12月19日朝4時現在支援して頂いた10人の皆様本当にありがとうございます。また、これからも引き続き他の人にも応援して頂ければと思っております。
それでは、私がカヌーで行っている八丈島の伊勢海老漁についての説明を第1弾として八丈島のどこの場所どの様な期間で漁をしているのかの説明をしたいと思います。
八丈島の海岸線は、ほぼ、岩礁となっており、年間を通して漁を行える行えるのではなく自然保護の為、解禁日が決まっていて10月から次の年の4月いっぱいとなっております。また、地区が設定されており、私は、大賀郷地区の解禁された場所と小島の解禁場所で漁を行っています。
また、月の満ち欠けで漁を行っています。詳しくは、新月から10日闇と10日から20日闇の間は、漁を行いません。20日闇から次の10日闇の間を漁を行います。その理由として、伊勢海老が、網を覚えてしまうと言われていて、先輩漁師から、その期間漁をするのはだめだと教えられています。その期間外の月夜でも捕れる事は捕れますが、その場所に、次に網をやると、あら不思議まったく捕れなくなるといった事が多いので(これは経験上の話です)頑なに、この漁方を守って漁行っています。
八丈島は、潮の流れも速く思った所に網を仕掛ける事が出来ない事が多い、風も強いのでうねりも出やすいので漁を行えるのが、とても少ないです。また、岩礁の為、網が破けやすく直ぐにボロボロになってしまい修理がとても大変で、お金もかかります。
また、岩礁だけではなく、網にかかった魚を食べに大型のサメやエイに網を食べられて切られてしまう事も多く、ひどい時には、網ごと引きずって無くなってしまう事もあります。
月の内10日ほどは、漁を自主規制で、後は天気予報をみて漁を行うと言ったかなりリスクの高い漁となっています。なので、近年は、漁を行う人が激減し私たち家族の他は、数人となり私の地区以外はほぼ居ない状態となっています。他の地区では、漁師が何人か集まって食べる分だけの漁はごくまれに行っているようです。
また、網を修理する事が出来ない人が多くなって(常に漁をしないので、網を修理する技術を覚えるチャンスが無くなった)経費が多くかかる為にやる人が居なくなると言った悪循環となっています。
伊勢海老漁第1弾を終了します。第2弾は伊勢海老漁の仕方を書き込みたいと思いますのでよろしく引き続きの支援お願いできればと思います。また、拡散して頂けれは幸いです。