演劇企画schaftのページをご覧いただきありがとうございます。今回は、前回の活動報告でも紹介した、各部署の進行状況などを簡単に紹介させていただきます。舞台 さまざまな戯曲を内包しているという脚本の構成上、空間をどのように演出するかというのは舞台班の大きなテーマとなってきます。舞台班では演出家の提示した演劇公演の映像を鑑賞し、舞台のアイデアを共有し合うところから始まりました。 参加者の「やってみたいこと」を軸に組み立てられていく舞台案がどのようなものになるのか、ぜひ客席で、肌で感じていただきたいです。音響 舞台の醍醐味の一つに、あらゆる演劇への働きかけを生で目撃できることがあるかと思います。その働きの一つとして、schaft音響班では、『生の音』を使う案を進めています。音響班のメンバーが、実際に楽器を演奏することで舞台に載る音をつくりあげます。 そのほかにも、演出家によって提示された曲について音のイメージとして共有し合い、鳴らしたい音、聞かせたい音について話し合っています。照明 照明班では、階層的に重なり、拡がる戯曲の世界をどのように照らすのか、通し稽古を踏まえて検討が進められています。 好きな照明、好みじゃない照明、どうして好きなのか、嫌いなのか。意見交換が交わされる様子には効果的な見せ方を探る思考の跡が見えるようです。西部講堂に作り上げられた舞台という空間を、照らすことで新たな空間へと演出する照明を楽しみにお待ちいただきたいです。衣装・小道具 衣装・小道具班では現在、脚本を下敷きにデザイン画が製作されています。 衣装や小道具には役柄の個性を印象付けるだけではなく、役同士の共通性やシーンの統一感を表現する役割があります。時代背景の違う戯曲同士を橋渡すためにも、デザインの試行錯誤が続けられている状況です。 演出家のリテイクごとに描き上げられるデザイン画には、衣装班のこだわりが詰まっています。映像 映像班では現在、演出家とイメージを擦り合わせながら製作予定映像の絵コンテを描いています。映像の参考資料を参照しながら、細かなシーンごとのディティールを詰めて行きます。 演劇という空間芸術にどのように映像を差し込み、どのように切り替えるのかについても、音響面、映写面から検討が進められています。宣伝美術 前々回の活動報告( https://camp-fire.jp/projects/721237/activities )でもお知らせさせていただいた宣伝用フライヤーや、公開用のビジュアルを製作しているのが宣伝美術班です。 現在、宣伝美術班では公開用のさまざまなデザインやクラウドファンディングにおける支援者の皆様への返礼品のデザインを製作中です。ぜひお手元で、こだわられた細かなところまで見ていただければと思います。制作 制作班はクラウドファンディングへの取り組みや、予約フォームの管理、SNSでの広報活動を続けています。いま読んでいただいているこちらの活動報告もそのひとつです。 少しでも演劇企画schaftに興味を持っていただくこと。そして何より、会場へ足を運んでいただき公演を観ていただくことを目標に活動を続けています。 いかがでしょうか。関西中から幅広く学生を集めた企画が、着々と進んでいます。 クラウドファンディングの終了まであとわずかとなっています。拡散・ご支援のご協力をよろしくお願いいたします！＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝演劇企画schaft『カルチャ』野田秀樹作品群より再編／演出 遠塚比奈◆あらすじ 劇作家ノダ・ヒデキが殺される。探偵「野田」は事件の調査に乗り出すが、あえなく追突事故に遭う。目が覚めるとそこは紙上の文字が踊る世界。探偵「野田」はノダを追い、人々は探偵「野田」を追う。ゲーテ『ファウスト』を下敷きに、万華鏡のように重なり拡がる野田戯曲の断片の中、物語は進んでいく……。◆公演日時2024年3月16日(土) 13:00／19:0017日(日) 13:00／19:00 受付開始、開場は開演の40分前です。 上演時間は約２時間を予定しております。詳しい時間は２月下旬にSNSにてお知らせします。◆会場京都大学西部講堂https://maps.app.goo.gl/XohLYEzqwMdR4oaAA?g_st=ic◆料金Ｕ‐22／大学生以下 2000円(要証明)一般 2500円全席自由席。未就学児のご入場はご遠慮いただいております。◆ご予約CoRichチケット！(当日清算)https://ticket.corich.jp/apply/302046/◆SNS・Ｘ(旧Twitter) ＠SchaftEngeki・Instagram @schaftengeki＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
