ヒトノネの子どもたちを連れて、夏休みにいぶきさんへお邪魔した時のこと。
迎えてくださった仲間と支援員の方たちに失礼のないように、と、子どもたちには前もっていぶきさんの事業について、作っているものについて、過ごし方について、私からいろんな話を伝えて臨みました。
いろんなものを作ってるんだな、どんなふうに仕事してるんだろうね、かりんとう美味しそうだな、ブルーベリー食べたいな、などと話をしながら、子どもたちは仲間の働く現場に行って一緒に作業をさせてもらって話を聞きました。
たくさんのことを感じ取って帰ってきた子どものある一人が、感想を綴ってくれました。「みんな一生懸命話をしてくれて嬉しかったです。とても優しそうな顔で私も優しい顔になりました。」いぶきさんにお邪魔するといつもそれを感じます。
みんな優しそうな顔で笑っています。
大変なことがたくさんあることは知っているけれど、みんなが優しい気持ちになれる場所だなと。豊かな生活ってこういうことだなぁと。
そういう場を、近隣に住む一人として、ご縁をいただいた一人として、一緒に作っていけることをありがたく思います。「ねこの約束」と日光の家の新しい出発が、みんなの陽だまりになりますように。
応援しています。
篠田花子さん
一般社団法人ヒトノネ 理事長