満開の桜がすっかり葉桜になり季節が変わっていくのを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
Ku-s’スタッフです。
日頃より私たちのプロジェクトをご支援、応援いただきありがとうございます。
4月16日に、大阪工業大学の准教授でいらっしゃる赤井先生よりご依頼いただきました、Ku-s'代表高山による大学での講義の件、昨日無事に終えたことを報告いたします!
赤井先生よりお話しをいただいた時の活動報告はこちら
講義をご依頼いただいたのはデザイン論『インクルーシブデザイン×プロダクト』をテーマにした授業です。
はじめに赤井先生よりインクルーシブデザインの概要と事例についての講義がありました。
次はいよいよ高山の番です。
高山にとって初めての講義で本人はとても緊張していたようですが、聞いている方からは全く緊張を感じられない堂々とした講義っぷりでした。
緊張しつつも学生さん達がどのような表情で聞いてくれているか、確認しながら講義を進めていたそうです。
授業の最後には洋服を手に取って見てもらえる時間がありました。
赤井先生と板垣さんからいただいたコメントを紹介します。
赤井先生より
「パッと見た感じ、普通のおしゃれな洋服。けどインクルーシブデザインの発想でより良いものになっている。障がい者の方に上流工程から特別視せず話を聞き、商品づくりに反映させている。大企業ではいろんな制約がありなかなか実現できない部分も多いし、大手だと”いかにも”になりがち。Ku-s’さんの規模だからこそ実現できた側面もあるのではないかと思います。そのため、今回の講義も、あえて大手企業ではなくKu-s’さんにゲストスピーカーとしてお呼びしました。だからみんな(学生さんに向かって)にも学びもあったと思うし、自分たちでも、できることはあるはず」
板垣さんより
「服に対しては障がい者の多くは不満を持っていると思う。しかし、障碍者向けに作られたものはいかにもって感じで、着たくも履きたくもなかった。けど、大手のアパレル会社とかに意見を言ってもクレーマー扱いされるのが関の山と思ってたので諦めていた。今回、話を聞いてくれる人たちがいて、それをしっかり形にしてくれたこと。それを足りない部分をみんなで補ってチームとして進めているところがホントに素晴らしい。なのでみなさん(学生さん)もチームを組んでみんなで進めればできることです」
私たちも今回の経験も活かし、チーム一丸となってさらにいい商品作りに励んでまいります。
引き続き、応援、ご支援のほどどうぞよろしくお願いします!