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メタバースの活用についてお話しさせてください。

メタバースといっても、一言で表現することは難しいのですが、簡単に言うと、好きなアバターを使って、仮想空間で過ごすことができる第二の居場所かなと考えています。

私は、教員生活の内、10年間、病気で入院する子どもたちが通う学校に勤務してきました。そこで、病状や感染症の予防のため、病室や病棟から出ることができずにいる子どもたちが何人もいました。「学校に行きたい！」「友だちと会いたい！」と言う願いを何とか叶えることができないだろうかと考え、リアルな博物館と病棟を繋いだり、遠方の自宅と教室を繋いだりなど、擬似的ですが、遠隔授業に取り組みました。その時の子どもたちの笑顔が忘れられません。（まだzoomは普及していませんでした）それが、コロナ禍で一気にリモートワークが普及し、今、新しくメタバースが普及し始めています。メタバース内なら、たとえ車椅子生活であっても、好きなアバターで走ることができます。また、自分の部屋からでも、リアルに近い形で街を歩くことや、好きなアバターを使って仲間と会話を楽しむこともできます。自分の個室で落ち着いて過ごすこともできます。

そんな可能性がメタバースで実現できるのではないか！と感じています。

学校での活用については、次の活動報告で、、。

ご覧いただきありがとうございました。