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地域の台所で学んだ「郷土料理」で「郷土同士」を箸渡ししたい

味付けからみえる「地域性」と親から子へと受け継がれる「暮らしを彩る慣習」を感じる郷土料理。 「岐阜県郡上市の味噌煮」「宮城県女川町のつみれ汁」「広島県大崎上島のなます」など旅先で培った郷土料理を別の地域で紹介し、一緒に食卓を囲む「箸わたしプロジェクトーさとのばんごはんー」です。

現在の支援総額

133,000

133%

目標金額は100,000円

支援者数

23

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/01/01に募集を開始し、 23人の支援により 133,000円の資金を集め、 2024/01/20に募集を終了しました

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地域の台所で学んだ「郷土料理」で「郷土同士」を箸渡ししたい

現在の支援総額

133,000

133%達成

終了

目標金額100,000

支援者数23

このプロジェクトは、2024/01/01に募集を開始し、 23人の支援により 133,000円の資金を集め、 2024/01/20に募集を終了しました

味付けからみえる「地域性」と親から子へと受け継がれる「暮らしを彩る慣習」を感じる郷土料理。 「岐阜県郡上市の味噌煮」「宮城県女川町のつみれ汁」「広島県大崎上島のなます」など旅先で培った郷土料理を別の地域で紹介し、一緒に食卓を囲む「箸わたしプロジェクトーさとのばんごはんー」です。

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▼ご挨拶

はじめまして。ページをご覧いただきありがとうございます。

明るい神に光る竜と書いて、明神光竜(みょうじんひかり)です。「地域を旅する大学」こと、さとのば大学の2年生として、生まれ育った「南国土佐」高知県を飛び出し、岐阜県郡上市、広島県大崎上島などを渡り歩いた末、現在は宮城県女川町に地域留学しています。今回ぼくはこういった地域同士を繋げていくために「はしわたしプロジェクトーさとのばんごはんー」を始めました。この活動では、ぼくが旅先で習った郷土料理を全国各地で振る舞うことで、地域同士に想いの橋を渡します。暮らしている地域の郷土料理を習得して、ほかの地域で出会った人に振る舞うんです。

■食にこだわるワケ。ぼくと「食」

ぼくが食の活動に関心を寄せるようになったのは家庭科教員の母の影響です。幼少期からバレンタインや誕生日などにお菓子を作って持っていく機会が多く、「作る」「食べる」よりも相手に「渡す」時の反応を見ることが好きでした。それから作る楽しさではなく、食の可能性に気づいたのは心が傷ついて壊れてしまいそうになっていた中学3年生の頃。火が消えたように感情も言葉も失い、1カ月ほど経過したとき、夜ご飯にグラタンが出てきました。ぐつぐつしているグラタンを見ながらスプーンですくい食べると、懐かしさと共に息を吹き返したような気持ちがわきました。火傷するような熱さ、料理を用意する母の姿、変わり果てた自分の姿……さまざまな情景が一挙に押し寄せてきて心にエンジンがかかったのです。この経験から、人のお腹も心も満たし、体を元気にしていくことができる「食」の可能性を確信し、ぼくもそんな機会を持ちたいと思うようになりました。

■「旅する大学」に入って

ぼくが旅する大学生になったのは「冒険心」からでした。中学時代に不登校になってしまったものの、もう一度頑張ってみようと奮起して、1年間学力と精神力を磨いたのちに地元を出て全日制の高校に進学しました。高校在学中、地域PR動画の全国コンテストなどの挑戦を重ねましたが、自分にできる範囲内でしか挑戦をしていないことに気づきました。そこで高校卒業後はこれまでの経験が通じない未知なる地域で挑戦し、成長してみたいと思いました。山と川に恵まれた秘境から、荒々しい海風と新しい動きがおこる風通しの良い港町へと移動するぼくの暮らしはまるで冒険のようです。1位を目指したスピーチコンテストで掴んだグランプリ受賞

■さとのば大学について

さとのば大学は、地域に暮らしながらプロジェクト実践を通して学んでいる市民大学です。学生は、自分を活かしながら小さくやりたいことをカタチにしていく「マイプロジェクト」に取り組んでいます。自分自身が本当に望む未来を仲間と共創していくことができる「未来共創人材」が生まれていく学びのコミュニティを作るべく、2018年にプロジェクトが発足し、2021年度より4年制コースが開講されました。現在では延べ14地域と提携し、学生たちは1年ごとに留学地域を移動しながら、各々のプロジェクトを進めています。

▼箸わたしプロジェクトの内容


「はしわたしプロジェクトーさとのばんごはんー」は、暮らしている地域の郷土料理を習得して、ほかの地域に持ち込んで振る舞い、交流を図るという目的から始まりました。この活動をとおして郷土料理を提供する自分と受け取ってくれるゲストの間だけでなく、その体験を通じて過去にぼくが滞在していたそれぞれの地域への関心もゲストの中で高めていくことによる地域同士の橋渡しもできればと考えています。また、ぼくは昨年1年間岐阜県で過ごしていたときに地味噌を使った料理を色々紹介していただき、初めて味噌をベースにした食文化を経験しました。その中でも、味噌煮(みそに)は印象的で漬物をたっぷりの味噌で煮るのが斬新でとてもいい香りがしました。このように実際に暮らしに飛び込み学んだ「土地の味」、「郷土の食文化」を通じて参加してくださる異なる地域の方たちの風土や食文化への関心をつないでいきたいです。
初めて体験する地域での食卓


▼わたしを動かす「食事」にまつわる実体験

さとのば大学に進学したぼくには、「地域内に自分がよい影響を与えたい」という漠然とした想いがありました。そこで思いついたのが「自身のルーツ×移住先の地域のルーツ」を掛け合わせた「食」の活動でした。この活動は、高知県のご当地パン「ぼうしパン」に岐阜県郡上市のものを使ったクリームを入れて作る「オリジナルぼうしパン」を生み出すという活動でした。ワークショップでの提供と試作を経験しながら育てていきましたが、活動をつづけていく中でたとえ移住していなくても地域の食材を使ったパンは作れることに気づいたのです。そんな経験を経て「地域に暮らすなかで良い影響を与えたい」という思いが成長して「自分の旅の体験を還元したい」に明確な自分の軸が芽生えました。


実際に作ったご当地クリーム入りぼうしパン

実際にオリジナルぼうしパンを持ち込む


▼今の現状と課題

その後岐阜県での滞在を終えて、宮城県女川町に暮らし始めた際にパンではなく、料理を一つ振る舞ってほしいと食事会の相談を受けました。そこでぼくは昨年岐阜県で紹介してもらった味噌煮を思いつきました。それが郷土料理づくりに取り組んだきっかけでした。「へ~こんなのあるんだ!」と味噌煮のお椀を覗き込む参加者の皆さんの姿はまるで新たな発見をした研究者のようでした。さらに、郡上市で学んだストーリーをそのまま伝えると「岐阜県はあまり馴染み無かったけどこんな料理あるんだね」と言われました。ぼくはこの食事会を通して、味噌煮は1年間移住する中でたまたま教えてもらえた料理だったこともあり「旅をしていないとできないこと」「地域に生まれるプラスの変化」という今の自分にぴったりな二つの可能性があると感じ、還元できる旅の価値だと思いました。

ぼくは宮城県女川町で4度活動することができ、岐阜県郡上市の味噌煮を町に在住している方や訪問された方へ振る舞い続けていました。それぞれの企画を通じた参加者から、岐阜を元々知っていた人は「味噌煮を知ったことでより関心が高まった」、岐阜に関心が薄かった人でも「ちょっと心の距離が近くなった」などの反応をいただき、この活動の意義を感じるとともに、食べる前と食べた後も工夫すれば「地域との繋がり」をもっと楽しんで参加していただけるのではと考えました。

▼クラファンの内容

ぼくが取り組んでいる「はしわたしプロジェクト」は、岐阜県郡上市で学んだ味噌煮を宮城県女川町で振る舞うことです。これまで「はしわたしプロジェクト」を実施して郷土料理を食べて知っていただきました。しかし、ぼくがどんな思いでこの活動を行っているかを直接伝えられる機会は少なかったです。そこでコースターや箸、箸置きのような席につくときに目を楽しませてくれ、この活動のシンボルとなるグッズの作成を考えはじめました。このグッズを手に取った人に、「はしわたしプロジェクト」の世界観を知ってもらうだけでなく、郷土同士へ想いを馳せるきっかけにもしていきたいです。

▼今後の展望

ぼくは旅をして色々な地域を訪れ、交流を行い、実際にその土地やそこに住む人たちの暮らしの中に入り込み、「郷土料理」と呼ばれる、その地域ならではの食文化を隣で教えて頂いてます。ぼくが女川町で最初にふるまったのは、昨年滞在していた岐阜県郡上市の「味噌煮」。この料理は、親から子に引き継がれる伝統的に慣れ親しんだ食です。それをともに1年暮らす中で触れ続け、振る舞えるまでになりました。そういったエピソードを持った郷土の食を提供していきたいです。そして今後はこれまで培った地域暮らしスキルを活用して、拠点としているエリア外の郷土料理も探しに行きたいという展望を持っています。
2024年は鹿児島県の鰹節や紅茶など加工業が盛んな食べ物の宝庫に移住します。へちま汁や、サツマイモなど特産品をアレンジした料理があるようでとても楽しみなところです。岐阜県、そして宮城県の郷土料理を扱えるようになる中でさらに多くの場を取り持ちたいと思いますし、加えて試しに地域の方から鹿児島の郷土料理を教わる場を設けてみることも考えています。そんなこの活動を続けるなかで生まれる将来の展望も大切にしていきたいです。
今年の離島滞在時に参加した郷土料理を食べる会


▼リターンについて

1.直筆お礼のメッセージ&実施報告書¥3,000
お届け予定:2024年5月
2.ロゴ入り箸&実施報告書 ¥6,000
お届け予定:2024年5月
3.ロゴ入りコースター&実施報告書 ¥7,000 
お届け予定:2024年5月
4.直筆お礼のメッセージ&なんでも相談屋(1時間) ¥8,000 
お届け予定:2024年5月
5.【名前デザイン】を作ってプレゼント&実施報告書 ¥10,000 
お届け予定:2024年5月
【名前デザイン】
名前の漢字を漢字の意味だけでなく、その人の人柄や趣味などの特徴を反映してデザインしたものです。親から託された願いがこもる名前を、今大きくなって身に着けた自分の個性で彩ってみませんか?
6.【現地材料一部送付】ライブクッキング参加チケット&ロゴ入り箸&実施報告書¥12,000 
お届け予定:2024年4月
【ライブクッキング】オンラインツール(Zoom)で繋いで一緒に郷土料理を作ることです。


7.【現地材料送付】ライブクッキング参加チケット&ロゴ入りコースターと箸&僕が郷土料理作りに伺うけん!(特別チケット) &実施報告書¥15,000 
お届け予定:2024年4月
【ライブクッキング】オンラインツール(Zoom)で繋いで一緒に郷土料理を作ることです。
豆知識:語尾にけん。とつけるのはわたしの高知県の方言の特徴なので券とかけてます^^

クラファン費用内訳
グッズの外注費用:¥50,000
返礼品+送料:¥30,000
ライブクッキング実施費用:¥5,000
キャンプファイヤー手数料:全額の15%  

実施日程
2月29日 振込予定日
3月5日 オリジナルグッズの発注
3月15日 グッズの到着予定(一週間弱ほど)
4月中旬 ライブクッキング実施
返礼開始予定₋ 
2024年3月 お礼のお手紙や無料相談屋チケットの配布
並びにライブクッキングに利用する材料各種の手配と配送
2024年5月より順次開始:箸、コースター、実施報告書等
※実施報告書付きのリターンはライブクッキングの実施が無かった場合、来年のイベント実施まで納期が遅れることがあります。

グッズに入れる予定の箸わたしロゴ
「わたしとゲスト、遠く離れた地域を橋渡しする」

▼最後に

はしわたしプロジェクトは、郷土料理の認知を向上することだけではなく、同じ食卓を囲む人たちが、地域外の文化を通して、自分たちの暮らしにある魅力を知っていく最初の一歩を促すものにしていきたいです。そんな特別な体験を一緒に思い出として刻んでいけるよう来年度滞在予定の鹿児島県をはじめとしたフィールドの方々へ「はしわたし」していくイメージを抱いています。
そして、今回ご支援いただいた方々、ここまで読んでいただいた皆さまの地域にも「はしわたし」できるようにさらに工夫を凝らしていきます。
一つ、一つ。届いてくる応援やご支援がすごく励みになっています^^

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

最新の活動報告

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  • リターン発送開始のご報告

    2024/05/27 00:53

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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