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頼れる人が周りにいないこどもたちへ、小さな希望を届ける「感情図書館」を作りたい!

全国の大人からこどもたちに届けたい本を募り、こどもたちの感情や悩みに合わせて本を分類する「感情図書館-hidamari-」を立ち上げます。周りに頼ることが出来る環境が無いこどもたちが、自身で本を選び、学び取り、悩みを解決できる。そして明日へちょっぴりワクワクできる。そんな場所を作ります!

現在の支援総額

2,859,000

105%

目標金額は2,700,000円

支援者数

241

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/01に募集を開始し、 241人の支援により 2,859,000円の資金を集め、 2023/12/28に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

2,859,000

105%達成

終了

目標金額2,700,000

支援者数241

このプロジェクトは、2023/12/01に募集を開始し、 241人の支援により 2,859,000円の資金を集め、 2023/12/28に募集を終了しました

全国の大人からこどもたちに届けたい本を募り、こどもたちの感情や悩みに合わせて本を分類する「感情図書館-hidamari-」を立ち上げます。周りに頼ることが出来る環境が無いこどもたちが、自身で本を選び、学び取り、悩みを解決できる。そして明日へちょっぴりワクワクできる。そんな場所を作ります!

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感情図書館の増山遊斗です!
今回の応援メッセージは絵本専門士の佐藤由紀枝さんです!
佐藤さんとは、以前ご紹介した椎葉村で図書館司書を務められている小宮山さん、藤江さんと同じタイミングでお会いしました!
佐藤さんとお話しした際に、「こどもの頃は図書室が居場所だった」「絵本は親と子をつなぐことができる」など、本が持つ力についてご経験を交えながらお伺いしたことが印象に残っています。

佐藤さんとも、12/20(水)20時~X(Twitter)のスペースにてお話しさせていただきます!

◆応援メッセージ◆

子どもの頃から、本は私にとっての居場所でした。
本を開けばいつでも物語の世界へ行く事ができるし、知らないことを知る事ができる。今はもういない人たちと出会う事ができる。そして、本を開けば1人にもなれる…。

内向的だった私は、本を外界から離れるためのバリアのようにも使っていました。1人で読みたかったし、何を読んでるかも知られたくはなかった。だって、ものすごく個人的な内面的なものだから。「こんな本が好きなんだぁ~」とか思われたくない、私の大好きな本を知られたくない…。そして「あなたにおすすめだよ」なんて言われても、「私の何を知ってるの?」と思っちゃうような子どもでした。

そんな私の読書スタイルは目についたものをとりあえず読むというものでした。
学校図書館などの狭い本棚なら、片っ端から読めば良かったのですが、初めて大きな図書館に行った時、本の多さに圧倒されて打ちのめされた記憶があります。

「生きている間に、読みきれない…」という敗北感と、それなのにどれから読めばよいのかもわからないという無力感でした。
だからといって、人にオススメを聞くなんてもってのほか!絶対できないし、したくない。
大人ぶって『罪と罰』や『こころ』を読んで(当時はYA向けの本はありませんでした)、全く意味が分からず、そしてそんな自分を恥じたりしていました。

そんな子どもの頃の私が、もし感情図書館を訪れたら…想像するだけで涙が出てしまいます(エモイとしか言いようがありません)。
嬉しいだろうなぁ、ワクワクするだろなぁ、ほっとするだろうなぁ、「これは違うけどね~」なんて1人で辛口に批評して内心ニヤニヤしたりもするんだろうなぁ。

今の私は絵本専門士として読み聞かせやブックトーク、ストーリーテリングなどで直接、子どもたちに絵本などを届けていますが、そういったイベントなどが苦手な子どもがいることも知っています。来れない人だっています。

それに、1人になりたい時は誰にだってある。1人になってしまう時だって。
本なら、その子が手にとってさえくれれば、いつでもそばにいてくれる。
子どもたちのために、そっと寄り添える本棚があれば、自分にフィットする本がこの世の中にはきっとあって、そしてその本も自分を待ってくれていると知る事ができる。

そんな安心感を届ける場所になれるのが、きっと感情図書館。
私はこのプロジェクトを応援しています。

絵本専門士 佐藤由紀枝

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