感情図書館の増山遊斗です!
株式会社グランディオサービス は、公共図書館の指定管理を行っています。
感情図書館hidamariの構想を思いついた時に、最初に図書館を運営されている立場からのご意見をお伺いしたく、相談させて頂いたのが吉村さんでした。吉村さんは駄菓子屋irodoriの立ち上げ時からご支援頂いていて、こどもの感情で分類するという未知の挑戦に対して積極的にご相談に乗って頂きました。
また、飯島さんは吉村さんからお繋ぎ頂きました。飯島さんの貧困問題への課題意識をお伺いし、今後、ご一緒にプロジェクトを進めて移行というお話が出来、とてもワクワクしました。
そんなお2人から応援メッセージを頂きました!
◆応援メッセージ◆
わたしたちは指定管理者制度をつうじて、公共施設の管理運営に従事しておりますが、図書館もその中に含まれます。この仕事を通して確信していることは、子ども達は「本との出会い」によって、心豊かになり、未来も変わるということです。しかしながら、全ての子ども達、特に貧困状態にある子どもたちに、この素晴らしい機会を十分に届けられていない現状です。
そんな折に『hidamari』さんの『感情図書館』という構想を知り、たいへん感銘を受けました。独自の本の分類や子ども達との距離が近い学生による運営は、わたしたちにはできない部分、足りない部分であるとともに、子ども達が本に親しむにあたり重要な要素です。
貧困というと多くの方が経済的貧困を思い浮かべられると思いますが、貧困の連鎖を断ち切り、生きる力を身に付けていくために特に必要であるのは、情報の貧困と関係性の貧困を解消することであると考えます。子ども達が本に囲まれ、兄や姉のような存在である学生達とのふれあいが生まれる感情図書館は、居場所としての役割を果たすとともに、情報の貧困や関係性の貧困を解消し、子ども達の「今」だけでなく、未来にも大きな影響を与えることでしょう。そして、「もっと本を読みたい」という気持ちが生まれ、公共図書館の利用にもつながってくれることでしょう。
この素晴らしいプロジェクトをわたしたちは心から応援します。
飯島 徳郎(イイジマ トクロウ) 株式会社グランディオサービス 施設管理担当課長
吉村 知幸(ヨシムラ トモユキ) 株式会社グランディオサービス