自己紹介
実行チームは、同じときがわ町大野で6Hundred Cafe & Campを運営するメンバーです。
そもそもの始まりは、精神的に行き詰まって鬱になった青年が飛び込んで来たことからでした。
彼は海外の大学を卒業して帰国、就職活動をしていましたが、人混みと騒音、難しい人間関係、そんな東京の生活に耐えられず、起きることもままならなくなってしまい、うつ病と診断されました。
相談を受けて、私の住む埼玉県ときがわ町で静養しないかと声をかけました。
標高600mの山で彼の生活が始まりました。
最初の3か月は、彼の将来を案じるほど、辛そうにしていました。
ところが日を追うごとに元気になって、手付かずだった竹藪を切り開いたり、体を動かすことを通して、別人のように明るい表情になりました。
この場所は、人を癒す何かがある!?
「ここで何かやってみようか」
「県道わきの放置された建屋、これはカフェにできるな」
「隣接する1000坪ほどの平坦地、これはキャンプ場でいいよね」
そんな話をしながら、2人で作業を始めました。
廃屋を改装、72㎡のウッドデッキを新設。屋内にもともと置いていた1971年のTOYOTA クラウンはそのままにして、新しい床を作る。県道側の壁を壊し、大きな窓を作る。
私たちの話を聞きつけて、東京の仕事を辞めて移住して来た若者が現れたり、「私も手伝いたい」というメンバーも増えました。
わくわくしながら作業を進めて、昨年6月に6Hundred cafeとしオープン! 名前の由来は標高600mに位置すること、そして眠っていた第六感が目覚める場所になってほしいという思いからです。予想を超えて多くのお客様が足を運んでくださいました。
キャンプ場もプレオープンを済ませ、この春、本格的に稼働しますが、さらに新しいチャレンジをします!
6Hundred Cafe
6Hundred Camp
カフェから東京を望む(600mm望遠レンズで撮影)
新プロジェクト発動!
物語には続きがあります。
6Hundred cafeがオープンすると不思議な出会いが次々にありました。なぜか初対面なのに身の上の話しをされる方も多く、食べて飲んで終わらない! これには驚きました。自然環境がそうさせる? あるいはスタッフが? 良くわかりません。
ある日、仕事の人間関係で行き詰まっていた男性がカフェに来られました。初めて会うのに、心の内を話され、「ここは不思議な場所ですね。癒されます」と。何度も来られるうちに、ボランティアとなり、とうとう社員になって新しいメンバー誕生!
人手が増えたので、新しいチャレンジをやろう! 癒しの空間を創ろう!ということで
カフェのある大野地区からほど近い大附地区(標高300m)に「1日1グループ限定 ラウンジ付きプライベートキャンプ場」を作ります。
(農地転用許可を得るため、公開が遅れましたが、ようやく認められ前に進められます)
練馬ICからわずか50分の距離ながら、大自然に触れることができます。
紺碧の空、小鳥たちの愛らしいさえずり、澄んだ空気、人の温かさ、街中では触れられないものが此処にはあります。現地から1.5km(車で5分)の弓立山山頂からは、東京・埼玉を見渡せる大パノラマが広がります。また周辺の古民家やミカン園、いこいの里大附そば道場、ゴルフ場は徒歩圏内です。
「楽し~~」作業
誰も見向きしない傾いた廃屋。でも古いからこそ醸し出せる味があります。捨てられたようなものも、再び光を放つことができる。ラウンジとするこの建屋も同様です。
何より嬉しいのは、行き詰まっていた新メンバーが、毎日「楽し~~」と叫びながら仕事をしていること。
「ここに来たら元気出ますよ! ぼくがそうだから」と彼は顔を輝かせて語ります。
都心からの逃避行!
隠れ家感覚の貸し切りキャンプ場で存分に癒されていただきたい。
都会の喧騒を離れて、耳を済ませてみてください。きっと眠っていたものが蘇り、力が湧いてきます。
6Hundredcafe & camp 利用者のお客様から「少人数でも貸し切りできるキャンプ場ってないの?」という声がかなりありました。カフェはわんちゃん連れのお客様も多く、愛犬と気兼ねなくキャンプしたいとの声も。
1日1グループの貸し切りにすることで、他を気にすることなくキャンプを楽しめますし、撮影やさまざまなイベントにも利用可能です。もちろん一人で、大自然と対話することも素晴らしい!
現在の準備状況
建屋(ラウンジ)・・床や天井を取り外し、キャンプ場側の壁を抜いて大きな窓を付けました。建屋の傾きを修正、コンクリート基礎にアンカーボルトで補強済み。
今後、小上がり、玄関ドアやオリジナルの照明器具、ウォッシュレットトイレ、シャワールーム、キッチンなどを設置します。
建屋内に床を貼らず、土を入れて土間にします(6畳の小上りは床があります)。土間には専用のヒノキ材の囲炉裏を用意。雨の日の利用価値も高めます。
キャンプ場・・農地転用の手続きを進めています。テントサイトは170坪ほど。1グループ(最大15名程度)には十分な広さです。
また建屋のキャンプ場側に30㎡のウッドデッキを作ります。
スケジュール
6月中旬 クラウドファンディングスタート
令和6年9月 新キャンプ場「3Hundred Camp(仮称)」オープン
令和6年8月 リターン発送開始
資金の使い道
ウォッシュレットトイレ、シャワールーム、キッチン新設
ウッドデッキ新設
Wi-Fi設備新設など
最後に
人間に寄り添うように存在する自然の素晴らしさを教えてくれたときがわ町。声もないのに、風がやさしく語りかけてくれます。人は孤独ではない、そう感じさせる「何か」があります。
現地で働くスタッフの一人は、海外留学を終えて帰国したものの日本の社会になかなか馴染めず、うつ病に。ところが山の生活を通し、すっかり元気に。その後、仕事を辞めて飛び込んできた若者は、カフェのテラスで結婚式を挙げました。いちばん新しいスタッフも職場で人間関係に悩んでいるさなかに6Hundred Cafeを訪ねたことから、仲間に加わりました。毎日がワクワクの連続だと言います。
さらに一緒に働きたいという方も数人現れ、ドラマにまさるドラマを見るような思いがしています。働き場所を作るためにも、ぜひこのプロジェクトを成功させて、悩んでいる方たちの居場所を作りたいのです。
カフェで出会う方々が、口々に「リフレッシュできた!」と喜んでくださいます。それは私たちの手柄ではなく、人にあたたかい手を差し出してくれる大自然の力だと思っています。疲れた現代の社会、でも人を助けよう、力を与えようとする力も間違いなく働いています。それを感じられる場所を提供できたら・・。
この体験を少しでも広げたい!元気を回復していただきたい!という思いから、新しいチャレンジをします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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