今回、お店のオープン予定の場所は、地域の方々に"ひらいていく場"の意味もあり、近所の子どもさんとも“顔を知った仲”の関係を築いておられる拠点ともなっています。
様々な企画の中、オープンアトリエという自由な創作の場づくりを、私どもTASCぎふもお手伝いさせていただきました。
その現場では、思い思いに描いたり、おしゃべりしたりしながら他者を柔軟に受け入れる、あるいは受け入れないことも許容されながら同じ空間・時間を過ごす姿がありました。
福祉事業所が地域づくりをすることは、地域の中で障がい者との接点を作るという目的が最初はあったかもしれませんが、その目的を超えて、様々な人が集い、楽しみ、ゆるくつながるみんなの場(えんがわ)となっていました。
今回のお店開店をきっかけに、さらにいろんな方にひらかれる場となることを期待しています。
二村元子 さん
TASCぎふ(岐阜県障がい者芸術文化支援センター)主査
++++++++++++++++++++
アートと聞いて勝手に身構えてしまったり、自分たちにはとてもできないんじゃないかなと思い込んでしまいがちな私たちに、いぶきさんがやってることって楽しいよね!うれしくなるよね!ワクワクするよね!と目をキラキラさせて背中を押していただいています。
それだけじゃなくて、こんなことできるんじゃない?ってその場も用意してくださります。2024年1月〜2月にかけてコラボ開催してくださった「手と精神」展は、東京藝大の湯沢大樹さんを連れてきてくださって実現したもの。仲間たちをドキドキワクワクさせてくださりました。