クラウドファンディング挑戦から約1週間で50名を超える皆様にご支援いただきました。
心からの感謝と共に、1人でも多くの皆様に活動を知っていただき、子どもたちの未来のためにより一層のご支援をお願い致します。
今回の活動報告では、キッズコードクラブにどのような子どもたちが参加しているのかご紹介致します。
Kids Code Clubには、貧困、ひとり親、不登校、発達障害、海外にルーツをもつなど、多様な子どもたちが参加していますが、困難を抱える子どもだけに限定して機会を提供するのではなく、あらゆる子どもたちがともに学べる、インクルーシブな環境づくりを重視しています。
なぜそのような形にしているのかというと、以下の3つが理由です。
・多様性のある環境の中で他者とともに協働する力は、これからの時代に強く求められていく
・多様性があることで、子ども同士の学び合いが加速する
・家庭環境に関わらず、必要とする子どもに、誰でも気兼ねなく利用してもらいたい
ただし、複合的な困難を抱える子どもたちにしっかりと機会を届けられるよう、以下のような外部の支援団体(非営利団体など)と連携し、経済的事情または保護者の意欲等の家庭環境・特性などにより、学びの機会が制限される子どもの割合を50%に維持できるよう努めています。
・ひとり親支援団体
・学習支援団体
・食料・生活支援団体
・フリースクール など
また、困難を抱える子ども・保護者が、同様の環境にある他のご家庭に紹介してくださる事例や、学校の支援員の方が、必要とする生徒にご紹介してくださるケースも増えてきています。
なお、PC&Wi-Fiを貸与している「デジタル探求プログラム」は提供できる台数に限りがあり、より丁寧なサポートを行っているため、厳正な審査により、複合的な困難を抱え、かつ、子どもの学ぶ意欲が高いご家庭にのみ機会を届けています。
連携団体を訪問し、プログラミング体験会や親子向けの説明会、支援団体の職員の方に活動を知って頂き利用者の方に紹介して頂くための勉強会なども行っています。
インタビューやアンケートで分かった「子どもたちがクラブで楽しみにしていること」のひとつに「他の人の作品を見たり、話したりして、いろんなアイデアを知る」というものがあります。子どもたちは、社会の縮図のようなバーチャルコミュニティの中で、違いを受け入れ、違いから学ぶということを、クリエイティブな活動をとおして自然と実践しているのです。
今回のクラウドファンディングでは、利用者(保護者)の方からもご寄付を頂いており、本当にありがとうございます。みなさまのご寄付が、他の子どもたちの学びや成長にもつながります。