2023/11/28 10:06

 こんにちは、国際協力NGO風の会の幼稚園建設プロジェクトです!

今回は、プロジェクトメンバーのいつきとゆうすけが「幼稚園プロジェクトに参加することになったきっかけ、理由」についてお話していきます!

ちなみに、この投稿が幼稚園建設プロジェクト最後の投稿になります

ご支援を検討して下さっている方、すでにご支援くださった方は、お時間ある時に一読いただけると幸いです

 まずは、大学一年生のいつきからご紹介いたします!

 こんにちは、総合教育事業部幼稚園プロジェクトに所属しております、いつきと申します! 私が幼稚園プロジェクトに参加したきっかけ、理由について、国際協力を始めるまでの経緯を交えながら、お話しさせていただきます

 このクラウドファンディングに興味関心を持ってくださったみなさまには、おそらく 「国際協力」 に興味をお持ちの方が多いことかと思います。では、そのきっかけはなんでしたか?私が興味を持ったきっかけは、家族と一緒に行った海外旅行でした。新型コロナウィルスが広まる前のこと。趣味で、家族と東南アジアのあらゆる国へよく旅行に出掛けていたのですが、その旅先で、厳しい現状を目の当たりにすることになります。

 人生初の海外旅行は台湾 でした。旅行に浮かれてウキウキしていた私ですが、現地で衝撃的な光景を目にします。繁華街に位置するとあるコンビニの前で、段ボールを敷き、横たわったまま排泄するホームレスの方がいたのです。その方は見るからに栄養失調で、立って移動することもままならない様子でした。そして、私はあることに気がつきました。手を差し伸べる人が誰もいないということに。当時小学生だった私はただショックを受けることしかできませんでした。この経験は私にとって、後に後悔となり、「何か自分にできることはないか?」と考えるきっかけになります。この他にも、旅先でショックを受けることが多々あったのですが、沢山あってお話ししきれないので、今回は割愛させていただきます

 さて、「何か自分にできることはないか」と考えた私は、マンスリーサポーターを募る広告や現地でボランティアを行う方の特集番組を見て「何か自分もやってみたい!」と思うようになります。しかし、心のどこかで「国内ならまだしも、海外でボランティアをするなんて…ハードルが高すぎる!!」と考えていました。そして、何も行動に移せないまま時が過ぎていったのですが、そんな私にある日、転機が訪れます…

 国際協力を行うサークル、「風の会」の存在をたまたまネットで発見したのです。「これだ!!」と思いました。これまで、何かしたいと思うだけで何もできていなかった自分には絶好のチャンスだと考え、すぐさま説明会に参加しました。そして説明会で先輩達の熱量に圧倒されて、入会を決意しました。入会当初、英語が苦手でボランティアの経験もなかった私は、自身の強みを見つけることができず、不安を感じていました。しかし、今では活動を通してやりがいを感じることが多々あります。風の会では『来るもの拒まず、さるもの追わず』をモットーに、どこの誰でも活躍できる環境が整っています。私のような人でも、やりたい!という強い気持ちがあれば、それで十分だというわけです!!

 ここまで、私が国際協力に興味を持ち、風の会に入会するまでの経緯をお話ししてきました。では、本題の ”私はなぜ幼稚園プロジェクトに参加したのか” についてお話ししていこうと思います。結論から言うと、幼稚園プロジェクトの目標とその必要性に強く共感したからです。幼稚園プロジェクトの目標は、幼稚園の建設と事後支援によって、村の子どもたちに十分な教育環境を提供し、未就学児の親御さんが働きに行ける環境を整えることです。
 では、幼稚園プロジェクトはなぜ必要なのでしょうか。この問いに関しては、クラウドファンディングの概要部分に掲載してありますので、ご確認いただけると幸いです
 このように、幼稚園プロジェクトで示されている目標とその必要性に共感した私は、心から「このプロジェクトをやってみたい!」と思い参加を決めました。

次にゆうすけです!

 元プロジェクトリーダーのユウスケです!今年の春にカンボジア渡航を経験し、幼稚園プロジェクトを立ち上げてからはや半年以上立ちました。プロジェクトは二期目に入り、現在はプロジェクトリーダーを後輩に委任し、プロジェクトメンバーとして活動しています。

 私が国際協力に興味を持つきっかけになったのは、幼少期に住んでいたコロンビアで訪れたある小学校での経験にあります。この学校は、近隣のインターナショナルスクールが運営する、学費を賄うことができない子供達を対象とした学校でした。そこで、私が話した一人の子との会話は今でも鮮明に覚えています。「僕のお母さんの仕事はバスでスリをすることだ。」と彼は話していました。「お母さんはそれで僕を養ってくれている、それの何が悪いの?」と。こうしたカルチャーショックから貧困と教育に関する問題に関心を持ちました。

 しかし、貧困と教育の問題について学ぶことはできても、大学入学まで具体的なアクションを起こすことができずにいました。大学入学後、風の会と出会い、幼少期から問題意識を感じていた貧困と教育という課題に対して何か具体的なアクションを起こせると感じ、入会を決めました。プロジェクト配属後は、度重なる壁にぶつかる事の連続でした。学生としてできる支援に限界を感じることも多くありました。

 それでも、「すべての子どもたちが希望を持てる社会」の実現を目指してこれまで邁進してきました。2023年春渡航でのヒアリングで、ロムチェック村の抱える一番の課題が幼児教育の環境が整っていないことであると知り、プロジェクトを立ち上げました。風の会として初となる、幼児教育領域へ挑戦なります。

 既に本プロジェクトを応援してくださった方、拡散にご協力してくださった方、本当にありがとうございます。目標金額までの最後の人押しを、どうかよろしくお願いいたします!!