「ねこの約束」って何だろう? きっとまた会えるねという約束?
それとも多様なこころを大事にするよという約束?
いぶきのみなさんとお話をしたり、一緒にものづくりの相談をしていると、子どもの頃のキラキラした日々や、何をやっていても面白くて楽しくて笑ってばかりいた高校時代を思い出します。
でも、どんな時代でも笑顔の向こうには
必ず小さな悲しみや悩み、苦しみがあったのです。
それらを乗り越えられらたのは、自分が決してひとりではなかったからだと、今、つくづく感じています。
そうなんです。
いぶきのみなさんは、「ここにいれば大丈夫、いつも誰かが誰かを支えているよ」と伝えてくれます。
笑顔満載で。
私はそんないぶきさんが大好きです。
そして今回、新たにまたそんな居場所をつくるといういぶきさんを応援したい
何かお返ししたいなぁって思います。
ーーーそこにきっと「約束」の答えがあると想うから。
古田菜穂子 さん
岐阜県教育文化財団 tascぎふ文化芸術アドバイザー
++++++++++++++++++++
「ともに」という表現を見かけるたびに、誰と誰(何)をイメージして使われているのか気になります。ともすれば「障害のある人とない人」とか「障害者と健常者」とか簡単に「AとnotA」という2分構造で語られる社会。そこに否定排他的な無意識があるようでモヤモヤしています。関係は変わり続けるもの。だから「お互い様」なのにと思います。
そんな中で、古田さんもの表現したい「ともに」はとても安心します。古田さんは「共創」、私たちは「関係の網の目づくり」と表現しているもの。社会は多様な「あなたとわたしの関係」の集まり。それを肌で感じられる場づくりを一緒にやってくれないかと投げかけてくださっていると受け止めています。