り鳥も聴こえる』についてのご紹介パートを挟みながらの撮影となりました。福井県内の皆さまに本作の撮影現場をリアルに見ていただく機会ができてよかったです。素晴らしい場所とたくさんのエキストラさんに恵まれて、キャスト・スタッフ一同大満足のワンシーンを撮影することができました。このシーンは私たちにとって、また映画『渡り鳥も聴こえる』にとって、とても大切で重要な意味を持つシーンでした。エキストラとしてご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。そして、この撮影の実現のために多大なるご協力をいただいた福井県文化振興事業団の皆さまに心より御礼申し上げます。撮影の内容はまだお伝えできませんが、おかげさまでとても素敵な映像が撮れました。完成をお楽しみに♪そして、まだまだ池田町での撮影は続きます!この文章を書いている今も撮影準備を開始しています。期間内に全てのシーンを撮り切ることができるのか、不安と焦りはあります。そして寒さとの闘いです。それでも毎日『渡り鳥も聴こえる』の製作に向き合える時間と環境があることがありがたいです。嬉しいです。撮影期間、制作関係者は同じ場所で暮らしています。同じ場所で寝て、同じものを食べる生活の中で、関係者の共通言語が増えているように感じます。そのことが『渡り鳥も聴こえる』にきっと良い影響を及ぼしています。本日も撮影行ってきます!クラウドファンディングも残り10日!ネクストゴール達成のためにご支援・拡散にご協力をお願いいたします。Instagram:https://www.instagram.com/hallu_film/
【100万円調達達成】ご支援ありがとうございます!昨日1月22日、支援総額が目標金額である100万円に到達しました。ご支援・拡散いただいた皆さま、本当にありがとうございます!ページオープンから10日間で目標を100%達成することができました。また、CAMPFIREの映像・映画部門の人気ランキングでは3日連続1位でした。前作の長編映画『キャンバス』でクラウドファンディングを実施した際は、22日間で765,000円という結果だったことを考えると、より多くの方に『渡り鳥も聴こえる』を応援していただけているという実感があります。今制作を続けられているのは、ずっと春瑠-hallu-を見守ってくださっている皆さまのおかげです。改めて、本当にありがとうございます。そして、ネクストゴールに挑戦します!ここから次の調達目標として200万円の調達を目指すことを決めました。この決断は、本作『渡り鳥も聴こえる』をより多くの方に届けられる作品にするためです。調達に成功した100万円のおかげで、福井撮影を無事に終えることができます。しかし、『渡り鳥も聴こえる』を完成させ、より多くの人に届けていくためにはまだまだ資金が足りません。追加で調達した金額は撮影後の編集費や5月に控えた大切な1シーンの追加撮影費に、また配給・出品費に使わせていただきます。現時点では、映画が完成しても、配給上映のための費用は無い状況です。私たちは『渡り鳥も聴こえる』を映画館で観ていただけるような作品にしたいという覚悟を持って制作しています。今後ともどうか引き続き応援をお願いします!既にご支援いただいた方、ご友人にもシェアしていただくだけでも大きな力になります。Instagramではリアルタイムで情報を発信中です!ぜひフォローをお願いします。Instagram:https://www.instagram.com/hallu_film/
令和6年能登半島地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地の1日も早い復旧を祈念いたします。今回、福井県が舞台の『渡り鳥も聴こえる』の撮影は県内で行います。隣接地域で大変な状況が続いているなか、つくりたい映画の撮影のためにクラウドファンディングを実施してもよいものなのか、何度も考えました。自然の脅威を前に、芸術は無力です。被災地の方々が余震の続く不安な夜を過ごされているなか、我々には何ができるのでしょうか。『渡り鳥も聴こえる』メインキャストの一人である竹内啓さんは石川県出身です。今回、竹内さんご本人より皆さまへ、コメントをいただきました。ご一読くださると幸いです。【竹内 啓さんよりメッセージ】ご覧いただきありがとうございます。この『渡り鳥も聴こえる』で清水美雪役を演じさせていただくことになりました竹内啓と申します。クラウドファンディングが始まり、この映画が多くの方に知っていただけていることがまずとても嬉しいです。ご支援、ご覧になってくださった方々、ありがとうございます。今この日本で支援を頂いて映画を制作するということとは。この事を年始からずっと考えていますが、まだ明確な答えはでません。元旦に能登半島地震が起こった時、僕はちょうど石川県に帰省していました。その時はかほく市の浜辺を家族と散歩していました。あの揺れ、鳴り止まないアラート、大津波警報、忘れたくても忘れられません。祖父母の家や金沢にある実家やは特に大きな被害はありませんでした。あれから数週間が経った今も、あの大好きな能登には苦しい時間を余儀なくされている方々が大勢いらっしゃいます。僕や家族が生まれた珠洲のあの家は大丈夫かな、何か出来ることはないかと考えても、現地の方々の無事を願うこと、物資やお金を託すことしか出来ない自分にすごく嫌気がさして悔しかったことを覚えています。今、現地に行って直接力になれない一役者の僕が出来ることは、目の前の映画に向き合うことなのかもしれません。そう確信して撮影に臨みます。いつか石川県の方々にもこの映画を観ていただけることを信じて。能登半島地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。 竹内 啓【プロフィール】竹内 啓さん(清水 美雪役)1995年1月11日生まれ、石川県出身。主演作『にびさびの巣』(2022/岡田深監督)では、 2022年 TAMA NEW WAVE コンペティション部門に選出。また男優賞にノミネートされた。 テレビ朝日ドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022)、舞台ではエリア51旗揚げ公演 『ノゾミ』(2019)、なかないで、毒きのこちゃん企画公演『もう二度と言えなくなるねおやすみと』(2023)に出演した。映画では『孤狼の血LEVEL2』(2021/白石和彌監督)、『首』(2023/北野武監督)に出演している。