2024/01/30 15:34


1/29(月)11:00~15:00 大栗川0m起点と報恩橋の間 メンバー1人
可燃2.5袋(45L)、ペットボトル9本、
不燃アルミ缶6本、スプレー缶1本、針金1本
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この日は、ほとんど入る方がいない場所をあえて選んで、清掃作業をやることにしました。この場所は、0m起点の場所からしか入ることはできません。河原を進むにしても、川の中を進むにしても、ウェイダー着用しているため、何事も時間がかかります。
まずは、中間地点まで先に進むことを目指しましたが、その前に対岸の枝にたくさんのビニールがぶら下がっているのが見えたので、いつもはなかなか行かない対岸の奥地に渡って、ごみの回収をしました。
すると突然、激しい滝の音が聞こえたのです!「えっ! 大栗川に滝?!」と、ひとりなのに思わず声に出てしまいました。こんな作業をしなければ、絶対に知ることはなかった滝です。位置的には、ゴルフ場の直下にあたるので、滝の中はゴルフボールでいっぱいになっていました。ここからゴルフボールが流れ出るのだとわかりました。

滝があった場所から、今日の目標地点まで向かい、折り返してごみを拾う作業に取り掛かりました。この時既に、45L袋がかなりのごみで埋まるほどの、ごみ回収未開地帯でした。
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●大きなトロ箱を3個拾いました。これがとても厄介なのです。なぜならこれ、無理に折ってしまうと、発泡スチロールのクズが大量に出てしまい、即マイクロプラスチックとなってしまうからです。折らずに持ち帰りましたが、大きくて運ぶのにも苦労しました。



●飲食容器が多くありました。納豆のパックが複数、飲料の紙パック、カップ麺、ヨーグルトやアイスのカップ、酒のプラカップなど。


●ペットボトルと缶は、清掃した広さから考えると、それほど多くはない印象でした。


●特殊ごみは、ゴルフボールをはじめとするボール類、スプレー缶、針金、ゴムシート、靴の片方、そして釣りの疑似餌でした。
この疑似餌、ビニールごみに引っ掛かって付いて来て、拾った時には気づかず、分類している時に針が指に当たって気づきました。どうしたものかと思います。
帰り道で釣りをしている人に出くわしましたが、普通の格好で来て、高い段の上から数十m先に竿を振っているのだとわかりました。このやり方では、仮に疑似餌が何かに引っ掛かったり、外れた時に回収できない訳です。釣りのマナー向上推進は、どうなっているのか知る必要を感じました。

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今回のごみ、45L2.5袋にもなったのですが、ほとんどがプラ袋や容器包装でした。しかも、大きな目立つものだけを拾ってその量で、細かい切れ端のようなものや、タバコなどは拾う余裕がないほどでした。 
プラスチックごみとの格闘で、4時間が経過しており、学校のチャイムで気づいて終了としました。