■スロウ村の仲間たちって?
「スロウ村の仲間たち」は、出展軒数約100軒・来場者数約1万名にのぼる、マルシェイベント。2013年に第1回目を迎えてから、毎年10月の3連休に北海道・十勝の“どこか”で開催しています。
<スロウ村の仲間たち2023 開催の様子>
軒を連ねるのは、雑誌『northern style スロウ』編集部が20年の歴史の中で出会ってきた、おいしい食べ物、心温まる作家の作品など、北海道の「わくわく」の数々。北海道を愛する思いを会場のみんなで分かち合う、ホクホクのじゃがいもみたいな、あったかい集いです。
■スロウ編集部のてづくりのイベント
私たちは、「足元の豊かさに光を当てながら、わくわく北海道をつくります」という理念を掲げ、2004年からスロウの出版活動を続けてきました。地方に拠点を構える編集部だからこそできること、私たちだからこそ伝えられる「北海道の本当の豊かさ」とは何だろうか? 考え続けながら歩んできた道の途中に、地域の皆さんと一緒にリアルな場でコミュニケーションを取る“マルシェイベント”という選択肢がありました。
とはいえ、イベント運営に関してはまったくの素人。運営スタッフはすべて、スロウ編集部が所属する(株)クナウパブリッシングの社員たち。まさに「てづくり」で、出展者や来場者の皆さんにお手伝いいただき、アドバイスをいただきながら、少しずつ今の形を作り上げてきました。
■これからもスロウ村を育てていきたい!
今となっては、北海道内でも割と大規模(と言っていいはず…)なイベントに成長した“スロウ村”ですが、実は運営体制は10年前とほとんど変わっていません。ゆえに、イベントの規模が大きくなるごとに、少しずつ人員面や資金面不足が運営に影響を及ぼすようになっている事実も。特にコロナ禍を経て、弊社の本業である印刷・出版関係の売り上げが激減したことも、今なお尾を引いています。
<恒例となったトラベリングバンド・ひのき屋(函館市)さんのステージ>
イベントを始めた当初に掲げたテーマ
【お客さんも、出展者も、編集部スタッフも、皆が楽しめる場所】
をこれからも作り続けていくために。
記念すべき10回目の開催で初めてのクラウドファンディングに挑戦することにしました。
■今年の開催について
今年の開催場所は「北海道立十勝エコロジーパーク」。エコロジーパークは2014年以来、10年ぶりの開催となります。広い敷地は解放感のあるスロウ村にぴったりな場所です。
【日程】
2024年10月13日(日)14日(月・祝)
13日 10:00~16:00
14日 10:00~15:00
【会場】
北海道立十勝エコロジーパーク
北海道河東郡音更町十勝川温泉南18丁目1
■資金の使い道について
①「スロウ村の仲間たち2024」の開催資金
まずは今年のイベント開催にあたり、必要な資金に充てさせていただきます。(会場費、テント等機材費、警備費、スタッフ人件費など)
②来年以降の「スロウ村の仲間たち」存続のための資金
来年以降もイベントを続けていくために、体制づくりの資金に充てさせていただきます。
■リターンについて
多くの方に支援いただきたいという想いから、スロウ村の仲間たちやスロウを楽しんでいただくさまざまな形として、計14種類のリターンを設けました。
【オリジナルグッズで支援】
①オリジナルヘアゴムコース/3,000円
②オリジナルハンカチ・ヘアゴムコース/5,000円
③オリジナルハンカチ・ヘアゴム・SLOW living焼き菓子セットコース/8,000円
【十勝・帯広で使って支援】
④SLOW livingで使える!商品券コース/5,000円
⑤SLOW livingで使える!商品券コース/10,000円
⑥クナウハウスペア宿泊券コース/30,000円
⑦Slow Travel HOKKAIDOツアーコース/50,000円
⑧温泉でゆっくり 十勝川温泉ペア宿泊券コース/100,000円
【全国どこからでも支援】
⑨お気持ち支援コース/3,000円
⑩SLOW living商品詰め合わせコース/8,000円
⑪通販サイト「北海道スロウなお買い物」商品券コース/10,000円
⑫SLOW living商品詰め合わせコース/15,000円
⑬通販サイト「北海道スロウなお買い物」商品券コース/30,000円
⑭お気持ち支援コース/50,000円
■スケジュールについて
2024年10月13日・14日 スロウ村の仲間たち2024開催
2024年10月14日 クラウドファンディング終了
2024年11月 リターン発送
■最後に実行委員長からのメッセージ
2013年にスロウ村を立ち上げたとき、関係者の皆さんからはよく「学校祭みたいだね」と言われました。それは、スロウ編集部の若手を中心に、文字通り“利益度外視”で「楽しいことをしたい!」と取り組んでいる姿を見てのことだったと思います。そこから10年経ち、イベントの規模としては当初の数倍にも拡大していますが、私たちの思いは何一つ変わっていないというのが事実です。
私たちスロウ編集部は、みんな北海道が大好きです。そして、北海道で暮らすたくさんの作り手の皆さんと、彼らが生み出す作品を尊敬し、愛しています。こんなにも豊かな北海道の魅力を一人でも多くの人に伝えたい、そして共感し合いたい。地方の小さな出版社が手を出すには、決して利益が大きいとは言えないイベント運営ですが、とにかく絶対に途絶えさせたくないのです。ずっとずっと、皆さんと一緒に「スロウ村」を魅力的なイベントとして育てていきたいのです。
実行委員長としてはもはや我が子のような「スロウ村の仲間たち」。一緒に10周年を祝い、そしてこれからも応援していただけたら、これほど嬉しいことはありません。
『northern style スロウ』編集長 兼「スロウ村の仲間たち」実行委員長 片山静香
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るスロウ村の仲間たち2024とクラウドファンディングのお礼
2024/10/17 20:24「スロウ村の仲間たち」を盛り上げたい・残していきたいという思いから立ち上げたクラウドファンディング。88名の方にご支援いただき、目標の50万円を上回る627,000円が集まりました。ご支援は開催資金や今後の存続のための資金に当てさせていただきます。皆さまの応援に、心から感謝いたします。本当に、ありがとうございました。ご支援と共に「今年も楽しみにしています!」「ずっと続けてほしいです!」といった温かい応援メッセージもたくさんいただき、「スロウ村」はこんなにも愛されているんだなあ、ということを実感しました。そして迎えた「スロウ村」当日。出展者数は108件、来場者数は約12,000名と、出てくれた方・遊びに来てくださった方の両方が過去最多となりました。1日目は強風に見舞われるなど大変な場面もありましたが、皆さまのご協力のおかげでなんとか乗り越え、2日目は穏やかな晴天に恵まれました!20年前に創刊した「スロウ」という本を軸に、こんなにたくさんの仲間たちと出会うことができました。至らない点も多い私たちですが、毎年こうして大きなイベントを開催することができるのは、出展者の皆さま、イベントを楽しみにしてくださる来場者の皆さまのおかげです。北海道の「わくわく」を分かち合うために、皆さんと笑顔で集うために。これからも「スロウ村」を大切に続けていきます。来年も「スロウ村」は、10月の三連休、十勝のどこかで開催予定です。また皆さまと会える日を心待ちに、スタッフ一同、一日一日を重ねて参ります。次回の「スロウ村」も楽しみにしていただけたら、とてもうれしいです。この度はたくさんのご支援、誠にありがとうございました。スタッフ一同 もっと見る
【スロウ村開催&クラウドファンディング終了 直前!】
2024/10/10 20:40「スロウ村の仲間たち」開催まであと3日、クラウドファンディング終了まであと4日となりました。目標達成後も多くの方からご支援いただいております。本当にありがとうございます!!編集部では着々と準備が進んでいます!今年のパンフレットも無事に刷り上がりました。全部で108件の出展者さんの情報がズラリ。ぜひ会場でお手に取ってくださいね!ほかにも看板やスタッフ証や、あれやこれや… 楽しいスロウ村をつくるべく、せっせと頑張っています。テントの確認もしっかりと!天気予報は今のところバッチリのよう。みなさんと会場でお会いできるのを、心待ちにしています! もっと見る
クラウドファンディング 目標達成!
2024/10/04 18:33クラウドファンディングがついに目標金額を達成しました!ご支援いただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、本当に、ありがとうございます。こうしてたくさんの方に愛していただけるイベントとなった「スロウ村」は、どのようにして生まれたのか?今日は実行委員長である片山さんに「スロウ村」ヒストリーを聞いてみました!きっかけは編集会議の「みんなが集まるマルシェをやってみたい!」というアイデアからでした。市内の施設の研修室を借り、作家さんに声をかけて…。初めてのイベントを手探りで進め、20件の作家さんと共に、「スロウ村」の第1回は開催されました。すると予想を上回るたくさんの人が来てくれたそう。「読者の人を想定していたけど、そうじゃない人もいっぱい来てくれて」と片山さん。手応えを掴み、第2回は屋外での開催にチャレンジ。60件もの作家さんが集まってくれたこともあり、この年も大成功!その後もさまざまな場所で開催しながら、イベントとして成長してきました。2017年のスロウ村ですがそもそも、地方の小さな編集部がノウハウもない中イベントを運営するのはかなり大変だったのでは…? そう思って尋ねると「イベント運営がわかってなかったから出来たっていうのもあるかも(笑)」と片山さん。10年続けてきた中でも、台風に見舞われたり、泊まり込んで準備したりと、エピソードは数知れず。それでも続けてきたのは、みんなが集まる場を作ることの大切さを感じているから。「作家さんから『やってくれてありがとう』という言葉をいただいたり、1日中過ごしてくれる来場者さんがいたり。そうしてみんなが楽しく過ごせる場所を、年に1度作っている。そのことが本当にうれしいんです」。社員総出でイベント準備を行います!私たちは普段、写真と文字で北海道の「わくわく」をお伝えしています。けれどイベントでは、それをみなさんと一緒に分かち合うことができる。私たちが大好きな「わくわく」を、直接手に取り、肌に感じてもらえる。これほどうれしいことはないのです。そんな「スロウ村」という大切な場を、これからもみなさんと一緒に続けていけるように。アニバ―サリーイヤーである今年はまた一段と盛り上げていきたいと思います!えいえいおー! もっと見る
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