いぶき福祉会さんと出会ってからは1年も経っていなくてお互いのことをまだ少ししか知らないのですが、出会う機会をいただいたのは「インターミディエイター講座」という、多様な人たちと対話し協働する場づくりなどについて学んだり、未来の物語をつくって聞き合ったりする場でした。
その場でいぶき福祉会の方たちが利用者のことを「仲間」と呼んでいることや、話していた内容、話しぶりから、いぶき福祉会さんは障害のあるなしや、サービスを提供する側される側という境目や不均衡を乗り越えて、ともに生き、仲間たちのゆたかな暮らしや幸せを実現することを目指しているのがとてもよく伝わってきました。
また、いぶき福祉会の方がつくられた未来の物語を聞いたときには、仲間たちも、地域の人たちも、ともに生きられる地域や社会をつくり出そうとしているエネルギーを感じたことが印象に残っています。
仲間たちの幸せと、地域の人たちの幸せ、そしていぶきで働くみなさんの幸せも重ねていき、豊かな関係、豊かな地域、豊かな未来をつくっていくこと。
それが簡単なことではないというのは、私たちも同じものを目指して日々やっているからこそわかる気がします。
「ねこの約束」の第二章が始まることで、これまでにはなかった豊かな景色や、いろいろな人たちの笑顔が増えていくんだろうなと想像してワクワクしました。
いぶき福祉会さんの思いに共鳴して、少しでも力になれることがあればと思い、このプロジェクトを応援します。
大森美歩さん|一般社団法人ぼくみん