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抗がん剤治療中・脱毛症の子どもたちのために日本製の髪付き医療用帽子を作りたい!

全国に病気治療中やストレスによる外見の変化に悩む子どもたちは多くいます。「ヘアロス」(髪の毛やまつ毛がなくなる症状)への無理解や“見た目”をあげつらう言動は社会に多く存在し、偏見や差別の対象になりやすいのが現状です。そんな中でもヘアロスの子どもたちが生き生きと過ごせるようにと生み出した製品です!

現在の支援総額

758,000

21%

目標金額は3,500,000円

支援者数

39

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/31に募集を開始し、 39人の支援により 758,000円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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抗がん剤治療中・脱毛症の子どもたちのために日本製の髪付き医療用帽子を作りたい!

現在の支援総額

758,000

21%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数39

このプロジェクトは、2023/12/31に募集を開始し、 39人の支援により 758,000円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

全国に病気治療中やストレスによる外見の変化に悩む子どもたちは多くいます。「ヘアロス」(髪の毛やまつ毛がなくなる症状)への無理解や“見た目”をあげつらう言動は社会に多く存在し、偏見や差別の対象になりやすいのが現状です。そんな中でもヘアロスの子どもたちが生き生きと過ごせるようにと生み出した製品です!

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『髪付き医療用帽子』について地元テレビ局の取材を受けます。

今回の取材で製品を紹介してくださるのは、びまん性脱毛症歴14年目のさらさんです。

10歳で円形脱毛症を発症したさらさん。
そんな彼女が脱毛症やウィッグについて、たくさんの想いをこめてお話ししてくれます。


さら @shaarasa
24歳女性。10歳で初めての円形脱毛症。

最初は小さな円形でしたが、次第に髪の毛全体が薄くなっていきました。友達に知られないよう「隠す」ことに必死で、学生生活を心から楽しめない。同年代から「ハゲ」と言われることも多く、心が折れそうな日々。
専門外来に通院するも、処方された大量のサプリメントや薬を飲むことが苦痛になり断念。大学病院にも通い治療を進めていましたが、なかなか改善しませんでした。
18歳になり、安価なウィッグを手に入れてその快適さに感動し
「改善しなければウィッグで快適に過ごせるように前向きに!」
「いつか自分が理想とするウィッグを作って、私のように悩んでいる子供たちはもちろん、脱毛症に悩む人へ、できるだけ情報発信をし、手ごろな値段でウィッグを販売したい」
と思うようになりました。

ウィッグをつけたことで、毎日がパッと明るくなったあの感覚を1人でも多くの人に届けたい、そして私のように辛い経験をしてほしくない、もしそういう子がいたら私を見つけて欲しいと、今はTikTokやYouTubeで情報発信する活動に力を入れています。

▼さらさんのyoutubeもぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/channel/UCStDYf26p1LiR34_5_KrKGw

日本では0歳から14歳の子どものうち、1年間に2,000~2,300人が小児がんと診断されています。これは子ども約7,500人に1人の割合となります。

 → 医療の向上により、70~80%の子どもたちが治療を終えることができるようになっています。


円形脱毛症の患者の1/4は、15歳以下の子どもだと言われています。
 → 一般的に、単発型は治りやすく、1年以内の治癒率は約80%です。一方で重い症例では、治癒にも10年以上かかるケースもまれにあります。


抗がん剤治療による脱毛や、脱毛症の子どもたちは『外見の変化』による不安や戸惑いがあります。お友達との違い、いつもと違う視線に立ち向かえる勇気を届けたいと思い、生み出した商品です。


1.はじめに

はじめまして。びしゅく房と申します。ECサイトでオリジナル商品のウィッグを扱っております。
ありがたいことに、細部にまでこだわって丁寧に仕上げたウィッグは、ご購入いただいたお客様から嬉しいお声を多くいただいております。

今までは特に意識することなく、大人用として販売しておりました。

しかし病気で脱毛を経験している子どもの存在を知り、このこだわって作ったウィッグを使えるのではないかと考えたのが始まりです。

医療用帽子はウィッグと別々に被るため、締め付けや痛み、デリケートな肌に負担がかります。また子どもには装着が難しいという不便な面もあります。

そこで私たちは、病気療養で苦しむ子どもたちの外見のケア(アピアランスケア)のために、オーガニックコットン100%の帽子と人毛100%の『髪付き医療用帽子』を作りたいと思っております。


2.医療用帽子(ケア帽子)とは

医療用帽子とは、病気療養中の方や怪我、化学繊維アレルギー、治療などさまざまな理由でお悩みをお持ちの方のために作られた帽子のことです。ケア帽子とも呼ばれます。

———なぜ医療用帽子が必要なのか。


上記の表からもわかるように、小児がん患児の100%が脱毛を経験しています。

治療が終わってからもすぐに髪の毛が生えてくるわけではありません。


大人と異なり子どもは重症化しやすく、気づいた時には進行していたり、難治性の円形脱毛症にかかることも多いようです。

円形脱毛症全体の約81.8%が30歳以下で発症しているとされ、全体の約1/4の割合で15歳以下が発症していると言われています。

また、単発型は1年以内の治癒率が約80%と言われていますが、重い症例や、重症化している場合は治癒にも長い時間がかかります。

このように脱毛する子どもは多く、治療中の頭の保護や、汗や皮脂の吸収、抜け毛の散らばり防止などに医療用帽子が必要となります。

治療中の子どもたちには、髪のお悩み解消や、かぶり心地を重視し、デリケートな頭皮に優しくなじむ肌触りの良い素材を用い、快適に過ごしてもらえるように。病気が治った子どもたちには、薄毛などの外見の悩みに悩まされないように。

自分で簡単に装着できて、肌への負担も少ない医療用帽子は、普段の日常に違和感なく溶け込むと考えています。


3.目指したのは安心の日本製

小児がん患児は化学療法の種類にもよりますが、投与開始からおよそ1〜3週間前後で髪の毛が抜けてくることがあります。髪の毛が生え始める時期は薬の種類や個人によって差がありますが、投与終了後約1〜2ヶ月で生え始めると言われています。
病気療養で脱毛した頭皮は非常にデリケートです。
化学療法を施した生地はどうしても肌が刺激を感じてしまいます。
しかし、今回使用するオーガニックコットンは有害な化学農薬・殺虫剤を使用していないので、赤ちゃん・子どもにも安心です。

化学薬品を使わずに作られたオーガニックの製品は生地の繊維の傷みが少なく、肌触りのよさや風合いが持続しやすいと言えます。

コットン繊維は中が空洞になっているため、熱が伝わりにくい・熱を逃がしにくいという特徴があります。寒い季節では体をしっかりと保温してくれます。

コットンは吸水性・通気性に優れており、汗をかいてもすぐに吸収し、肌を清潔に保てます。通気性に優れているため汗ばむ季節には快適です。

コットンは保湿性の高い素材です。肌あたりがよく、乾燥しやすい季節でも、比較的なめらかな着心地が感じられます。


そんなオーガニックコットンを使用して、理想のコットン帽子を製作します。


4.製品のこだわり

びしゅく房だから作り上げられる、安心・安全な製品。びしゅく房ならではのクオリティをお届けするために、たくさんの工夫が込められています。

■ 帽子にはオーガニックコットンを使用

帽子はオーガニックコットンを100%使用し、植物から抽出した天然色素の自然な色合いと、最新の安全な化学染料で作られています。

赤ちゃんが口に入れても安心で、環境に優しい製品となっております。

■ 帽子につける髪の毛は人毛100%

熟練の職人が時間をかけて作ることにより、高品質で通気性の良い、日本人の髪になじみの良いウィッグが完成します。既製品によくみられる毛質のばらつきを抑え、一定の細い毛質で安定した製品に仕上げています。

髪の毛は全て「人毛100%」です。触り心地もよく、装着した時の不快感も軽減されます。

■ 髪の毛は帽子と一体型

今回製造する医療用帽子は、帽子と髪の毛を一体型にしています。

一体型にしたことで、ウィッグをかぶった上から帽子をかぶる必要はありませんし、ウィッグに合わせて帽子を買う必要もありません。締め付けも少なく、長時間の着用でもストレスなく過ごせるようになります。

髪の毛は帽子の中に丁寧に縫い付けており、帽子の中で髪が頭皮にチクチク刺さる感覚はありません。
また、周りの人が帽子を見た時に、髪の毛の縫い付け部分が不自然に見えないよう、均一に縫い付けています。髪の毛は長めに設定しており、万が一ズレた場合でも肌が露出することはありません。

5.支援金の使い道とリターンについて

今回のクラウドファンディングでは、目標金額を350万円に設定してご支援を集め、以下の目的に使用します。 

支援金額に応じてリターンを設けております。 

今回の挑戦に共感いただけた方は、ご無理のない範囲でけっこうですので、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。 

※本プロジェクトはCAMPFIRE for Social Goodが適用され、支援額に別途手数料(12%+税)が加算されて引き落とされる形になります。こちらのページをご確認のうえ、ご支援いただければ幸いです。


【スケジュール】
2024年2月29日 クラウドファンディング終了 
2024年2月中旬  製造開始
2024年3月下旬  リターン発送

子ども用の髪付き医療用帽子は、2024年4月から自社サイトでの販売開始を目指しています。一般的に高額商品となる子供用ウィッグを、親御さんが手に取りやすい価格での販売をと考えております。
また、福岡県のがん診療拠点の病院を訪問し、この商品の認知を広める予定です。


6.さいごに全国に病気治療中やストレスによる外見の変化に悩む患者さんは多くいます。

ウィッグを長年販売してきましたが、髪の毛が整うと前向きになれるというご意見をたくさんいただきました。
それは子どもたちもきっと一緒だと思います。

全国のこういったサービスがあればぜひ、利用したいなと思われる皆様、ぜひご支援のためのご参画をよろしくお願いいたします。 

このクラウドファンディングのチャレンジによって、突然のがん告知を受けた子どもたちが外見の変化による悩みを乗り越えて、これからの人生を笑顔で過ごせるように、円形脱毛症の子どもたちが周りの目を気にせずに毎日を過ごせるように、一緒に頑張っているご両親にも笑顔を届けられるように!

外見のケアも心のケアも十分にできる製品を作っていきたいと思います。 
皆様のお力添えを頂けますと幸いです。

長い文章をお読みいただき、誠にありがとうございました。ご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。応援コメントも頂けると嬉しいです!
よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 本日2月26日(月)、西日本新聞朝刊に弊社の『髪付き医療用帽子』について記事が掲載されております!ご一読いただければ幸いです。クラウドファンディングもラストスパートです。最後まで頑張りますので、まだまだ応援よろしくお願いいたします! もっと見る

  • 活動報告をご覧くださってありがとうございます。この度、弊社プロジェクトが西日本新聞の朝刊に掲載されます!テレビ取材の次は新聞取材です…いろんなことが起こりすぎています…X(旧ツイッター)でリポストされたテレビ放送を見たことが、今回の取材のきっかけだそうです。私たちの知らないところで、このプロジェクトに共感して拡散してくださっている方がいることを改めて実感いたしました。本当にありがとうございます。目標達成の厳しさを感じている日々ですが、同時にたくさんの方に必要としていただけていることや、応援していただいていることも感じております。重ねてお礼申し上げます。西日本新聞を購読されている方は、ぜひ弊社の記事もご覧ください。みなさま引き続きよろしくお願いいたします! もっと見る

  • 活動報告をご覧くださってありがとうございます。テレビ放送はご覧いただけましたでしょうか?製品の特徴や、びしゅくの思いなどを知っていただけたかと思います。「もう1度見たい!」「放送されなかった!」というみなさま。YouTubeにもあがっております!ぜひご覧ください!▼YouTube URLhttps://www.youtube.com/watch?v=Pn04EyvEHKc&t=2sテレビ放送も終え、クラウドファンディングも残すところ2週間となりました。いろいろ手を尽くしておりますが、まだまだ目標金額には届いておりません。最後まで頑張ってまいりますので、引き続き応援・拡散よろしくお願いいたします!▼さらさんのyoutubeもぜひご覧ください!https://www.youtube.com/channel/UCStDYf26p1LiR34_5_KrKGw もっと見る

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