2018/11/14 01:34

皆さん、こんばんは。

先ほど、65%を超えました。ありがとうございます!

前回の投稿の週から、昨日まで、全国各地での復興支援ライヴツアーのかたわら、

北海道の被災地にも慰問に行ってまいりました。

まずは、10月最終週からのお話を。

豊田の(株)深田倉庫さんの協賛で老人ホームや幼稚園(写真)の慰問を含む東愛知をツアーし、

合間には幸田町民会館でホールコンサートなどもありました。

(満員御礼!写真は幸田町民会館の館長と)

高齢者向けの公演でもあったので唱歌なども演奏曲目に入れたのですが、被災地への思いをナレーションしながら演奏すると、前列の高齢の男性のお客さんがすすり泣きしていたのが印象的でした。

その後、11月になり北海道に飛びました。

写真は掲載できないのですが、昼までは被災地や江別その他の学校を慰問し、

(上から江別大麻東小学校、江別ハイツセンターイングリッシュスクール、月寒オルタナアカデミー)

被災状況について伺いつつ、夕刻から夜は札幌方面へ向かい、各地で復興支援ミニライヴを行いました。

出身の江別にあるターンアラウンドさん、月寒のオルタナアカデミーさん、すすきののロックバー、9’sさんに伺って演奏をしました。9’sさんに関してはお店のベネフィットを兼ねたミニライヴで、震災後にあまりすすきのに人が出てこなくて大変だったお店に寄付をして帰りました。

その翌週は東北へ。仙台公演の後に、震災直後に北海道の復興支援募金という事でご協力いただいた一関市にお礼を言いに行きました。その道中でFM ASMOさんにも出演。

被災地の子ども達の教育支援についてお話をしていた時に、パーソナリティーの方が感極まっていたのが印象的でした。


次は演奏面の近況について。

(一昨日のツイートより)

最近のライヴを観ている方はお気づきかもしれませんが、実は最近、ほとんど親指で弾いています。叩くんじゃなくて、ネック寄りを撫でるように太く弾く方。
(残念ながら、youtubeにはありません)

「俺が、俺が!」とバキバキ弾くのが苦手。「どの音をどの帯域で出したら共演者の音が引き立つか」しか興味がなくて。
トレブルはもう10年以上前からゼロ。ベースもゼロ。ミドルもセンタークリックから2ミリカット。基本パッシブ。アクティヴの時もパッシブより小音。高低域も指先のコントロールのみ。

ソロの公演が多いから機材を沢山使うのが好きとか、目立つ音を出したがるとか思われがちですが、一人で2時間半飽きさせないようにする為に、指揮者的視点で自分のパートを分割しているだけで、むしろ音楽と関係ないトリックとか圧倒的に少ないです。だから人と演奏するときはパッシブ、シールド一発。

全部、パブリックイメージだけなんですよね、結局。

私の公演も、むしろ技巧がどうのとか関係ないところに楽しみの要素が入っているのは、直近で生でご覧になっている方にはご理解頂けているかと思います。ただ、私は無名なので(笑)それを幅広くお伝え出来ない。4200公演くらいしていますが、伝わらない。

しかしながら、それも含めて。ライヴに来た人だけがわかる”嬉しい誤算”です。

電波にのりにくいような事ばかりやっていますが、引き続き楽しんでいきましょう(笑)。

・・・で、昨日。
新作のスカイプミーティングをしていたんですが、こんなことを書きつつ、今回はコンパクトエフェクターをまた増やそうか、という話をしました。航空事情と体力的な事もあり、移動荷物も30キロ以内におさえていましたが、やはりそんな事言ってられないよねという話になり。機材を一新しようかなと。

新作の内容にも確実に反映されるはず。というわけで、20thアルバムは19th『ブルームーン』のオールパッシブ(ハーモニクストラックはダブ処理しましたが)、ノンエフェクトとは一転、11th『ベースデイズ』より前の危険な作品時代のエフェクトグニョングニョンピヤピヤに行って参ります。でもボトムは親指で深く沈みます。成功への清き一口をお願いいたします。 

現在は残り21日の段階で残り35%。まさにサクセスか否かギリギリの所を疾走中です。

引き続き、よろしくお願いいたします。

今沢カゲロウ